公益社団法人 日本ゲートボール連合

全国ジュニアゲートボール大会

2014年 ギャラリー 

優勝チームの横顔

●ジュニア男子1部クラス優勝

前回に続いて連覇、3回目の優勝! 出雲西高校 男子(島根)
 

 出雲西高校ゲートボール部の男子チーム。2011年の第16回大会、昨年の第18回大会で「島根」のチーム名で優勝しており、今大会で3回目の優勝、前回に続いて連覇を達成した! 第16回大会で優勝を経験しているOB・勝部幹大さん(写真後列左端)が監督を務めての快挙となった。

「今大会前には、毎年恒例となっている、ジュニアの強豪・大垣ジュニアとの合同合宿を行って調整を図りました。決勝では、その大垣ジュニアと対戦できたのが何よりもうれしかったです」

●ジュニア女子1部クラス優勝

第16回大会に続き、男子チームとダブル優勝を果たす! 出雲西高校 女子(島根)
 

 出雲西高校ゲートボール部の女子チームで、2006年の第11回大会から9年連続で出場し、第16回大会では男子チームとともに初優勝。前々回、前回とも第3位だったが、みごと女王の座に返り咲いた。

「今大会まで、とにかく距離感を中心に、基本の打撃練習を繰り返して密度の濃い練習ができたことが勝因だと思います。とくに、今年度入部したばかりの1年生メンバーが、先輩たちのつなぎ役としてよくがんばってくれました」(松本尚幸監督)

●ジュニア2部クラス優勝

因縁のライバルを倒して2回目の優勝! 黒田庄エンジェルズ(兵庫)
 

 今クラスでは、2006年の第11回大会で初優勝している強豪チームだが、第15回大会から4年連続第3位と、ベスト4の壁を突破できなかった。その大きな壁となっていたのは、決勝の相手となったライバル・久慈来内ジュニア(岩手)の存在。前回は準決勝で対戦して敗退し、今大会でも予選リーグ戦で当たり敗退。決勝でようやく因縁の相手を倒すことができた。

「今大会では、毎試合ごとにMVP選手が登場し、活躍してくれました。チームワークの勝利です!」(福井 翔主将・12歳、写真左端)

注目チーム紹介

平均年齢9.71歳の最年少チーム わいわいクラブB(鹿児島)
 

 学童活動でゲートボールをはじめた小学生チームで、ゲートボール歴2~3年の選手が揃う。お兄さんチームのわいわいクラブAは前回、2部クラスで準優勝。それもそのはず、アジアチャンピオンのフレンドスポーツクラブと一緒に練習を行い、同じ練習課題をこなしているからだ。今大会、最年少のBチームも予選突破を目指す。

「合わせダマが決まったときは気持ちいいし、勝ったときはもっと気持ちいい」(メンバー)

最年少7歳! さがみっ子(神奈川) 山本大地選手
 

 お兄ちゃんの太陽選手(10歳)とともに出場。お兄ちゃんに触発され、「僕もやりたい!」と昨年6月からプレーをはじめた。「さがみっ子」は13年も続く伝統のジュニアチーム。今大会を目標にして、毎週土・日曜日に練習をしている。

初出場! 浜田小学校(茨城)
 

 今年4月から、授業の一環としてゲートボールをスタートした水戸市立浜田小学校の生徒によるチーム。水戸市ゲートボール連合会が、市内の小中学校にゲートボールを普及しようと訪問した結果、校長先生はじめ、父兄の理解も得て、月2回のゲートボール授業が実現した。さらに、6年生メンバーは卒業後、水戸市立第三中学校ゲートボール部に入部予定。さらに、来年は水戸市スポーツ少年団を結成予定で、3~4年後のジュニア日本一を目指している。

こちらも初出場! 二戸中央小学校(岩手)
 

 地域の子どもたちの見守り活動などを行っていた二戸市の老人クラブが、二戸市立中央小学校の校長先生に提案して、今年5月からゲートボール教室がスタート! 以来、週1回、地域の室内ゲートボール場で14名が参加してゲートボール教室が行われている。今大会には、女子選抜メンバーで初挑戦!

「第1ゲートはプレッシャーがかかるけど、タッチは楽しい!」(メンバー)

指定校チーム紹介

 公益財団法人日本ゲートボール連合では、中学校、高校でのゲートボール普及活動を支援する「指定校事業」を行っています。そこで、今大会に出場している指定校チームの皆さんを紹介!

初出場で決勝トーナメント戦進出! 帯広大谷高校(北海道)

 前回から出場している「白樺学園」が近隣にあり、ボランティア部が中心となってゲートボールを行っていたことをきっかけに、同じボランティア部の有志6名が集まり、今年5月から練習を開始した。練習では、ゲートボール担当教諭が生徒の打撃をデータ解析して打順や作戦を決め、生徒自身も自分の成長をデータで確認しながら、技術練習をメインに行ってきた。その成果が現れ、初出場にしてみごと決勝トーナメント戦進出を決めた。
「全員が2年生メンバーなので、今後は1年生を勧誘して人数を増やし、ゲートボール愛好会への昇格を目指しています。そして将来的には、自分が作戦を指示しなくても、生徒1人ひとりが自分で考えて打撃できるようになりたいと考えています」(ゲートボール担当教諭)

クラーク4校目の男女とも初出場! 秋田クラーク高等学院、秋田クラーク女子(秋田) 
 

 全国各地にキャンパスがあるクラーク記念国際高校からは、いままでに神奈川(横浜、青葉キャンパス)、広島キャンパスからゲートボール部が出場していたが、今回新たに秋田キャンパスが加わり、男子チームの秋田クラーク高等学院と、女子チームの秋田クラーク女子が初出場。秋田県ゲートボール協会の働きかけにより「指定校」となり、昨年度後半にゲートボール部を創設。以来、男女10名の部員により、地域のゲートボール愛好者の指導を受けながら練習してきた。

「練習を重ねていくうちに、徐々に生徒たちはやる気を見せ、最近では自主的に練習するようになりました。ゲートボール、そして今大会を通して、自信をつけて成長したように感じます」(ゲートボール部担当教諭)

今年度、ゲートボール部に昇格! 白樺学園男子、女子(北海道) 
 

 ゲートボール発祥の地・芽室町から、女子チームは前回に続いて2回目の出場。男子チームは初出場。今年度、ゲートボール部に昇格し、男女あわせて10名で活動中。週2回、火曜日と木曜日の放課後に、地域のゲートボール愛好者の指導を得ながら練習をしている。

「今大会は、男女とも目標の1勝を達成できました。今後は礼儀作法(マナー)とチームワークを高めて、来年は予選突破をねらいたいと思います」(ゲートボール部担当教諭)

今年4月に誕生した千葉県立清水高等学校ゲートボール同好会 清水ルドルフ(千葉)
 

 今年度から新しく指定校になったばかりの千葉県立清水高等学校ゲートボール同好会は、地域との交流を目的に、元奇術部の2年生メンバーが中心となって設立。第2・4土曜日午後に、地域のゲートボール愛好者とともに練習をしている。

「ゲートボールは高齢者のスポーツと思っていましたが、今大会にきて、同世代から6歳の子どもまでプレーしていることに驚きました。まずは1勝を目指します」(メンバー)

「練習でも、なかなか全員が揃うことができなかったので、本日、やっとスタートラインに立てたという気持ちでいっぱいです」(ゲートボール同好会担当教諭)

有名スポーツ校から最多の4チームが出場 青森山田A、B、C、D(青森)
 

 卓球の福原 愛選手やテニスの錦織圭選手らが卒業生にいる有名スポーツ校・青森山田高校が、、2年連続出場。今大会は、男子3チーム(A~C)、女子1チーム(D)の計4チームが出場。

女子チームは前回初出場にしてベスト8。一方の男子チームは予選敗退で雪辱に燃えている。毎週平日1回と、土曜日午後に練習しており、とくに夏休みに入ってからは地域のゲートボール協会の協力を得て集中特訓してきた。

 今年4月に入部したばかりの1年生の女子4人は、「はじめての全国大会で緊張しています。みんなの足を引っ張らないようにがんばります」と語っていた。

3年連続出場! 蔵王高等学校A、B(宮城)
 

 男子チーム(A)と女子チーム(B)の計2チームが出場。学校がある蔵王町は、2012年の「ねんりんピック宮城」のゲートボール会場となったことを機にゲートボール普及に力を入れており、同校のゲートボール同好会も創設された。他の部活兼部しているメンバーが多いが、夏休みに入ってから練習に励んできた。前回は、女子チームは決勝トーナメント1回戦に進出、男子チームは予選敗退だったが、今大会はそれよりも上位を目指している。

「ゲート通過や距離感などゲートボールは思うよりも難しいです」(メンバー)

開会式

全国から、両大会あわせて計108チーム・748人の選手が一堂に会した

開催地の埼玉県選手による選手宣誓。左から、長尾拓馬選手(埼玉かわせみ、18歳)、伊藤ラファエル選手(富士見、14歳)、風間大輝選手(富士見、14歳)

開会式のあいさつで参加チームにエールを送る、小野清子大会会長

来賓の熊谷市教育委員会教育長の野原 晃氏による「日本一、熱い(!)熊谷市」をアピールするご祝辞

元文部科学大臣でゲートボール振興議員連盟幹事長を務める参議院議員・小坂憲次氏は「暑さに負けない試合を!」とあいさつ

前日会場の模様

 いよいよ明日8月6日(水)~7日(木)、「内閣総理大臣杯第31回全日本世代交流ゲートボール大会」と「第19回全国ジュニアゲートボール大会」を埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場(天然芝コート)で同時開催します。

 「内閣総理大臣杯第31回全日本世代交流ゲートボール大会」は、15歳未満・15歳以上65歳未満・65歳以上の3世代でチーム(5名以上8名以下)を編成し、各世代の選手が連繋して競技するもので、ゲートボールの特徴を一番実感できる大会と言えます。とくに、今回の最年少は6歳、最年長は92歳の選手と幅広い年齢層の選手たちが出場します。

 「第19回全国ジュニアゲートボール大会」は、15歳以上18歳未満の男子・女子、6歳以上15歳未満(男女混合)という3つのクラスに分け、それぞれのクラスで優勝をかけて熱い戦いが繰り広げられます。今大会も7歳から18歳までのジュニア選手たちが様々なドラマを見せてくれることでしょう。

 前日の会場では、ただいまコートを設営中。天然芝コートは、毛足が短いもののややボールの転がりが重そうな印象です。

 会場隣の補助陸上競技場では、早くも出場チームが熱心に公開練習に取り組んでいました。 本日の熊谷市の気温は37度。明日も高温が予想されるため、明日の会場には冷風機が用意され、選手控所も冷房完備の屋内に用意されます。また、両日とも、参加チームの皆さん全員に飲料水を無料配布予定するほか、会場外には自動販売機や飲料店も出店予定です。参加選手をはじめ、観戦者、スタッフ、プレス関係者などの皆さんは水分補給をしっかりして熱中症には十分に気をつけてください。

会場の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

前日の会場ではコートを設営中。現在は公開練習が行われている

会場の天然芝コートは、毛足は短いものの、ややボールの転がりが重い印象

選手控所の前には冷風機が用意されている

会場隣の補助陸上競技場には出場チームが続々と集まり、公開練習が行われていた

例年、両大会が行われていた「くまがやドーム」は雪害のため、現在はこのような姿に……

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