公益社団法人 日本ゲートボール連合

全国ジュニアゲートボール大会

2017年 ギャラリー 

優勝チームの横顔

ジュニア男子1部クラス優勝 もんちゃんず(岩手)
堂々、横綱相撲でV2達成!


小学生の頃からプレーを続けている経験豊富なジュニアプレーヤーが県内から集まって結成したチームが、前回大会に続いて2連覇を達成した。決勝戦では、全国大会で優勝経験を持つ島田龍明率いる大垣ジュニアAを相手に横綱相撲を展開し、圧勝した。
「V2のプレッシャーはありましたが、前回よりは余裕があり、ワクワク、試合を楽しみながらブレーできたことが2連覇につながりました」

ジュニア女子1部クラス優勝 CLARK広島楓(広島)
前回準優勝のくやしさをバネに初優勝


クラーク記念国際高等学校広島キャンパスのゲートボール同好会と、広島市のクラブチーム・広島楓の女子メンバーによるチーム。前回大会では、決勝戦で涙を飲み、準優勝。その敗退をきっかけに、練習への取り組み方や試合に挑む姿勢が変わったという。
「昨年のくやしさをバネに、1年間、真剣にゲートボールに打ち込んできた成果だと思います。3年生なので今回が最後の全国ジュニア、最後までやり切ることができてうれしいです」。
 そう語りながら、飯田芳幸監督とともに、うれし涙が止まらないメンバーたちだった。

ジュニア2部クラス優勝 大潟(新潟)
思いがけない初優勝にメンバー自身がビックリ!


 決勝戦、終了間際に逆転優勝したメンバーたちは、上越市大潟地区を中心に、近隣地域のジュニアプレーヤーで編成したチーム。5回目の出場にして初優勝を決めた。ゲートボールをはじめて3~6年というメンバーたちの当初の目標はベスト8。それが、いきなりの優勝とあって、メンバーも監督も狐につままれたような表情。
「実力以上の力を発揮してくれました。1試合ごとに急成長していったような感じですね」と泉 嘉雄監督。次回の目標はV2? と思いきや、「ベスト4くらいに入れたらいいなあ」と最後まで謙虚な姿勢を崩さないメンバーたちだった。

注目チーム紹介

福島県初の高校ゲートボール部が初出場
ジュニア男子1部クラス 会津北嶺高等学校A&B(福島)


 今年4月にゲートボール部を創設したばかりで、今大会には男子2チームが初出場。日本ゲートボール連合から活動支援を受け、福島県ゲートボール協会会津支部の指導を受けながら活動している。創部のきっかけは、同支部に所属し、今大会で監督を務めた加藤正子さんの「若い人にもゲートボールを楽しんでもらいたい」との思いを聞いたお孫さんが、同校に働きかけたことによる。その思いに賛同した学校は、すぐに部を創設し、同校敷地内にコート1面を設置。「実際にやってみると想像以上に楽しい」と徐々に部員は増えていき、現在は1〜3年生の25名が週2回の練習に励んでいる。「初心者ですから、まずは1勝を目標として来年につなげたいと思います」(部顧問)

ハンドボール部員を中心に初出場
ジュニア男子1部クラス 千葉県立我孫子高校(千葉)


 第19回大会に初出場し、今大会にも参加している千葉県立清水高等学校の元校長先生が同校に移動したことをきっかけとして、こちらでもゲートボール活動がスタート! 日本ゲートボール連合から活動支援を受け、今年6月からハンドボール部の部員を中心とする7名が、柏市ゲートボール協会の指導を受けながら週2回の練習をしている。
「ゲートを通ったときなど、スカッとして楽しい。初の大会なので、とにかく1勝が目標。1勝したら、監督から夕食をご馳走してもらう約束なんです(笑)」

2部クラスの常連が高校に進学して女子チームを結成!
ジュニア女子1部クラス 松阪体協高校女子部(三重)


 前回大会までジュニア2部クラスに「松阪体協」のチーム名で男子とともに出場していた女子メンバーが高校に進学し、女子チームを結成して本クラスに初登場。地元では、小学1年から高校1年までの18名の男女メンバーで月2回の練習に励んでいる。今大会の女子メンバーは小学4年からゲートボールをはじめ、今年度から別々の高校に進学したが、「ゲートボールは続けたい」ということでチームを組んだ。
「やはりロングタッチが決まったときが楽しいですね。今大会では悔いが残らないように試合をしたいです」

高校に続き、ついに中等部にもゲートボール部が誕生
ジュニア2部クラス 青森山田ジュニア(青森)


 有名スポーツ校で、ゲートボール部も本大会常連。前回大会では女子が第3位に入賞した青森山田高校の中等部に、今年度ゲートボール部が誕生し、本クラス初出場を果たした。メンバーは1年生中心の6名。6年後の全国制覇を見据えて、高校の先輩たちの指導を受けながら週1回の練習を行っている。今大会、監督を務めるのも部のOBメンバー。
「はじめての全国大会なので、目標はまずは他のチームのプレーをよく観察すること、そしてできたらトーナメント戦に進出したい」(監督)

本大会初、三つ子メンバーが出場!
ジュニア2部クラス 福岡GBC(富山)

 高岡市立福岡小学校ゲートボールクラブのメンバーが初出場。同校では、地域交流を目的としてゲートボール活動を行っており、指導を担当しているゲートボール協会からの後押しで、オール6年生メンバーで今大会初挑戦となった。その中には、島崎煌平くん(6番・長男)、椋平くん(2番・次男)、翔平くん(8番・三男)の三つ子兄弟の姿が! 三つ子兄弟チームは本大会初、息の合ったプレーを見せていた。

開会式

「第22回全国ジュニアゲートボール大会」と「第18回全国社会人ゲートボール大会」が埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園 彩の国くまがやドームで合同開幕し、全国から103チーム・713名(2大会合計)が開会式に臨みました。

椎川 忍大会会長のあいさつを代読する中西由郎大会委員長(公益財団法人日本ゲートボール連合専務理事)。

来賓祝辞として、熊谷市長の富岡 清氏は、「ようこそ熊谷へおいでいただき、ありがとうございます! ご健闘を祈念します」と選手たちにエールを送りました。

開催地の埼玉県代表として、ジュニアと社会人の3選手が元気いっぱいの選手宣誓を披露しました。左から、埼玉パリポリクラブの山田千鶴選手(36歳)、埼玉 西小 熊谷の早津敬智選手(11歳)、朝霞高校の千葉光桜選手(16歳)。

中西大会委員長はあいさつの中で、今大会視察のためにウガンダから初来日された青年、ロバート・バカゼ氏(28歳)を紹介。ロバート氏は、ウガンダに日本発祥のスポーツであるゲートボールを普及することを夢見て来日されました。

組み合わせ抽選会の模様

前日の会場では、リーグ戦の組み合わせ抽選会が開催され、チームの代表者が抽選カードを引くたびに、会場にどよめきが起きる場面なども見られました! 

また、会場では、出場チームが熱心に公開練習に取り組んでいました。  昨年新装された彩の国くまがやドームの人工芝コートは、以前よりボールの転がりが重くなり、しっかり打てる印象です。

スパーク打撃もしっかり打てそうな人工芝コート

その他ギャラリー

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION
  • JAPAN SPORT COUNCIL
  • GROWING 全てのスポーツにエールを
  • 公益財団法人 スポーツ安全協会

  • 公益財団法人 日本体育協会
  • 公益財団法人 日本レクリエーション協会 Rec-Online
  • JADA 公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構 Japan Anti-Doping Agency
  • 新たに日本ワールドゲームズ協会(JWGA)
  • SPORT FOR TOMORROW