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【文部科学大臣杯第30回全日本ゲートボール選手権大会】

入賞チームの横顔を紹介!

優勝 佐多キング(鹿児島)
プレッシャーをはねのけて見事V2!


 重圧をはねのけて見事2連覇を達成したのは、九州最南端、佐多岬のチーム。ジュニア時代からプレーを続けている20代2人と、数々の実績を持つ50~60代のベテランが合体したチーム。
「決勝トーナメント2回戦の山科スバル戦(京都)では99%負けたと思いましたが、最後の最後に上がって勝つことができ、同じ鹿児島県のフレンドスポーツとの決勝戦が実現できたのが、うれしかったです。フレンドスポーツは、技術力が高く、県の大会でも勝ったことのない相手で、やりにくかったですが、柳川航也選手(写真左から2人目)が一発当ててくれて流れを変えることができました。2連覇できたのは、ホント奇跡です」(写真中央、今針山涼平主将・22歳)
     

準優勝 フレンドスポーツ(鹿児島)
同県対決でくやしい同点内容負け


 現在、アジア選手権大会3連覇中で、本大会でも過去3回優勝している日本のトップチーム。今年10月の第11回世界ゲートボール選手権大会で、まさかの決勝トーナメント1回戦負けを喫してから、気合いを入れ直して今大会に臨むも、決勝戦で、同じ鹿児島県の佐多キングに同点内容負けをしてしまった。
「いやー、またダメでした。ここのところ負けてばかりでショックです。今大会も、他のメンバーはしっかりプレーしてくれたのに、自分だけ調子がわるくて迷惑をかけてしまった。全部、自分のせいです」と、がっくり肩を落とす曽山喬貴主将(写真左端、30歳)であった。
     

第3位 北斗クラブ(北海道)
社会人チームが本大会初入賞!


 全国社会人大会では4回もの優勝を経験している社会人チーム・札幌市役所GB同好会を母体にしたベテランチームが本大会に挑戦し、初の入賞を果たした。
「大会前はみんな揃っての練習もなかなかできず、人工芝コートにも手こずりましたが、2日目もできるだけ多くの試合をしたいとの思いで戦いました。2次リーグ戦で強豪の上昇気流(鳥取)を破った一戦から調子が上がり、1試合ごとにヒーローが生まれるような戦いができました。来月は、国体の北海道予選が待っているので、今度は国体目指してがんばります」(写真後列左から4人目、大場雅明主将・65歳)
     

第3位 大阪みどり(大阪)
フレンドスポーツ戦で善戦できたのが大きな収穫

 2003年の第19回大会優勝ほか、過去2回の準優勝の経歴を持つ強豪チームで、今大会はレギュラー選手に全国大会初出場選手を加えた10~70代の幅広い年齢層のメンバーで臨んだ。準決勝のフレンドスポーツ(鹿児島)戦では、あと一歩というところまで追い詰めるが、力及ばず、1点差で涙を吞んだ。
「2次リーグ戦は1勝2敗での勝ち上がりだったので、まさかここまでこられるとは思いませんでした。ようやく今年度初のメダルを取ることができてうれしいです。フレンドスポーツ戦でも、一方的にやられことなく、ねらい通りにゆさぶりをかけることができ、相手を1点差まで追い詰めることができたことは大きな自信になりました。今後は、さらに安定感のあるチームを目指します」(写真左から4人目、島田章宏主将・40歳)