公益社団法人 日本ゲートボール連合

全国ジュニアゲートボール大会

2023年 ギャラリー 

優勝チーム紹介

男子1部クラス 開成学園-人(東京)
前回準優勝メンバーが所属する強豪を破って初優勝!

 

本大会常連の開成学園ゲートボール部が決勝戦で前回2部クラス準優勝メンバーが所属する北海道ベアーズを破って初優勝。昨年は2部クラスでリーグ戦敗退。そのくやしさもあり、今大会直前には2部クラス出場の中学生メンバーと長野県湯田中で4泊5日の合宿を決行。合宿では午前9時から午後5時までシングルスやダブルスなどの対戦形式で集中練習を行って今大会に臨みました。
「最後まで仲間を信じて、劣勢でもどこから起点をつくろうかと常に考えて自分たちのペースに持ち込めたことが勝因だと思います。来年は高2で部活動引退となるので、最後に2連覇したいです」(須田主将)

女子1部クラス NICE-KJ(鹿児島)
初出場でリーグ戦から負けなしの完全優勝

 

南九州市知覧町郡を中心とした高校1〜3年生チーム。小学生時代から地域でプレイしていたメンバーが久しぶりに集まり初出場。
「初めてでここまで来られるとは思わなかったです。しかも、リーグ戦から負けなしでの完全優勝です。今回でジュニア大会卒業となる私のために勝ちたいと言ってくれた仲間の気持ちがとてもうれしかったです」(竹内主将)

2部クラス 霧島クラブ ジュニア(鹿児島)
前回ベスト8からうれしい初V

 

霧島市を中心に、ふだんは別々の地域で大人たちと一緒にプレイしている小中学生が集まったチーム。初出場の前回はトーナメント1回戦で1点差で負けてくやしいベスト8。2回目の挑戦で頂点に輝きました。
「全員が集まっての練習はなかなかできませんでしたが、優勝できたのは一人ひとりが各地域で一生懸命練習して昨年より確実に成長してくれたおかげです。自分も子どもたちが喜ぶ顔が見られて、何よりもうれしかったです」(楠見監督)

準優勝チーム紹介

男子1部クラス 北海道ベアーズ(北海道)
前回の2部クラス準優勝に続く、2年連続の準優勝

 

昨年は、マチルダのチーム名で2部クラスで準優勝。そのくやしさから、今年は男子1部クラスにも挑戦したいと初心者メンバー2名を誘って新チームを結成。今大会直前まで連続11日間の集中特訓を経て本番に臨みました。
「新メンバーに無理をさせないような作戦を心がけました。今回も準優勝でしたが、来年はもっとチームを強化して初優勝を目指したいです」(中野主将)

女子1部クラス 作新クラブ(栃木)
今回も念願のV奪還叶わず

 

本大会常連の作新学院高校ゲートボール部3年生4名と1年生1名によるチーム。昨年は3連覇がかかった大会でくやしい準優勝。「今年こそは優勝!」を合言葉に、日々練習を重ねてきました。しかし、今回も準優勝という結果に。
「3年生が多いチームだから引退をかけて挑戦しました。チーム力を出せたし、やりきることができたと思います。決勝戦は仕方ない、相手が上手でした。私たちと一緒に戦ってくれた1年生メンバーには、来年は同学年のチームでがんばってほしいです」(主将)

2部クラス 松阪ジュニア(三重)
本大会常連チームがついに初入賞!

 

本大会常連の松阪市の小中学生チームがついに初入賞、しかも準優勝に輝きました。
「決勝までこられて、しかも好試合を展開できたので満足しています。今年は、奈良や滋賀に遠征して大人の強豪チームとも対戦したり、采配も中学3年生の塚本主将に好きにやるようまかせた結果、一人ひとりがレベルアップできたことがこの結果に結びつきました」(渡邊監督)

 

第3位チーム紹介

男子1部クラス 作新学院(栃木)
作新学院高校ゲートボール部の1〜3年生チーム。前回、男子1部クラスで初優勝したメンバーに1年生が新しく加わりました。「前回優勝というプレッシャーと、昨年より強いチームがたくさん増えたこともあり、いろいろ難しかったです。負けて悔しいけど、すがすがしい気持ちです」(主将)

男子1部クラス デボルターレ出雲 U-18(島根)
昨年の全国高等学校選手権大会優勝メンバーなどの経験者から超初心者メンバーまでが在籍する高校2年生チーム。優勝を目指すも準決勝での敗退に「正直、満足してはいません」と放心状態の皆さん。「自分たちのミスではなく、相手の上手なプレイにやられたので、そういう悔しさはあると思います。相手チームをたたえたいですね」(柳楽監督)

女子1部クラス もりおか木曜クラブF(岩手)
前回チャンピオン。昨年の優勝メンバーから、ジュニア卒業となったメンバーが監督となり、初心者4名が新加入。「初めて監督として主将と一緒に作戦を担当しましたが、新メンバーに合わせた作戦を考えるのが難しかった。力不足です」(切明畑監督)

女子1部クラス 作新フェアリーズ(栃木)
作新学院高校ゲートボール部の2年生チーム。準決勝で敗退すると監督を含むメンバー全員が大泣き。「やりきったけど、くやしいです。まだ来年があるのでリベンジします!」(主将)

2部クラス E・フォース クリアンサス(三重)
2年連続で第3位入賞を果たした常連チーム。本大会で初めて作戦を担当した下村将大主将は「優勝をねらっていたけど、くやしいです」と語ったあと、「まじで最悪やー」と頭を抱えていました。

2部クラス 広島楓キッズ(広島)
本大会常連、前回は得失点差でトーナメント戦進出を逃したチームが念願の初入賞。「今年は基本練習もしっかりやって、練習から一打一打を大切にしてきたことが良かったと思います。来年はほとんどのメンバーが1部クラスとなるので、新メンバーを集めて男子1部と女子1部に出場したいです」(主将)

注目チーム紹介

女子1部クラス NICE-KJ(鹿児島)
ジュニア最後の夏となる3年生メンバーのためにも目指すはV

 

チーム名のKJは「鹿児島女子」という意味と、今大会でジュニア大会卒業となる唯一のメンバー・竹内希未翔選手(写真左から3番目・17)の「きみか」の頭文字にちなんだもの。
南九州市知覧町郡を中心とした高校1〜3年生チームで本大会初出場。小学生時代から地域でプレイしていたメンバーの皆さんですが、卒業後は部活などによりみんなで集まってプレイできる機会は少なくなっていたといいます。そんなメンバーが今大会を目標に久しぶりに集まり、大会前には県内の強豪・霧島クラブと一緒に練習もしました。
今大会で卒業となる希未翔選手のためにも目指すは優勝!

2部クラス デポルターレ出雲 U-12(島根)
今大会最年少6歳の2選手を擁する平均年齢最少8.7歳の初出場チーム

 

島根県初のゲートボールスポーツ少年団「島根八頭龍門球団・デポルターレ出雲ゲートボールクラブ」に所属する小学生チーム。デポルターレとは、ラテン語で「楽しむ」という意味。スポーツを通して非日常を楽しむことを目的に約3ヵ月前に結成したばかり。現在は小中学生15人で週1回の練習を行っています。
「初出場なので、今回はとにかく良い経験をしてほしい」と長島和馬監督。
「優勝したらディズニーランド!」を合言葉に奮闘する最年少チームです。

最年少6歳にして主将の長島瑠音選手。「すごく緊張したけど打つことが楽しい。目標は1位です」と力強い言葉

もう1人の最年少6歳の本田一稀選手は第1試合で控え選手となり「試合に出られない」と悔し泣き

女子&男子1部クラス 青森明の星
前回女子1部クラス第3位の青森明の星高校から男女3チームが出場!

 

昨年、女子1部クラスに初出場した2チームがともに第3位入賞という快挙を成し遂げた青森明の星高校ゲートボール同好会から、今回は女子2と男子1の計3チームが出場。
今大会に向けて、毎週土・日曜日の練習のほか、ライバルチームでもある栃木県の作新学院高校ゲートボール部や、山梨県で開催された強豪が集うオープン大会への遠征により試合経験を積んできました。
青森明の星女子Aは、前回第3位に輝いた3年生チーム。「今年は最後のジュニア大会になるので優勝したいです」とのこと。
青森明の星女子Bは、競技をはじめてわずか3ヵ月という2〜3年生チーム。「初の全国大会なので、公開練習でも強いチームばかりでおじけづいていますが、なんとかがんばりたい。みんな集まっての練習がなかなかできなかったので目標は2勝。もしそれができたら、次にリーグ戦を突破したいです」
青森明の星男子は、今年、男子の新入部員2人が加入して、ついに本大会初出場を果たしました。「1日目を終えた時点で1勝3敗。あとの残りは全勝して良い思い出にしたいです」

 

青森明の星女子A(後列)とB(前列)

青森明の星男子

2部クラス 99ビーチ(千葉)
前回の全国ジュニア大会で「強くなりたいと思った」2回目の出場

 

九十九里町立豊海小学校の卒業生と在校生を中心としたチームで、前回に続いて2回目の出場。同小学校で年に1回実施しているゲートボール体験会によりゲートボールを好きになった6年生を中心にチームを結成。昨年は結成わずか3ヵ月で本大会に出場し、リーグ戦1勝の成績で敗退。以来、「もっと強くなりたい」と毎週土・日曜日に、千葉県内はもとより、東京、埼玉、遠くは滋賀まで遠征して力をつけてきました。そんなメンバーたちを、家族も、そして千葉県ゲートボール連盟の皆さんも後押ししてきました。
「そんな皆さんの応援のおかげで、ここまでくることができました。子どもたちは優勝と言っていますが、自分としてはトーナメント戦に進出できたらと思っています」と渡辺拓己監督。
最後に、阿部結斗主将(写真打者・12)にゲートボールの魅力を尋ねると、「どんなゲームでも最後の最後まで勝敗がわからないところ」との答えが返ってきました。

 

2部クラス E・フォース アウトラード(三重)
最年少6歳選手をはじめ初出場メンバーがほとんど

 

昨年、第3位に初入賞を果たした本大会常連チーム。
今回は、前回の入賞メンバーを含むE・フォース クリアンサスと、このアウトラードの計2チームが出場。アウトラードは全国ジュニア大会は初めてというメンバーがほとんどです。
最年少6歳の森彪人(ひゅうと)選手(写真打者)はゲートボール歴2年。クリアンサスで出場している兄・隼人選手(13)の影響ではじめました。「ボールを当てるときがいちばん楽しい」という彪人選手です。
「今回の目標は、勝ち負けよりも、全国ジュニア大会ってこういうところなんだということを子どもたちに経験してもらいたいですね」(釜井義剛監督)

 

男子1部クラス デポルターレ出雲 U-18(島根)
初出場ながら昨年の全国高等学校選手権大会優勝メンバーが在籍

 

昨年の全国高等学校選手権大会優勝の県立平田高等学校のメンバー2人が在籍。そのほか、前回の全国ジュニア大会男子1部クラス第3位に輝いた出雲のメンバーなど経験者から、プレイをはじめてわずか数カ月、いままでにプレイした総合時間は10時間? という超初心者メンバーも抱える初出場チーム。
柳楽慎二監督は「大会前に全員揃っての練習が1回もできなかったり、大会を経験することもできず、万全ではない状態」と言いますが、初心者メンバーは「ここにきて自分のプレイセンスに気がついた」という言葉が飛び出すほどの好調ぶり。目指すは優勝です。

開会式

「本大会はジュニアの皆さんにゲートボールの楽しさを広めることを目的にはじまりました。本日参加の皆さんも、周りのお友達にすすめて競技の楽しさを分けてあげてください」とあいさつをする土屋品子大会副会長(埼玉県ゲートボール連盟会長・衆議院議員)

熊谷市長の小林哲也 氏は、「熊谷は暑かったという思い出だけでなく、チームの絆を深めて素晴らしい思い出を持ち帰るようにしてください」と来賓祝辞を述べられました

前回の優勝チームにレプリカが贈与されました。左から、男子1部クラスの作新学院(栃木)、女子1部クラスの木曜クラブ(岩手)、2部クラスのわいわいクラブ(鹿児島)

選手宣誓は、ゲートボール発祥の地・北海道代表のマチルダチームから、瘧師(ぎゃくし)玲奈選手(左側・14)と高橋悠人選手(13)によって堂々と行われました

開会式後、ドローン撮影に手を振る選手の皆さん

公開練習&組み合わせ抽選会

いよいよ明日8月5日(土)から埼玉県熊谷市で「第28回全国ジュニアゲートボール大会」がスタートします。

 

大会前日、公開練習が行われている会場の彩の国くまがやドームの気温は37度!「あちー」という声があちこちから聞こえるものの、ジュニア選手たちは明日からの本戦に備えて、熱心にボールの転がりなどを確認していました。
2016年に新装された会場の人工芝コートは砂が入れられて、ボールの転がりが遅くなっており、しっかり打てる印象です。

 

また、組み合わせ抽選会を会場内で実施。チームの代表者が一人ずつ抽選に臨んだ結果、リーグ戦の全組み合わせが決定しました。
リーグ戦の組み合わせは、こちらからご覧いただけます。

公開練習に励む選手の皆さん

その気持ち、よくわかります!

会場内で行われた組み合わせ抽選会

明日からの大会の模様や結果は随時、当ウェブサイトをはじめ、日本ゲートボール連合のLINE、Facebookページ、Twitterなど各種SNSでもお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。

 

 

撮影/伊藤守、山村佳人

 

 

 

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