*  

facebook twiiter ustreem youtube  

【2014アメリカ・カナダ・日本 3カ国国際交流ゲートボール大会】

地元ロスのクロッケープレーヤーが急きょ、練習試合に参加!

 「2014アメリカ・カナダ・日本 3カ国国際交流ゲートボール大会」が6月7日(土)~8日(日)にアメリカ合衆国カリフォルニア州パサディナの天然芝コートで開催された。
 今大会は、USAゲートボール連盟が主催し、親善交流を目的としてカナダと日本からチームを招いたもの。アメリカ、カナダとも日系人プレーヤーがほとんどで、開会式や審判も日本語で行われ、意思疎通もスムーズになごやかな雰囲気で競技は進行した。

 初日は、リレーション-3(トリプルス)で全7チームにより変則の総当たり戦を行った。翌日の5人制競技は、アメリカから現地のロサンゼルス3チーム、カナダ1チーム、日本1チームの計5チームで総当たり戦を競い合った結果、ロサンゼルスCチームが優勝、準優勝はカナダとなった。

 会場は、地元のパサディナクロッケークラブのホームグラウンドで、今大会のために特別に貸していただいたものである。そのため、初日にクロッケープレーヤーの皆さんが見学に訪れ、ゲート通しやスパーク打撃の練習を一緒にしたところ、翌日は友人なども誘って、パサディナクロッケークラブ会長のエリック・ソーヤー氏を含む6人が観戦に駆けつけた。そして、観戦の合間にゲートボール普及用DVDやルールブックをもとに競技方法を学び、大会終了後に初心者教室を開催。最後に、練習試合をロセンゼルスチームと1試合、混合チームで1試合を行った。
 ゲートボールを体験したクロッケープレーヤーの皆さんは、競技時間がクロッケーに比べて短い点、作戦を考えるのが面白い点などが魅力的であるとゲートボールの感想を述べるとともに、今後は、ロサンゼルスチームの練習にも定期的に参加したいとの意欲を語ってくれた。これを機に、アメリカの他の地域のクロッケークラブにもゲートボールが伝播していくことを期待したい。

 また、競技中、とくにロサンゼルスのプレーヤーは終始笑顔で、ミスをしても「ドンマイ!」というような言葉をかけ続けていた。クロッケープレーヤーも、1打決まるごとに「ビューティフル!」と歓声をあげるなど、見ていて楽しくなる試合が印象的だった。

 なお、今年9月に新潟市で開催される第11回世界ゲートボール選手権大会に、ロサンゼルス1チームと、カナダ1チームの出場が予定されている。
会場はパサディナクロッケークラブのホームグラウンドで、絶好のコンディションの天然芝コートで行われたアメリカ、カナダ、日本からの参加者が全員集合!プレー中のカナダチームの皆さん。今大会にはプレーヤーの家族も多数応援に訪れて賑やかだった
ゲートボールを体験したパサディナクロッケークラブのメンバー。後列右端が、会長のエリック・ソーヤー氏クロッケーチーム(先攻)と練習試合をするロサンゼルスチームの皆さん(後攻)クロッケースタイルの打ち方でボールを上手にコントロールするクロッケープレーヤー