公益社団法人 日本ゲートボール連合

内閣総理大臣杯 全日本世代交流ゲートボール大会

2013年 競技結果 

入賞チーム一覧

優勝 フレンドスポーツB(鹿児島県)
準優勝 大阪みどり(大阪府)
第3位 朝霞リンクス(埼玉県)
第3位 萬燈組(愛知県)
文部科学大臣賞 朝霞リンクス(埼玉県)

トーナメント戦の結果

リーグ戦の結果

決勝戦を再現

レジャーチャンネルで9月15日(日)午前6時から放送。この球譜と一緒にテレビ観戦を!

 今週末の9月15日(日)午前6~7時、CS放送「スカパー!」および全国のケーブルテレビ局で放送しているレジャーチャンネルのゲートボール専門番組『スーパーゲートボール』で、去る8月4日(日)に埼玉県熊谷市の彩の国くまがやドーム(人工芝コート)で開催された第30回全日本世代交流ゲートボール大会の決勝戦の模様が放送されます。

 下記に紹介するゲームの経過「球譜」と合わせて、ぜひご覧ください!

 なお、『スーパーゲートボール』の9月の番組表は、下記をクリックしてご覧ください。

『スーパーゲートボール』9月番組表 

※文中の略語は下記の通り。

1G=第1ゲート 2G=第2ゲート 3G=第3ゲート GP=ゴールポール PT=通過タッチ TP=タッチ通過 LT=ロングタッチ ST=スライドタッチ WT=ダブルタッチ TT=トリプルタッチ OB=アウトボール

決勝戦 大阪みどり(大阪) VSフレンドスポーツB(鹿児島)

※各打撃表の略語は次の通り。
巡=巡目の主たるプレー 
打数=自球の打撃とスパーク打撃の回数 
得点=ゲート通過の得点 
打点=他球のゲート通過と上がりの得点 
移動=インナーフィールド内の移動 
ST=スライドタッチの回数 
JT=ジャンビングタッチの回数 
タッチ=タッチの回数 
タッチ失=タッチミスの回数 
スパ=スパーク打撃の回数 
付け球=付け球の回数 
SOB=スパーク打撃でアウトボールにした回数 
合わせ=合わせ球の成功回数 
合わせ失=合わせ球の失敗回数 
OB打=アウトボールの打ち入れの回数 
PT=通過タッチの回数 
WT=ダブルタッチの回数 
セット=PT、WTをセットした回数 
通過率=ゲート通過と上がりの成功率 
タッチ率=タッチの成功率 

【大阪みどりの打撃表解説】ゲート通過の機会以外は圧倒的にOBの打ち入れ回数が多い。赤9の正村 陽選手を除いて、ほかの選手たちは2回から3回行っており、4人で延べ20回の打撃機会のうち、11回もアウトボールの打ち入れに費やしている。

【フレンドスポーツBの打撃表解説】

大阪みどりとは対照的に打数とタッチの回数が多いうえに、OBの打ち入れ回数が少ない。そして、相手ボールをOBにした数、合わせ球の成功回数も圧倒的に多いことが見てとれる。

【1巡目】

大阪みどりの赤5はボール配置を再構築するが、フレンドスポーツBの白8が一気に形勢逆転!

●赤1=1G通過→2G通過を外して2G左後方に止まる。

○白2=1G通過→2G右前、第2ラインぎわに進む。

●赤3=1G通過→2G通過を外して2G左後方、赤1の手前に止まる。

〇白4=1G通過を見送る。

●赤5=1G通過→約8mの2G通過→赤1にタッチ→赤1を2G右横に送り球をする→赤3にSTするが、スライドした自球がゲート脚に当たる→赤3を赤1の近くに送り球をする→3G左前に進む。

〇白6=1G通過→2G通過を外してゲート右脚に接触して止まる。

●赤7=1G通過→2G通過を外して2G後方、第3コーナー寄りに止まる。

〇白8=1G通過→ゲート左脚に当てて2G通過→赤3にタッチ→赤3を第3コーナー近くにOB→赤1にST→赤1を第3ライン中間地点外にOB→赤7にタッチ→赤7を約14mの赤5に合わせ球をしてともに第4ライン外にOB→3G右前に進む。

●赤9=1G通過→2G通過を外して2G右後方に止まる。

〇白10=1G通過→ゲート左脚に当てて2G左後ろに止まる(図1参照)。

《得点=大阪みどり6-5フレンドスポーツB》

 【解説】大阪みどりの赤1、赤3はともに1G通過に続いて2G通過をねらうが、ゲート左脚に当てて失敗し、2G左後方に止まる。フレンドスポーツBの白2は1Gを通過して2G右前、第2ラインぎわに進む。大阪みどりの赤5は1G通過に続いての2G通過に成功し、赤1、赤3を2G右横に置き直して、3G左前に進む。これで危ないボール配置を再構築したかと思えたが、フレンドスポーツBの白8が1G通過に続いての2G通過に成功し、赤3、赤1をOBとし、次いでタッチした赤7を3G左前の赤5に対して、約14mの合わせ球に成功するという離れ業を見せた。

大阪みどりの島田主将は1G通過に続いての2G通過に成功し、危ないボール配置を再構築するが………。

フレンドスポーツBの曽山主将も1G通過に続いての2G通過に成功し、赤4球をOBにする離れ業を見せて一気に形勢逆転!

【2巡目】

大阪みどりは全球がOBの打ち入れ、フレンドスポーツBは着々と追加点をあげる

●赤1=OB打、第3ラインぎわへの打ち入れに失敗し、再度OB。

〇白2=OB打、第2コーナー近くに打ち入れ。

●赤3=OB打、第3コーナー近く、第3ラインぎわに打ち入れ。

○白4=1G通過→白2にタッチ→白2を3G左後方に送り球をする→約7mの白6にタッチ→白6を2G左前に送り球をする→白10にタッチ→白10を2G右前に送り球をする→2G左後ろに進み、PTをセット。

●赤5=OB打、3G右前、第4ラインぎわに打ち入れ。

〇白6=2G通過→赤9にタッチ→赤9を第3コーナー近くの赤3に合わせ球をするが、赤9のみがOB→白4の近くに進む。

●赤7=OB打、3G右後ろ、第4ラインぎわに打ち入れ。

〇白8=3G通過→白2にST→白2を2G正面に送り球をする→3G左前に進む。

●赤9=OB打、第3コーナー近くに打ち入れ。

〇白10=PT(2G通過と白4にタッチ) →白4を2G真裏に送り球をし、PTをセット→第1打、3G左前に進む→第2打、白8にタッチ→白8を第2コーナー近くに送る→3G通過→赤7にタッチ→赤7を第4コーナー近くにOB→3G右後方、第4ラインぎわに進む(図2参照)。

《得点=大阪みどり6ー10フレンドスポーツB》

【解説】2巡目、大阪みどりは全球がOBのため各ラインぎわへの打ち入れに終始し、一方フレンドスポーツBは悠々とPT1回をからめて5点をあげた。

 

【3巡目】

大阪みどりの赤5は3Gを通過して白8をOB、フレンドスポーツBは次の攻撃に備えて連係する

●赤1=OB打、第3ライン中間地点、ラインぎわに打ち入れ。

〇白2=PT(2G通過と白6にタッチ) →白6を2Gと第2コーナーとの中間地点に送り球をする(競技時間15分経過)→第1打、白4へのSTを外す→第2打、スタートエリア右前に進む。

●赤3=1G右後ろに移動し、赤5の受け球に入る。

〇白4=2G右前に移動。

●赤5=3G通過→赤3にタッチ→赤3を2G後方、赤9の近くに送り球をする→白8にタッチ→白8を白4に合わせ球をするが、白8のみがOB→第3ライン中間地点に進む。

〇白6=3G後方、GP寄りの地点に移動。

●赤7=OB打、赤1の近くに打ち入れ。

〇白8=OB打、3G右後ろ、白10の近くに進む。 

●赤9=赤3にタッチ→赤3を2G右前の白4の近くに送り球をする→2G右後ろに進む。

〇白10=白8にST、第3ライン中間地点に進む→白8を1G左に送り球をする→赤5にタッチ→赤5を赤1に合わせ球をするが、赤5のみがOB(競技時間残り10分)→赤7へのタッチを外して第3ライン外にOB(図3参照)。

《得点=大阪みどり7ー11フレンドスポーツB》

【解説】大阪みどりの赤5が3Gを通過し、フレンドスポーツBの切り札白8をOBにしたが、すぐに白8に打順が回り、大きな影響はない。その白8が3G右後ろの白10の前にST用のつなぎ球として打ち入れる。白10は白8へのSTで第3ライン中間地点まで進み、赤5をOBにするというリベンジをみせた。

【4巡目】

赤3は2Gを通過して白2のLTを外し、白8は合わせ球で赤3、赤1をOB

●赤1=赤7へのSTを外して2Gと第2コーナーとの中間地点に止まる。

〇白2=白8にタッチ→白8をスタートエリア右前に送り球をする→白6へのタッチを外してGPと3Gの間に止まる。

●赤3=白4にタッチ→白4を第3ライン中間地点近くにOB→2G通過→白2へのタッチを外して1G後方に止まる。

〇白4=OB打、3G後方に打ち入れ。

●赤5=OB打、第3ライン中間地点、赤7の近くに打ち入れ、

○白6=白4にタッチ→白4を1G後方、第1ライン中間点近くに送り球をする→白8にタッチ→白8を1G後方、赤3の近くに送り球をする→白2へのタッチを外して第3ライン中間地点近くに止まる。

●赤7=赤5にタッチ→赤5を2G右後ろに送り球をする→白6へのタッチを外して2G右前に止まる。

○白8=赤3にSTして第2コーナー方向に進む→赤3を赤1に合わせ球をして2球とも第2ライン外にOB(競技時間残り5分)→白2へのタッチを外して3G左前に止まる。

●赤9=赤5へのタッチを外して1G後方に止まる。

○白10=OB打、GPと3Gの間、白2の近くに打ち入れ(図4参照)。

《得点=大阪みどり8ー11フレンドスポーツB》

 【解説】大阪みどりの赤3は2Gを通過して白2へのLTを外して1G後方に止まる。フレンドスポーツBの白6は白8を赤3の近くに送り球をするという手堅さを見せ、大詰めを迎える。

【5巡目】

フレンドスポーツBは白2が白10を上げ、白8が白4と自球を上げてゲームセット

●赤1=OB打、2G右前に打ち入れ。

〇白2=白10にタッチ→白10を上げる→第2コーナー近くに進む。

●赤3=OB打、3G左前、白8の近くに打ち入れ。

〇白4=白2にタッチ→白2を赤7に合わせ球をして2球ともに第2ライン外にOB→2G通過→赤5にSTして3G方向に止まる→赤5を2G右前、第2ライン外にOB→赤3にタッチ→赤3を3G右前、第4ライン外にOB→白8にタッチ→白8をGP近くに送り球をする→3G通過→GP近くに進む。

●赤5=OB打、第3ライン中間地点、白6の近くに打ち入れ。

〇白6=自球にヘッドで触れる。

●赤7=OB打、自球にヘッドで触れて、再度OB(図5参照)。

〇白8=(競技時間終了)白4にタッチ→白4を上げる→自球を上げる。ゲームセット

《得点=大阪みどり8ー19フレンドスポーツB》

【解説】フレンドスポーツBは白10、白4、白8と上がり、一気に8点をあげて快勝し、この大会2回目の優勝を飾った。大阪みどりは1巡目の反撃のチャンスがないまま敗れた。

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