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【港区・岩手県ゲートボール交流会】

とどけよう スポーツのチカラを東北に!

 2014年8月9日(土)・10日(日)の2日間、一般財団法人港区体育協会主管の下、『BELIEVE IN THE POWER OF SPORTS スポーツで交流~とどけよう スポーツのチカラを東北に!』が東京都港区で開催された。当イベントは東日本大震災の復興支援事業の一環として、東京都と、公益財団法人東京都体育協会が主催。昨年に続き、今年度が2回目の開催である。
 ゲートボールは港区立港南小学校を会場として、同区立港南子ども中高生プラザ(プラリバ)、高輪子ども中高生プラザ(TAP)、東京タワーゲートボールジュニアが参加。これらのチームは昨年度より、港区ゲートボール連合会の指導を受け、活動している。
 一方、岩手県からは、先日、第19回全国ジュニアゲートボール大会に出場した、もりおか木曜クラブ(盛岡市)、二戸中央小学校(二戸市)の児童生徒が参加。指導員、保護者を含めると、全体で76名の参加であった。
 初日のスタートを飾る対面式では、2012年ロンドンオリンピックボクシングバンタム級銅メダリストの清水 聡選手(自衛隊体育学校所属)、同フライ級日本代表 須佐 勝明選手(自衛隊体育学校所属)が出席。参加者全員で記念撮影を行い、両選手による始球式を行った。両選手は、2013年2月、岩手県宮古市田老地区で開催された「オリンピックデー・フェスタin田老」で地元の子どもたちとゲートボールを通じて交流を図ったことがあり、その縁で今回のご招待となった。始球式では、清水選手はメダリストとして、抜群の身体能力を活かし、見事に第1ゲート通過! 須佐選手は自身の小学生時代、故郷の福島県でゲートボールクラブに所属し、福島県内で2位に入った経験があることを話してくれた。
 1日目は実戦形式、2日目は雨天により体育館で実施。特別講師の岩手県ゲートボール協会事務局長 谷藤 正志氏の指導により、港区と岩手県の子どもたちが混成チームを組み、岩手県の中高生が監督として各チームに付いて交流試合を行った。時間が経つにつれ、子ども同士、経験者が初心者に優しく教える場面も。2日間を通じて、地域、世代を越えた交流となり、子どもや保護者、指導者にとっても、今後の活動に繋がる貴重な体験となった。

 なお、東京都内、港・新宿地域限定ではあるが、交流会1日目の模様が下記の日程で放映される予定となっている。
※地デジ111ch J:COM(港・新宿エリア) 『週刊みなしんワイド』
8月16日(土) 18:00~18:30、23:30~24:00  
8月17日(日) 12:30~13:00
ボクシングの清水 聡選手・須佐勝明選手を囲み、全員で記念撮影! 「いまでも実家にマイスティックがあります!」という、小学生時代にゲートボールクラブに所属していた須佐勝明選手
始球式で見事な第1ゲート通過を見せた、銅メダリストの
清水 聡選手
人工芝の校庭で、思いっきり打ちます!!
体育館では室内用ボール「まんまりも」を使用 高学年のお兄さんが丁寧に教えてくれました!