公益社団法人 日本ゲートボール連合

全国ジュニアゲートボール大会

2016年 ギャラリー 

優勝チームの横顔

ジュニア男子1部クラス優勝 もんちゃんず(岩手)

2部クラスで活躍していたメンバーで新チームを結成し、初出場・初優勝!
 

ジュニア2部クラスで入賞経験も持つ『もりおか木曜クラブ』と『久慈来内ジュニア』で活躍していた選手が高校生(ジュニア男子1部クラス)となり、今年に入って新たに結成したチーム。決勝戦では、後半に第3ゲートでの通過タッチから相手ボールを一掃するスーパープレーが飛び出して相手チームを18-10と突き放し、初出場・初優勝を決めました。
「初出場ですが、最初から優勝をねらっていました。メンバーのゲートボール歴は7年ほどですが、新しいチームなので、週1回の練習を通して、ミスが出たらカバーし合うなどチームの連携力を養ってきました。決勝戦では、スーパープレーも飛び出して最高です。来年もこのメンバーで2連覇を目指します!」

ジュニア女子1部クラス優勝 作新クラブ(栃木)

練習は裏切らない! 2連覇達成、通算6回目の優勝!
 

作新学院高校ゲートボール部の女子チームで、2008年の第13回から第15回大会までV3、第17回大会V、そして昨年の第20回大会も優勝という成績を誇る伝統校。2~3年生による選抜チームでチャレンジした今大会は、決勝戦、中盤に自チームに有利なボール配置を形成すると、そのまま危なげのない試合運びで勝利し、2連覇を達成、部として通算6回目の優勝を決めました。メンバー中4人が前回優勝の経験者。今大会での2連覇を目指し、昨年の優勝後から1年間、平日の放課後に3時間、土曜日は午後、日曜日は一日中とほぼ毎日、距離感やタッチの基本練習を中心に練習に励んできました。メンバーの腕に書かれた「絶対できる。悔いなくやる」などの文字からも今大会に賭ける意気込みが感じられます。
 優勝が決まった瞬間、メンバー全員は大泣き。「2連覇ができたのは、豊富な練習と、声を掛け合ってプレーできたチームワークの成果だと思います。練習などに協力してくれた諸先輩方に恩返しができました」

ジュニア2部クラス優勝 大垣ジュニア(岐阜)

先行逃げ切りでV2、通算3回目の優勝! 大垣ジュニア(岐阜)
 

今クラス19回目の出場を誇る本大会常連の強豪チームで、2007年の第12回大会で初優勝、そして昨年の第20回大会でも優勝を経験しています。今大会は、前回に続き、本大会で優勝を経験している大垣ジュニアOBの島田龍明さんが監督を務め、ゲートボール歴6年ほどのメンバーたちを好リード。決勝戦では、1巡目から全5球が第1ゲートを通過するという先行逃げ切りの戦法で得点量産の陣形をつくり、16-7と快勝し、前回に続いてのV2、通算3回目の優勝をなし遂げました。
「前回の優勝は天然芝コートで運に助けられた部分もありました。でも、今大会は人工芝ということで実力が試されるというプレッシャーがありました。そこで週4回、大垣ジュニアOBの先輩や指導者の方々と一緒に練習を重ねてきました。大会では、監督の作戦指示に忠実にプレーできたことと、ミスが少なかったことが勝因です。今大会でジュニア2部クラスは卒業となるので、最後に優勝することができて、本当にうれしいです」

注目チーム紹介

全校生徒21名の小さな学校から初出場!
ジュニア2部クラス 亀山中(千葉)

 

 君津市立亀山中学校の1年生男女5名、2年生3名によるチーム。亀山中は、山と湖に囲まれた自然豊かな環境にある全校生徒21名の学校で、昨年度から月1~2回、地元ゲートボール協会の指導を受けながらゲートボールに親しんでいます。今大会に向けて、夏休みに入ってからは指導者とともに試合形式の集中特訓を重ねてきました。
「山間部の小さな学校なので、様々な体験や交流の機会を増やしたい、様々なスポーツに触れてほしいという思いで、ゲートボールをはじめました。今大会でも、様々な体験を通して視野を広げてくれたらと願っています」(校長先生・後列左から2人目)
「最初はお年寄りのスポーツと思っていて、あまり乗り気じゃなかったけど、実際にやってみたら、ねらったところにボールがいったら楽しいし、面白い競技だと思いました。最初の試合は緊張したけど、ゲートを通ったらうれしくて、緊張も忘れてしまいました。まずは1勝が目標です」(選手)

初心者メンバーが集中特訓を受けて初出場
ジュニア男子1部クラス 倉岳エビス&ジュニア女子1部クラス 倉岳マリーン(熊本)

 

 背には天草最高峰である倉岳、そして眼前には御所浦諸島の浮かぶ八代海が広がる熊本県立天草高等学校倉岳分校から出場の男女各1チーム。同校では23年前から、倉岳町老人クラブ連合会と年1回のゲートボール交流会を続けてきたことから、今年度よりゲートボール活動に対しての支援を日本ゲートボール連合から受けることになり、本大会への初出場を決めました。全校生徒69名の中から、野球、バドミントン、バスケットボール、バレーボールなどの各部で活動している体育系選手が中心となり、基本の打ち方から手取り足取りの集中特訓を受けて今大会に臨みましたが、なんと男女とも初試合で勝利するという快挙!
「参加選手の中には離島から通っている生徒が3名もいることもあり、なかなか練習できなかったのに勝ててうれしいです。小さな学校なので、これからも地域に根差した活動の一環としてゲートボール交流会を続けていきたいです。また、今大会での経験を通して、学校や地域にゲートボールの輪が広がっていけたらと思っています」(担当教諭)

最年少6歳を含む平均年齢8.4歳の最年少チーム
ジュニア2部クラス E・フォース クリアンサス(三重)

 

 今大会最年少6歳の下村将大くん(写真左端)を含む、平均年齢8.4歳の最年少チームで、クリアンサスはポルトガル語で「子どもたち」を意味します。昨年の全国選抜ゲートボール大会で8強入りした「E・フォース」のメンバーの子どもたちが中心になり、昨年9月に結成。現在、幼稚園年長~高校2年の9人が週1回、練習に励んでいます。今年5月の県予選で第2位になり、今大会への初出場を決めました。
「今大会は、しっかり強豪チームに当たり、なかなか勝てませんが、試合前のあいさつ、試合中はコートに入らない、最後まで試合に集中して遊ばないなどの決めごとを達成できたので満足です。地域のおじいちゃんおばあちゃんに応援されてこそのチームですから、マナーに関してはきちんとできるようにしたいですね」(下村一成監督)

約20年の伝統を誇る老舗ゲートボールクラブが初出場
ジュニア2部クラス 岡崎ジュニア(愛知)

 

 岡崎市立竜谷小学校ゲートボールクラブのメンバーに、卒業生の中学1年生が合体したチーム。竜谷小学校ゲートボールクラブは地域交流を目的として約20年前に発足。以来、地元指導者から教えを受けながら月1回の活動のほか、夏休みには校外で週2~3回の練習、さらに市の大会に年1回出場しています。今年度はやる気に溢れるメンバーが揃い、子どもたちから「全国大会に行ってみたい」との声があがり、本大会への初出場が決まりました。
「ゲートを通ったときの達成感が楽しい。今大会は負けてばかりで、相手チームが強いということもあるけど、自分たちが練習不足ということがよくわかりました。なんとか1勝したいです」(選手)

開会式

本日7月30日(土)、ついに「第21回全国ジュニアゲートボール大会」が埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園 彩の国くまがやドームで開幕し、全国から60チーム・426名(3クラス合計)が開会式に臨みました。

小野清子大会会長は、「ジュニア選手の皆さんの元気はつらつとしたプレーを期待しています」と選手たちを激励しました。

土屋品子大会副会長(埼玉県ゲートボール連盟会長)は、「ゲートボールは子どもから高齢者まで一緒に楽しめるスポーツ。ジュニア選手の皆さんもぜひお友だちに紹介して、ゲートボール大使として、この素晴らしいスポーツを広めていってほしい」とあいさつしました。

来賓祝辞として、熊谷市長の富岡 清氏は、「一昨年の雪害で使用できなくなっていたくまがやドームも、修繕とともに人工芝の張り替えも行われ、一新しました。この良いコンディションの中で、日頃の練習の成果を力いっぱい発揮してください」と選手たちにエールを送りました。

開催地の埼玉県代表として、3選手が元気いっぱいの選手宣誓を披露しました。左から、埼玉・西小・熊谷の船田颯一朗選手(11歳)と風間菜那選手(10歳)、朝霞高校の坂本実優選手(15歳)。

開会式後、前回優勝チームへの優勝杯レプリカの贈呈式が行われました。左から、小野大会会長、ジュニア2部クラスの大垣ジュニア(岐阜)、ジュニア女子1部クラス優勝の作新クラブ(栃木)、ジュニア男子1部クラス優勝の出雲西高校A(島根)の各代表者の皆さん。

組み合わせ抽選会の模様

いよいよ明日7月30日(土)・31日(日)から埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園 彩の国くまがやドームで「第21回全国ジュニアゲートボール大会」を開幕します。

 本大会は、ジュニア男子1部クラス(15歳以上18歳未満の男子)、ジュニア女子1部クラス(15歳以上18歳未満の女子)、ジュニア2部クラス(6歳以上15歳未満とし、性別は問わない)
の3クラス制で実施します。

 前日の会場では、リーグ戦の組み合わせ抽選会が開催され、チームの代表者が抽選カードを引くたびに、会場にどよめきが起きる場面も見られました!

また、会場では、出場チームが熱心に公開練習に取り組んでいました。

 2014年の大雪による被害から修繕され、今年新装となった彩の国くまがやドームに設営された人工芝コートは、以前よりややボールの転がりが重くなった分、「ボールが止まるので打ちやすい。スパーク打撃ミスの心配もなさそう」と選手たちには上々の評判でした。

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