公益社団法人 日本ゲートボール連合

全国ジュニアゲートボール大会

2020.06.03

【第25回全国ジュニアゲートボール大会】開催中止のお知らせ

日本ゲートボール連合は、新型コロナウイルス感染リスクに鑑み、本年8月22日(土)・23日(日)に、埼玉県の熊谷スポーツ文化公園 彩の国くまがやドームにおいて開催を予定しておりました「第25回全国ジュニアゲートボール大会」を、参加者・関係者の健康と安全面を第一に考慮した結果、やむを得ず、開催中止を決定いたしましたので、お知らせいたします2020年5月29日決定】。

 

今回の全国ジュニア大会の中止に至る経緯について説明をいたします。

4月7日に緊急事態宣言が発令された当時から見れば、小康状態になってきたとはいえ、依然として楽観できない状況が続いています。

振り返れば、新型コロナウイルスの猛威は、人々の生活を一変させました。
オリンピックをはじめ、ほぼすべての国民的スポーツは、感染リスクを拭えないという理由で、次々と中止に追い込まれてきました。
5月25日の宣言解除後は、一部に再開の動きも見られますが、無観客であったり、選手の移動を必要最小限に留めるなど、手探り状態です。
有効なワクチン開発までには、少なくとも1年は要するという専門家もいます。

 

活動自粛を続けてきたゲートボールにおいても、健康増進を旨として普及してきた生涯スポーツであることを考えると、選手や関係者の皆様が、安心してプレーに専念できる状態になるまでは、全国レベルの大会を再開することはできません。

 

8月下旬、例年同様の猛暑が予想される熊谷ドームで暑さ対策に加え、「3密」を避け、フェイスシールドやマスク着用をしての競技運営を強いるわけにもいきません。
全国大会となれば、100名を超える審判員の皆さんの協力も不可欠ですが、その大半が感染すると重篤化しやすいとされるシニア世代の方々です。選手の皆さんが安心して滞在できる宿泊場所や移動手段の確保も大きな課題です。また、夏休みの短縮化や地域性にも配慮しなければなりません。

 

こうした情勢を総合的に見極め、中止の判断に至りました。 

今夏の全国ジュニア大会を目指して、日々練習を重ねてこられた選手の皆さんには、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、ご理解いただけたら幸いです。今後は、コロナ禍の推移を注視する一方で、どうすれば感染リスクを低減させることができるのか、大会運営のガイドラインを作成するなど、再開に向けて準備だけは進めて参ります。来年のジュニア大会は、出場資格の特例を検討し、一人でも多くの皆さんと、熊谷の地で再びお目にかかれることを心より切望しております。

 

 

2020年6月4日
日本ゲートボール連合 事務局

 

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