公益社団法人 日本ゲートボール連合

全国高等学校ゲートボール選手権大会

2018年 ギャラリー 

大会レポート

作新学院高等学校(栃木県)が初優勝!

 公益財団法人日本ゲートボール連合主催「第7回全国高等学校ゲートボール選手権大会」を2018年12月8日(土)に埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園 彩の国くまがやドーム(人工芝)で開催した。
 本大会は、同一校に所属する高校生を対象とした学校対抗で、3人制ゲートボール「リレーション-3」を採用。 北は北海道から南は佐賀県まで全国から12校が参加(うち3校が初出場)。
 競技は、2つのグループに分けた6チームリーグ戦を行い、各グループ第1位チーム同士による優勝決定戦、2位チーム同士による第3位決定戦を行い、入賞チームを決定した。
 優勝決定戦は、リーグ戦全勝同士、埼玉県立朝霞高等学校(埼玉県)と作新学院高等学校(栃木県)の対戦となったが、作新学院高等学校が2巡目に第1ゲート通過に続いての第2ゲート通過を決めて優位に立つと、ロングタッチや合わせダマで体勢を立て直そうとする県立朝霞高等学校の芽を徹底して摘み取り、18-8で勝利し、初優勝を飾った。

入賞校プロフィール

優勝 作新学院高等学校(栃木県)
 今年の全国ジュニア大会女子1部クラスで7回目の優勝を決めた作新学院高等学校ゲートボール部1〜2年生の男女混合チームで、3年生の男子メンバーが監督を務めた。全国ジュニア大会では何度も優勝を経験しているが、本大会での優勝は意外にも初。
「3人制ということで、2人が各2球を担当するプレッシャーはありましたが、優勝できたのは毎日の練習の成果だと思います。優勝できてよかったです」

準優勝 埼玉県立朝霞高等学校(埼玉県)
 ゲートボール同好会に入ってプレーをはじめて、わずか7カ月というオール1年生の女子チームが見事準優勝に輝いた。ガチガチに緊張していたというが、グループリーグ戦では本大会で過去2回優勝している強豪・出雲西高等学校(島根県)に9ー8の1点差で勝利し、感激の涙を流した。
「準優勝なんてビックリ。雨の日以外は毎日練習してきた、その成果の表れです!」

第3位 青森山田高等学校(青森県)
 今年の全国ジュニア大会で男子1部と女子1部クラスでともに第3位に入賞したゲートボール部2年生の男女混合チームで今大会に挑んだ。
「前回も第3位で、今回は優勝を目指していたので、くやしいです。グループリーグ戦で作新学院高等学校に惜しい負け方をして集中力が途切れてしまった。最後の一打まで丁寧に打つことが大事だと実感しました」

初出場校プロフィール

岩手県立盛岡第一高等学校(岩手県)
 全国ジュニア大会2部クラス常連のもりおか木曜クラブで活躍していたゲートボール歴10年の伊藤優夢選手が、ゲートボール未経験者の友人2人に声をかけて結成した1年生チーム。初心者メンバーは「ゲートボールのことはほぼ知らなかったけれど、私のような運動オンチでもできると聞いて参加しました。緊張感を持って1つ1つのプレーをしなければならない点が難しいけれど、それが成功したときはうれしいですね」とニッコリ。

会津北嶺高等学校(福島県)
 2017年に創設されたゲートボール部から、今年の全国ジュニア大会にも出場した1〜2年生メンバーで初出場。5人全員とも高校生になってから競技をはじめた初心者だが、週2〜3回、会津若松市のあいづドームなどで練習を積んでいる。
「ゲートボールは戦術が左右する頭脳戦でもあるところが面白い。今大会の目標であった1勝をなんとか達成できてよかったです」

岩手県立福岡高等学校(岩手県)
 全国ジュニア大会2部クラス時代に久慈来内ジュニアと二戸ジュニアで活躍し、ともに入賞経験もある経験者2人と、今年からプレーをはじめたばかりの初心者による1年生チーム。クラスメートの経験者の話を聞くうちにプレーに挑戦してみたくなって立候補したという小川春菜選手は「なかなか思うところにボールを打つことができなくて難しいけれど、タッチできたときはすごくうれしいです!」との感想を語った。
 

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