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【2015タイ・ウドーンターニー国際ゲートボール選手権大会】

タイチームが優勝から第3位までを独占!

 タイ東北部・ウドーンターニー市内ベッスワンスタジアム(人工芝)にて、「2015ウドーンターニー国際ゲートボール選手権大会」が2015年2月13日(金)~15日(日)に開催された。
 今大会のエントリーは、日本、台湾、マカオ、インドネシア、シンガポール、インド、ラオス、タイの8つの国と地域からの45チーム。
 大会初日は、夕方から歓迎会が行われ、ウドーンターニー市長のあいさつなどに続き、 タイ料理が振る舞われ、大勢のプレーヤーやスタッフが入り混じり、ダンスや歌などに興じた。
 翌日から、開会式に続き、いよいよ競技がスタート。5チームもしくは6チームのリーグ戦のあと、トーナメント戦が行われた。
 日本チームは、北海道・広島県混成の「JAPAN A」がトーナメント2回戦まで、「OSAKA TEAM」がトーナメント1回戦まで進出したが、惜しくも敗退となり、優勝から第3位までを開催地のタイチームが独占した。
 閉会式では、優勝から第3位チームにカップとメダル、そしてすべてのチームに記念の絵画、すべてのブレ―ヤーに参加証・メダルが授与され、終了後はブレ―ヤー、審判スタッフ全員で記念撮影(右上写真)をするなど友好的な雰囲気が溢れる中での閉幕となった。
 タイで40チーム以上の規模の国際大会が開催されたのは今大会が初めてだったが、ウドーンターニー市行政のバックアップ体制も手厚く、プレーヤーをもてなし、皆で大会を成功させようという意気込みが強く感じられた。
 また、今大会の審判員は20代のウドーンターニーの大学生が中心となって務めたが、全員が基本に忠実に冷静に判断して正確にゲームを裁こうとしている姿勢が伺え、好感が持てた。また、タイのプレーヤーもミスをしても笑顔で声を掛け合ったり、心からゲートボールを楽しんでいる様子だった。
 ウドーンターニーをはじめ、タイ国内でのゲートボールの広がりを見ると、将来性が大いに期待できる。
 なお、今大会には、ラオスより、ラオス国立大学の社会学部教授を中心としたチームがエントリーしていた。ラオスでは、タイゲートボール連合の協力を得て、最近ゲートボールの活動を開始したところであり、今後は、タイを参考に普及に努め、ラオス国立大学の学生にも広めていきたいとのことで、さらなる広がりが期待される。  
開会式では、タイの伝統舞踊でプレーヤーを歓迎 北海道、栃木、埼玉、東京、広島などから参加した日本選手団
ウドーンターニー市行政の手厚い協力体制が見られる大会となった。写真向かって右から2人目がタイゲートボール連合のプラチョン・キンミンヘー会長 お互いの健闘をたたえ合う日本チーム(右側)とタイチーム
優勝した「SDC 19 Nakohnpanom」(タイ) 優勝したタイチームのプレー
今大会で活躍した、地元の大学生を中心としたタイの審判団 ジェスチュアもビシッと決まっているタイの審判員