2021.03.01
JGU
ゲートボール「想い」伝えるコンテスト 結果発表
日本ゲートボール連合(JGU)では、ゲートボール「想い」伝えるコンテストを2020年12月〜2021年1月に開催しました。
エッセイ、作文(15歳以下)、川柳、写真の4部門に寄せられた作品総数は1,313作品で、その中からこのたび大賞と入賞の計37作品を決定しました。
なお、「想い」溢れる作品が多かったため、大賞は各部門2作品の受賞としました。
受賞された皆さん、おめでとうございます。そして、たくさんのご応募ありがとうございました!
エッセイ部門 大賞(2作品)
エッセイ部門 入賞(11作品)
※各下線をクリックすると「入賞作品」をご覧いただけます。
💎「楽しかったゲートボール」 砂川美智子 さん(富山県・86歳)
💎「ゲートボールへの恩返し」 井内宏隆 さん(徳島県・36歳)
💎「こうしてゲートボールにはまった」 無条件の全肯定 さん(新潟県・63歳)
💎「自分らしくあるために」 中野直美 さん(北海道・43歳)
作文部門(15歳以下) 大賞(2作品)
作文部門(15歳以下) 入賞(3作品)
川柳部門 大賞(2作品)
👑「穏やかな 祖母が一変 勝負師に」
のつこ さん(大分県・37歳)
●受賞のことば
ふだんは穏やかで優しいお地蔵様みたいな祖母ですが、プレイが始まるや否や、誰よりもテキパキと動き、顔つきは一瞬にして女勝負師に。思わず「ばあちゃん……嘘やん!」と叫んでしまった衝撃を作品にしました。
○選評
家の中では穏やかな祖母が、コートでは勝負にこだわるほどにプレイに夢中になっている。そんな祖母をはじめて見たときの驚きと発見が短い句の中に見事に詠まれています。
👑「ゲート幅 俺の時だけ 何故狭い」
杉浦眞 さん(長野県・72歳)
●受賞のことば
今回の句はいつも実感していることなので、すんなり浮かびました。ゲートボールのほか、川柳サークルにも入って活動していますが、両方の趣味がこのような形でコラボして大賞をいただけたことをたいへんうれしく思います。
○選評
第1ゲート通過に失敗し、思わずチェッと舌打ちが出る。ゲートボールをしたことのある人なら誰でも味わったことのある気持ちがユーモラスに表現されています。
川柳部門 入賞(9作品)
💎「行き先は 転がる球に 訊いてくれ」
江戸川散歩 さん(千葉県・69歳)
💎「行かないと チームに流れる 病気説」
角森玲子 さん(島根県・52歳)
💎「ゼッケンを 付ければ背筋 シャンと伸び」
栗田律子 さん(奈良県・81歳)
💎「審判の 問題集に 母のルビ」
桜木美津子 さん(神奈川県・71歳)
💎「聞きとれぬ あちこち指示が ハーモニー」
古家徹男 さん(山梨県・78歳)
💎「10秒前 慣れぬマスクで 深呼吸」
岩井賢一 さん(長野県・73歳)
💎「再婚を 結ぶ技ある ゲートボール」
郷田秋利 さん(滋賀県・78歳)
💎「拡げたい 第一ゲートの 脚の幅」
閑球人 さん(長野県・78歳)
💎「ここへ来い 寝言にまで言い 妻笑う」
岩本勲 さん(福井県・86歳)
写真部門 大賞(2作品)
👑 船木亜貴子 さん
●受賞のことば
結婚式のワンシーンです。ドレスにヒール姿でもロング通過を1回で決める頼りがいのあるチームメイト。どんなときも手を抜かないゲートボール愛を感じる1枚です。そんな大好きな友人と出会い、親友になれたのはゲートボールのおかげです。
○選評
結婚式でゲートボール!? という驚きのインパクトが強い1枚。奥の新郎さんがはっきり映っていたら、ゲートボール大好きカップルということがさらに伝わったはず!
👑 C-Major さん(神奈川県・16歳)
●受賞のことば
もうすぐ新小3になる春、祖父とゲートボールをしたときの写真です。10年前の自分の小ささに少し驚きながら、当時を懐かしく思い出して応募しました。素敵な賞を本当にありがとうございました。
○選評
桜を背景として祖父と孫のほのぼのとした交流が描かれています。2人の微妙な距離感がソーシャルディスタンスはじめ、観る人の想像を無限にかきたてる作品です。
写真部門 入賞(6作品)
💎 政ボー さん(岐阜県・79歳)
💎 髙橋良太 さん(北海道・31歳)
💎 今日こそは さん(神奈川県・80歳)
💎 金作トヨ子 さん(福島県・87歳)
💎 村瀬サト さん(長崎県・94歳)
💎 初心者ブー子 さん(福島県・66歳)