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2013年 ギャラリー
優勝チームの横顔
ジュニア男子1部クラス優勝
島根(島根)
チーム全員が出雲西高校ゲートボール部のメンバー。一昨年初優勝を遂げたが、前回は第3位に転落。今大会で見事に王座に返り咲いた。今年5月には毎年恒例となっている岐阜県の強豪・大垣ジュニアとの合同合宿、そして7月にはこれも毎年恒例の1泊2日の集中合宿を行い、今大会に照準を合わせてきた。
「勝因は練習を重ねて技術力をつけてきたこと、そしてチームメートで助け合ってプレーできたことだと思います」(福島 武主将、前列中央、17歳)
ジュニア女子1部クラス優勝
福知高校(福岡)
3年連続出場で、前々回は第3位、前回は準優勝、そしてついに今大会で念願の優勝と、ホップステップジャンプで初栄冠をつかんだ。7月に入ってからは、平日は毎日放課後に自主練習をし、土・日曜日は地域の高齢者に対戦相手になってもらい、力をつけてきた。
「試合中はたえず声を掛け合い、励まし合ってプレーしました。まさにチームワークの勝利です! 主力メンバーの3年生にとって最後で最高の夏になりました!」(大曲さつき主将、前列左端、17歳)
ジュニア2部クラス優勝
久慈来内ジュニア(岩手)
いま話題の連続ドラマ『あまちゃん』の舞台として有名な久慈市のジュニアチーム。前回、前々回ともベスト8、今年6回目の出場にして、ついに初優勝を果たした。チーム結成は6年前。来内(らいない)小学校の校長先生がゲートボール経験者だったことから、放課後ゲートボール教室が誕生した。
「子どもたちは、最後までいい緊張感を持って試合に臨んでくれました。毎年、雪解けから平日は毎日2時間、屋外コートで練習に励んできた成果です」(大上博美監督)
注目チーム紹介
平均年齢8.38歳の今大会最年少チーム
DoDoフェニックスC(京都)
ジュニア2部クラスの中でも目立って小さい小学2~4年生メンバーが揃う。「DoDoフェニックス」は本大会に古くから出場している名門チーム。毎週土曜日、今大会にも出場しているお兄ちゃんチームの「DoDoフェニックスA」のメンバーとともに練習をしている。
「ジュニアを卒業してミドルになってもプレーを続けている先輩もたくさんいます。毎週土曜日の練習には、そんな先輩も来て、子どもたちの指導をしてくれている。下の子どもたちの面倒は先輩がしっかり見る、そんな伝統が根付いているので、うちのチームには弱い者いじめをするような子どもは1人もいない、それが自慢です」(蜂谷忠光監督)
指定校チーム紹介
公益財団法人日本ゲートボール連合では、中学校、高校でのゲートボール普及活動を支援する「指定校事業」を行っています。そこで、今大会に出場している指定校チームの皆さんを紹介!
有名スポーツ進学校から初出場!
青森山田C(青森)
卓球の福原 愛選手やテニスの錦織圭選手らが卒業生にいる有名スポーツ進学校・青森山田高校から男女計3チームが初出場。今年4月に創部したばかりだが、ジュニア女子1部クラスに出場した青森山田Cがベスト8に食い込む健闘を見せた。監督を務めるのは、第6回大会で尾上総合高校の主将として優勝した経験を持つ木村光子さん。
「みんな、はじめた頃は自球がアウトボールで出されるたびにイライラしていたようですが、最近では“プレーするのが楽しい”と言ってくれるようになりました。今大会では集中して一戦一戦重ねるたびにさらに成長したように思います」(木村光子監督)
ゲートポール発祥の地から初登場!
白樺学園高等学校(北海道)
ゲートボール発祥の地・北海道芽室町から初出場。芽室町で毎年開催されている全国規模のオープン大会「発祥の地杯全国ゲートボール大会」に、本大会常連の作新学院(栃木)や朝霞(埼玉)が出場していたことから交流が生まれ、昨年8月にゲートボール同好会が誕生した。現在の部員は22人。
「今後も、週2回の練習のほか、地域の大会での高齢者との交流も大切に続けていきたいと思っています」(ゲートボール同好会担当教諭・川本賀信先生)
初出場、顧問の先生はハンガリー人!
植草学園(千葉)
昨年、ゲートボール部創設。メンバーは3年生の主将に、2年生2人、1年生2人の計5人で、全員がゲートボール未経験者。毎週水曜日の放課後、地域のゲートボール連盟の指導を受けながら一から練習を重ねてきた。今大会が初出場。そして、ゲートボール部の担当教諭は、ハンガリー人のフォキ・ミクローシュ先生!
「おじいちゃん、おばあちゃんのスポーツだと思っていたけど、今大会に初めて出場して、こんなに同世代がプレーしていたことにビックリしました!」(2年生メンバー)
「ゲートボールはハマりますね。チーム戦での駆け引き、戦略が面白い。今大会は初めてなので、とにかく1勝することが目的です」(フォキ先生)
史上2校目の中学校の指定校
萩荘(はぎしょう)中学校(岩手)
地元の一関市ゲートボール協会の働きかけにより、昨年指定校となった。中学校の指定校としては県内の盛岡市立大宮中学校に続いて2校目。現在は総合文化部のメンバーが部活動として週に1回、ゲートボールを行っている。
「初出場ですから、とにかく楽しむことを念頭において、まずは1勝を目指します!」(総合文化部顧問教諭・畠山尚子先生)
今年4月に同好会誕生の初出場チーム
クラーク広島女子&クラーク広島男子(広島)
80歳にして3度目のエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎氏が校長を務めるクラーク記念国際高校の広島キャンパスで、クラーク記念国際高校としては、横浜キャンパス、横浜青葉キャンパスに続き、3校目の指定校となった。今年4月にゲートボール同好会が創設したばかり。現在は男女11人で活動している。
「県のジュニア大会で負けたくやしさから火が付き、週3~4回、放課後に自主的に練習。さらに土・日曜日は先輩の広島楓の皆さんに指導を受けてきました。なんとか予選リーグ戦で2勝して、決勝トーナメント戦に出られたらと思っています」(クラーク広島女子担当教諭・横山恵子先生)
念願の1勝を上げることができました!
クラーク青葉(神奈川)
昨年に続いて2回目の出場。前回1勝もできなかったくやしさから、とくに大会前の1週間、毎日みっちり練習を積んで、今大会に臨んだ。
「おかげさまで、念願の1勝を果たすことができました。今大会では、姉妹校のクラーク広島女子とも同リーグなので、対戦を楽しみにしています」(ゲートボール部顧問教諭・岩坪佑樹先生)
まずは1勝が目標!
蔵王高等学校A(宮城)
昨年に続いて2回目の出場。今大会が初めての1年生メンバー3人を含む。今大会を目標に、夏休みに入ってからは、月曜日から金曜日までの午後、毎日練習に励んできた。1年生メンバーは「第1ゲートを通ってホッとした」と口を揃えていた。
「やはり、常連チームは上手ですね。レベルが違います。前大会からまだ1勝もできていないので、まずは1勝が目標です」
開会式
全国から、両大会あわせて計121チーム・約829名の選手が彩の国くまがやドームに集合!
開会式であいさつをする、来賓の埼玉県知事・上田清司氏
開催地の埼玉県選手による選手宣誓。朝霞リンクスの恩田清子選手(左、63歳)と朝霞クラブの佐藤優気選手(17歳)
ゲートボール応援キャラクターのハローキティチームのパネルと。左から、遠藤容弘大会委員長、埼玉県知事の上田清司氏、参加ジュニア選手、熊谷市長の冨岡 清氏、熊谷市教育委員会教育長の野原 晃氏、松本竹次大会副会長(埼玉県ゲートボール連盟会長)
女子高生チーム(安城学園高等学校・愛知)もゲートボールキティと一緒に記念撮影!