公益社団法人 日本ゲートボール連合

全国ジュニアゲートボール大会

2018年 ギャラリー 

入賞チームの横顔(ジュニア男子1部クラス)

優勝 小松島ネクサス(徳島)
男子1部クラス初登場でいきなりのV

 全日本世代交流大会3回優勝などで有名な強豪・小松島のジュニアチーム。前回までは、小松島ジュニアとして2部クラスに出場し、前回予選敗退、2016年ベスト16。今回、男子1部クラスに初出場し、いきなりの栄冠となった。決勝では、序盤から有利なボール配置で相手を圧倒し、そのまま押し切った。
「この1年間、ほぼ毎日、先輩やシニアメンバーとみっちり練習をしてきた成果です。みんな頭はよくないけど(笑)、プレーは素晴らしかった。みんなの力で優勝することができました。今年10月の全日本選手権大会にも徳島県代表として出場予定なので、この勢いでがんばりたいです」

 

準優勝 黒田庄ジュニア(兵庫)
常連チームが14年ぶりの準決勝

 男子1部クラスには19回目の出場で、第8&10回大会優勝、第4&9回大会準優勝、今大会で14年ぶりに準優勝に返り咲いた。メンバーのうち3名は2部クラス時代に黒田庄エンジェルズで優勝を経験しているが、あとの2名はプレーをはじめて3カ月、そして2年というビギナー選手。
「毎週月・水・金曜日に1時間、ナイター練習で集中特訓してきました。最後の決勝は残念だったけれど、ここまで来られたのはチーム一丸となってがんばることができたから。前に優勝した第1期の先輩たちが決勝の生中継を見ていてくれたらしく、試合後すぐにLINEで祝福メッセージが届いて、うれしかったです」

第3位 青森山田D(青森)

第3位 大垣ジュニアA(岐阜)

入賞チームの横顔(女子1部クラス)

優勝 作新クラブ(栃木)
同点決勝に及んだ激戦の決勝を制して7回目の優勝!

 作新学院高校ゲートボール部の1〜3年生で結成したチーム。前回第3位の悔しさをバネに、1年間、平日はほぼ毎日放課後に練習、さらに地元の大会や遠征先で腕を磨いてきた。準決勝、前回敗退した青森山田Aとの対戦では、終盤にミラクルプレーが飛び出して逆転勝利。決勝は、リーグ戦で一方的な試合で負けた朝霞高校A(埼玉)との再戦となり、一進一退の攻防は最後まで続き、本大会決勝初の同点決勝にまでもつれた結果、7回目の優勝を決めた。試合後、抱き合い、大泣きするメンバーのもとに多くのOB・OGが駆け寄り、健闘を称えていた。
「リーグ戦から苦しい接戦が続きましたが、基本に忠実な練習を重ねてきたこと、そして最後まで諦めないという強い気持ちで自信を持ってプレーできたことが勝因です」

準優勝 朝霞高校A(埼玉)
3年生メンバーが最後に射止めた最高の銀メダル

 県立朝霞高校ゲートボール同好会の3年生チーム。1年時から出場するも前回、前々回ともリーグ戦敗退。卒業前の最後となる今大会に向けて、ほぼ毎日練習に励み、オープン大会で地力を付けてきた。最後の同点決勝では第1ゲート通過ならず倒れ込むメンバーの肩を抱き、全員、大粒の涙を流しながら、最後には笑顔でお互いの健闘を称え合った。
「優勝には手が届かなかったけれど、目標のトーナメント戦にも進めたし、準決勝は負け試合だったのに奇跡のタッチ通過で逆転勝利できたし、決勝は同点決勝までいけて良い試合ができたので悔いはないです」

第3位 青森山田A(青森)

第3位 Iwate Ms.KMN(岩手)

入賞チームの横顔(2部クラス)

優勝 山科中学フェニックス(京都)
2部クラス最後の夏に初優勝!

 京都市山科区で小学2年生のときからプレーを続けている中学3年生を主体としたチームで、前回ベスト8。決勝では、2巡目の通過タッチを機に有利な展開に持ち込むと、そのまま大差で相手チームを破り、初優勝を飾った。
「ふだんは毎週土曜日、夏休みに入ってからは集中練習をして今大会に臨みました。今大会が2部クラス卒業となるメンバーが多かったので、ぜひとも優勝したかった。苦しいゲームが続きましたが、本当に選手たちはよくやったと思います」(森 勝美監督)

準優勝 マチルダ(北海道)
ゲートボール発祥の地から出場のチームが2年連続の準優勝

 ゲートボール発祥の地・芽室町のジュニアチームで、チーム名は町で生産している馬鈴薯の品種から名付けた。前回準優勝、第18回大会第3位の実績を持つ。夏は週2回、冬は週1回、今大会の会場と似た感触の屋内人工芝コートで練習している。
「前回に続いての準優勝で決勝の壁は厚いです。決勝までは試合の要所でプレーを決めることができていましたが、決勝ではミスを連発してしまったのが敗因です。前回も今回も決勝で負けた相手は赤いユニフォームのチームで、すっかり赤い服が苦手になってしまいました(笑)。来年こそは優勝を目指します」

 

第3位 久慈来内ジュニア(岩手)

第3位 久慈来内小学校(岩手)

注目チーム紹介

城ノ内高校(徳島)
強豪・小松島のメンバーが教諭を務める高校に働きかけて結成

 全日本世代交流大会など全国大会優勝多数の強豪・小松島のメンバーで、県立城ノ内高校の教諭でもある武田史三監督が生徒たちに働きかけ、日本ゲートボール連合から用具支援を受けて今年5月に結成したチーム。週2〜3回、ベテランの小松島メンバーと一緒に練習を重ねてきた。
「私自身、全国大会で作戦を采配するのははじめてなので緊張していますが、今大会を通して生徒たちにゲートボールの楽しさをさらに感じてもらえたらと思っています」と武田監督。
「今大会に参加して、同世代がこんなにたくさん楽しそうに盛り上がっているのを見てビックリしました」というメンバーたちの目標はまずは1勝! その目標を早々に達成したメンバーたちだった。

三つ子兄弟が前回に続いて再挑戦!
高岡市ゲートボールクラブ福岡(富山)

 中学1年生の島崎煌平・椋平・翔平くんの三つ子選手が在籍するチーム。次男の椋平選手が小学校4年生のときに学校のクラブ活動でゲートボールを体験したことをきっかけに、三男の翔平選手、長男の煌平選手もプレーを始めた。
 前回、オール小学6年生のメンバーで初出場するも全敗。その悔しさをバネに、中学生となった今年も他の部活動と並行して、週3回のナイター練習を続けてきた。
「中学生となったメンバーに今後もゲートボールを続けてもらえるように、いま地域で父兄を巻き込んだクラブを構想中です。そのためにも、今回はぜひとも念願の1勝をしたいですね」(升井義眞監督)

長男の煌平(こうへい)選手

次男の椋平(りょうへい)選手

三男の翔平(しょうへい)選手

平均年齢7.5歳の最年少チーム
わいわい2(鹿児島)

 メンバーは小学2〜4年生で、ゲートボール歴1カ月〜10カ月という初心者チーム。子どもたちを保育園時代から知る保育士の堂森サトミ監督が声をかけ、ゲートボールを始めた。実は、堂森監督は強豪・フレンドスポーツクラブのメンバー。子どもたちは毎週日曜日、強豪選手たちに基本から教えてもらい、今大会への出場を果たした。いまはまだ「勝ったときがうれしい」「相手のボールをスパークで出すときが楽しい」と無邪気に笑う子どもたちだが、2〜3年後の全国制覇を目指している。

日本ゲートボール連合から用具支援を受けて初出場
平田サポートクラブ(島根)

 メンバーたちは小学校のクラブ活動でゲートボールをはじめ、放課後児童クラブでも週1回のプレーを楽しんできた。「もっと本格的に競技に取り組みたい」という彼らの声に応えて、昨年10月、出雲市ゲートボール協会が平田GBサポータークラブを発足。日本ゲートボール連合から用具支援を受け、毎週土・日曜日に集中練習を重ねてきた。
「初出場なので、今大会は子どもたちに経験を積んでもらうのが目標。そして2〜3年後の優勝を目指します」(岡光信監督)

父兄や市職員など大応援団を引き連れての初出場
牧ジュニア(新潟)

 上越市立牧小学校でゲートボールのクラブ活動がはじまったのは10年前、さらに7年前からは公民館事業として、市のバックアップを受けながら地域でもゲートボール活動が行われ、牧ゲートボール愛好会のシニアが指導を担当している。
 現在は、12名の小学生メンバーが在籍。昨年の市ジュニア大会には2チームが出場して優勝と準優勝を勝ち取り、その実績から今大会への初出場を射止めた。今大会には父兄や市職員など15名も参加。「仲間と協力してプレーするのが楽しい」という子どもたちに大声援を送っていた。その声援に応え、念願の1勝をあげ、大喜びのメンバーたちだった。

初出場だけど、目指すは優勝!
小山G.B.C(長野)

 須坂市立小山小学校ゲートボールクラブに所属する5・6年生によるチーム。同クラブは16年ほど前から続いている伝統あるクラブ。昨年11月の県予選大会で第3位に入り、本大会初出場を決めてからは、週1回のクラブ活動のほかに、始業前の早朝7時半からの朝練で腕を磨いてきた。
「ゲートボールは、名前が知られている強いチームにも勝てる可能性があるところが面白い」という子どもたちは、ふだんは土コートで練習しているため、人工芝コートははじめて。人工芝は滑るため、会場に来てから新しくシューズを購入したという気合いが入ったメンバーも。「初出場だけど、目標はズバリ優勝です!」

 

開会式の模様

本日7月28日(土)、ついに「第23回全国ジュニアゲートボール大会」が開幕。全国から77チーム、500名を超えるジュニア選手が会場の彩の国くまがやドームで開会式に臨んだ

来賓祝辞として、熊谷市長の富岡 清氏は、「大会5日前に41.1度という国内最高気温を記録した熊谷市にお越しいただき、心より歓迎申し上げます。本日は台風の影響で涼しくなり、良かったです。選手の皆さんにおかれましては優勝を目指すとともに、友情の輪を広げていただけたらと思います」と選手たちにエールを送った

「今大会では、若い力を発揮して、ふだんの練習の成果をぶつけてください」とあいさつをする椎川 忍大会会長(公益財団法人日本ゲートボール連合会長)

開催地の埼玉県代表として、朝霞高校Aと埼玉県熊谷西小学校の6選手が息の合った選手宣誓を披露。左から、大木勇聖(10歳)、横田亜加音(17歳)、小渕心翔(10歳)、米本さくら(17歳)、吉田菱馬(10歳)、坂本実優(17歳)の各選手

組み合わせ抽選会&公開練習の模様

 大会前日、会場の熊谷スポーツ文化公園 彩の国くまがやドームでは、リーグ戦の組み合わせ抽選会が行われました。チームの代表者が抽選カードを引くたびに、会場にはため息やどよめきが起きていました。
 リーグ戦の組み合わせは、確定次第、当ウェブサイトに掲載します。

両手を合わせて拝みながら抽選カードを引く選手

制服姿で抽選に臨む女子高生選手

 また、会場では、出場チームが熱心に公開練習に取り組んでいました。
 2016年に新装された会場の人工芝コートは、年々ボールの転がりが少しずつ遅くなっており、しっかり打てる印象です。

本日の熊谷市の気温は28度、例年に比べて過ごしやすいドーム内

スパーク打撃もしっかり打てそうな人工芝コート

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