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2015年 ギャラリー
優勝チームの横顔
●ジュニア男子1部クラス優勝
3連覇を達成して4回目の優勝! 出雲西高校A(島根)
出雲西高校ゲートボール部の男子チーム。現在、男子部員は16名で、今クラスにはAとBの2チームが出場し、Aチームが優勝、Bチームも第3位入賞と、部としてのレベルの高さを証明した。
出雲西高校の男子チームは、2011年の第16回大会と一昨年の第18回大会は「島根」のチーム名で、前回は「出雲西高校」のチーム名で優勝しており、今大会で3連覇を達成するとともに4回目の優勝を果たした。
「予選の1試合目は緊張感からかミス続出で“これはヤバイ”と焦りましたが、2試合目から徐々に調子が上がっていき、決勝トーナメント1回戦で強豪のクラーク高校熊本上通を破って流れに乗ることができました。勝因はチームプレー! そして、毎週1回、車で1時間かけて芝コートの練習場に通って強化練習を重ねてきましたが、その強化練習でもご指導いただいた各チームの監督をはじめ、部のOB・OGの先輩たちのおかげです」
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●ジュニア女子1部クラス優勝
前回準優勝の雪辱を果たして5回目のV! 作新クラブ(栃木)
作新学院高校ゲートボール部の女子チームで、2008年の第13回から第15回大会までV3、2012年の第17回大会優勝という成績を誇る強豪チーム。しかし、前回は、今大会決勝戦で再び対戦することとなった出雲西高校女子(島根)に敗れて準優勝。今大会の決勝戦では前半から終始リードを奪い、見事リベンジを果たした。優勝が決まった瞬間、全員の目からは大粒のうれし涙がこぼれていた。
「毎日、天然芝コートでボールの転がりやはね具合を確認しながら練習を積んできました。今大会では、いつもの練習通りのチームプレーができたことが勝因です。とにかく、努力が実って、最高にうれしいです」
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●ジュニア2部クラス優勝
第12回大会以来、8年ぶり2回目の優勝! 大垣ジュニア(岐阜)
本大会常連チームで、今クラスは18回目の出場。今大会は、本大会で優勝を経験している大垣ジュニアOBの島田龍明氏(左下写真の右端)が監督を担当し、ゲートボール歴5年ほどのメンバーたちを好リード。決勝戦では、6巡目の通過タッチ成功を機に競技時間終了間際に逆転し、今クラスでは2007年の第12回大会優勝以来、8年ぶり2回目の優勝をつかんだ。
「今大会はミスばかりで監督に怒られっぱなしでしたが、準決勝で前回優勝の黒田庄エンジェルズ(兵庫)に勝ったことが大きな自信となり、優勝につながりました。また、OBの先輩も応援に駆けつけてくれたので心強かったです」
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注目チーム紹介
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初出場の“指定校”チーム クラーク高校熊本上通(熊本)
全国にキャンパスがある通信制高校・クラーク記念国際高等学校は、毎年、各キャンパスから数チームが出場している常連校であるが、今回は熊本上通キャンパスが初出場。他県のキャンパスからの紹介や、熊本県ゲートボール連合からの勧めにより、昨年6月から選択授業として隔週1回のゲートボール授業をスタート。続く10月には(公財)日本ゲートボール連合が学校へのゲートボール普及活動を支援する“指定校”チームとなり、12月に全国高等学校ゲートボール選手権大会に初出場して5勝1敗という好成績をあげて自信をつけた。今大会には、選択授業を受講する生徒から有志が集まって初出場を果たした。
「入江辰則監督(後列右端)をはじめ、県内の強豪選手などから熱心な指導を受けて初出場を果たすことができました。また、今年9月に熊本県で開催される第17回全国社会人大会や県総体にもボランティアとして参加させていただくことが決まったおり、こうした地域との交流は生徒たちにとって、とても良い経験となっています」(ゲートボール担当教諭・横山知弘先生・後列左端)
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平均年齢8.17歳の最年少チーム M.M.CジュニアE(岩手)
男子最年少7歳の1選手、女子最年少8歳の3選手をようする今大会最年少チーム。ゲートボールをはじめて3カ月~2年という本大会初出場の初々しいメンバーが顔を揃えた。
高校生までのジュニア19人に大人の愛好者も所属する全国大会常連の強豪クラブ「もりおか木曜クラブ」のジュニアメンバーで週1回、打撃などの基本を中心に練習をしている。
「今回は大会慣れして経験を積むことが目標です。結果的にタッチやゲート通過に失敗したとしても、そのときにきちんとしたフォームで打撃できたか、監督の言うように優しく打つことができたか、そういったことのほうが大切であることに子どもたちが気が付いて、ふだんの練習にも生かしてくれるようになればと願っています」(谷藤正志主将)
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アメリカ人留学生を含むチームで2回目の出場! 帯広大谷高等学校(北海道)
(公財)日本ゲートボール連合が学校へのゲートボール普及活動を支援している“指定校”チームで、前回に続いて2回目の出場。アメリカ人留学生のハンナ・ベアム選手(10番)を含む全員がボランティア部に所属する16歳メンバーで本大会初出場。今年5月から練習をはじめたばかりだという。週2回の練習は、校内の天然芝コートでリレーション-3(トリプルス)による実戦形式などで行ってきたが、不運なことに雨天が続き、思ったような練習ができなかったという。
「今回は、新たなメンバーでのチャレンジなので、勝敗よりもチームプレーで楽しく試合をすることが目標です」。
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今年の全国選抜大会開催地・蔵王町から出場! 蔵王高等高校A&B(宮城)
今年5月に宮城県蔵王町で開催された第30回全国選抜大会にボランティアとして参加し、コート準備の手伝いや会場の清掃などで大会をサポートしていただいた蔵王高等学校より、男女2チームが出場。昨年まで(公財)日本ゲートボール連合の“指定校”として出場してきたが、今回はいままでの経験者に、今大会出場を希望する新メンバーも加わった。自然科学部やバトミントン部など他の部活と兼部するメンバーも多いため、夏休みに入ってから集中練習を積んできた。
「全国大会という大舞台での他校との交流は、生徒たちにとって貴重な経験になると思います。今後は、ゲートボール同好会などにより、固定メンバーで活動を続けていけたらと思っています」(ゲートボール担当教諭)
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開会式
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全国から、両大会あわせて計109チーム・758人の選手が一堂に会した
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開会式のあいさつで「夏の暑さに負けない身体と気持ちでがんばってください!」と参加チームにエールを送る小野清子大会会長
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埼玉県知事の上田清司氏による「思い出深い大会になることを希望します。あとは暑いのですべて省略!」との来賓祝辞に会場からは大きな拍手が!
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熊谷市長の富岡 清氏による「最近は館林市に抜かれ、日本一暑いとアピールできなくなってしまった熊谷市ですが、くれぐれも熱中症には気をつけてプレーしてください」との来賓祝辞
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参議院議員でゲートボール振興議員連盟幹事長を務める・小坂憲次氏は「頭と身体を使っていつまでも元気でいられるゲートボールで日本の元気をつくってください」とあいさつ
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開催地の埼玉県の3選手による力強い選手宣誓。左から、早津敬智選手(埼玉かわせみ、10歳)、岡野新一選手(埼玉かわせみ、73歳)、船田颯一郎選手(クルーズレコード、9歳)
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開会式後に前回優勝チームへのレプリカの授与式が行われた。左から、ジュニア2部クラス優勝の黒田庄エンジェルズ(兵庫)の3名、小野大会会長、ジュニア女子1部クラス優勝の出雲西高校 女子(島根)、ジュニア男子1部優勝の出雲西高校 男子(島根)、全日本世代交流大会優勝の佐多キング(鹿児島)の各代表選手
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総勢6チーム・41名の大軍団で参加の青森山田高等学校、円陣を組んで気合いを入れる!
前日会場の模様
いよいよ明日8月1日(土)~2日(日)、「内閣総理大臣杯第32回全日本世代交流ゲートボール大会」と「第20回全国ジュニアゲートボール大会」を埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場(天然芝コート)で同時開催します。
前日の会場の気温は36度という暑さにもかかわらず、たくさんの出場チームが熱心に公開練習に取り組んでいました。
会場の天然芝コートは、今朝も芝を刈り込んだとのことで毛足は短いもののややボールの転がりが重そうな印象です。
明日からの大会も高温が予想されるため、会場には冷風機が用意され、選手控所も冷房完備の屋内に用意されます。また、両日とも、参加チームの皆様全員に飲料水を無料配布予定するほか、会場外には自動販売機や飲料店も出店予定です。参加選手をはじめ、観戦者、スタッフ、報道関係者などの皆さんは水分補給をしっかりして熱中症には十分に気をつけてください。
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会場の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
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36度という暑さにもかかわらず、熱心に練習をする参加選手の皆さん
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観覧席にはすでに各学校の応援旗が取り付けられていた
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会場にはミストが吹き出す冷風機が完備され、準備万端