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【第15回全国社会人ゲートボール大会】入賞チームの横顔を紹介

優勝 緑風会(徳島)

残り2分からの逆襲でV2達成!

 社会福祉法人健祥会グループの特別養護老人ホーム『緑風荘』の職員チーム。一昨年の第13回大会準優勝、前回優勝の強豪で、今大会では見事2連覇を達成した。今年7月31日に逝去された健祥会グループ理事長であり、(公財)日本ゲートボール連合理事の中村博彦氏を悼み、メンバー全員、喪章を肩につけて試合に臨んだ。さらに、決勝戦では、控えのメンバーが掲げる中村博彦氏の遺影が見守る中、残り2分から大逆転し、昨年に続いて大会を制覇した。
「ゲートボールの素晴らしさを教えてくださった中村理事長に恩返しをすることができました。とくに、大会前の10日間、集中特訓をした成果が苦しい場面で表れたと思います」

準優勝 桜花寮(新潟)

第1回大会から15回連続出場の皆勤賞チームが初入賞

 新潟県五泉市にある養護老人ホーム『桜花寮』の職員によるチーム。第1回大会から今大会まで連続出場を続けており、第11回大会ベスト8、そしてついに15年目にして初の入賞を果たした。ホーム内のコートで、出勤前の早朝に練習をしている。
「決勝戦はあと一歩というところで、惜しかったです。でも、予選突破が目標だったので、準優勝は上出来です。あと数年でメンバーの2人が定年を迎えるので、今後は後継者育成が課題ですね」

第3位 糸口厚生園(大分)

第7回大会、第12回大会に続いて3回目の第3位入賞

 社会福祉法人「大分県社会福祉事業団」の宇佐市にある施設『糸口厚生園』の職員チーム。第3回大会から連続出場中で、3回目の第3位入賞となった。
「メンバーの白石正信園長(下写真右端・59歳)が定年で最後の本大会出場となるので勝ちたかったんですが、残念です。勤務の都合上、なかなか、全員揃っての練習ができなかったので仕方ないですね。今後の課題は、最後までへたばることのないように体力をつけることです(笑)」

第3位 スーパーキング(福井)

ゲートボール用品メーカーとしての意地を見せて3回目の入賞

 第1回大会に会社名の『シャトル』で出場して準優勝、そして第5回大会ではブランド名の『スーパーキング』にチーム名を変更して2回目の準優勝、そして、今大会、14回目の挑戦で久々の入賞を果たした。
「前回は決勝トーナメント1回戦で北建ジーンズ(福岡)さんに負けてくやしい思いをしました。今大会では、決勝トーナメント2回戦で、またもや北建ジーンズさんと当たり、リベンジに燃えて雪辱を果たすことができましたが、そこで燃え尽きてしまった……。でも、今大会では新製品の樹脂製ヘッドのスティックを使用して、反発力が良いことを大いに宣伝することができたのでよかったです(笑)」