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2017年 競技結果
入賞チーム一覧

お詫び
このたびは、大会本部の運営上のトラブルにより、大会2日目トーナメント戦開始時間が大幅に遅延いたしました。また、このことで競技時間を30分から25分に短縮することになり、本大会参加の皆さまにはご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。
深くお詫び申し上げます。
今後、このようなことがないよう努めて参りますので、よろしくお願い申し上げます。
第22回全国ジュニアゲートボール大会大会委員長 中西 由郎
トーナメント戦の結果



リーグ戦の結果






作戦分析~どのような作戦で戦ったか!?
2017年7月29日(土)〜30日(日)に埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園 彩の国くまがやドーム(人工芝コート)で開催された「第22回全国ジュニアゲートボール大会」では、序盤戦の作戦は、どのような作戦が選択され、どの作戦が好成績をあげたのか?
ジュニア2部クラス(6歳以上16歳未満で性別は問わない)のリーグ戦59ゲームとトーナメント戦15ゲームの計74ゲームの序盤戦の作戦を採取し、先攻と後攻に分けて分析してみた。
【文中&表の略語】
1G=第1ゲート 2G=第2ゲート 3G=第3ゲート GP=ゴールポール
【作戦名の説明】
2G右前=1G通過後に2G右前に進む作戦
2G正面=1G通過後に2G正面に進む作戦
2G横(後ろ)=1通過後に2G右横から後方に進む作戦
2G2球=1G通過後に、1球が2G右前に、もう1球が2G横から後方に進む作戦
2Gロング通過=1G通過に続き、長い距離の2G通過をねらう作戦
2Gロング通過失=1G通過後、2G通過に失敗したケース
強攻策=1G通過後に2G周辺の相手ボールへのタッチをねらう作戦
強攻策失=1G通過後、2G周辺の相手ボールへのタッチに失敗したケース
第2ラインぎわ=1G通過後に2Gと第2コーナーとの中間地点に進む作戦
3G周辺=1G通過後に3G周辺に進む作戦
1G後方(第2コーナー)=1G通過後、1G後方、第2コーナー近くに進んだケース
第1コーナー=1G通過後に第1コーナー(スタートエリア右横のコーナー)に進む作戦
2巡目第2ラインぎわ=2巡目の1G通過後、2Gと第2コーナーとの中間地点に進んだケース
先攻チームがわずかに勝ち越す
表1のとおり、先攻チームが後攻チームにわずか2ゲーム勝ち越した。
2G2球作戦・2G右前作戦・2G正面作戦まで先攻チームの赤ボールが2Gゲート周辺に進んだのは57ゲームあり、32勝25敗の好成績が勝ち越した結果につながった。
ジュニア2部クラスは一般的に長打力に乏しく、強攻策やロング2G通過作戦を選択するチームが少なく、先攻チームは先に2G周辺をかためると、どんどんと得点を重ねていき先行逃げ切り戦術で勝つゲームが多い。しかし、2G2球作戦は、せっかく2球が連係しているのに、肝心なところでタッチミスが出て、そこを後攻チームにつけこまれ17敗も喫してしまった。
後手にまわった17ゲーム(3G周辺作戦以下、ロング2G通過失まで)は6勝11敗だが、やはり1G通過の失敗がチーム全体の士気に影響しているものと思われる。
後攻チームは先手をもらった2G周辺作戦で反撃
表2のとおり、後攻チームは定石ともいえる第2ラインぎわ作戦以下、1G後方(第2コーナー)作戦まで41ゲームを16勝25敗と負け越した。
第2ラインぎわ作戦は白ボールが第2ラインぎわまで寄せきれず、第2ラインから離れた位置に進んだ結果、先攻チームの後続ボールの格好の目標になった。
3G周辺作戦はダブルタッチの自球の2打権がなくなった現在、まったく選択されていない作戦であり、この地点から2G周辺を攻略するにはジュニア2部クラスの選手には荷が重い。
しかし、先手をもらった2G2球作戦以下、2G横(後ろ)作戦まで17ゲームを11勝6敗として、ようやくばん回した。とくに2G2球作戦では2球が上手に連係し、先行逃げ切り作戦に結びつけた。
