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【第20回全国ジュニアゲートボール大会】

注目チームを紹介!

初出場の“指定校”チーム クラーク高校熊本上通(熊本)
 
 全国にキャンパスがある通信制高校・クラーク記念国際高等学校は、毎年、各キャンパスから数チームが出場している常連校であるが、今回は熊本上通キャンパスが初出場。他県のキャンパスからの紹介や、熊本県ゲートボール連合からの勧めにより、昨年6月から選択授業として隔週1回のゲートボール授業をスタート。続く10月には(公財)日本ゲートボール連合が学校へのゲートボール普及活動を支援する“指定校”チームとなり、12月に全国高等学校ゲートボール選手権大会に初出場して5勝1敗という好成績をあげて自信をつけた。今大会には、選択授業を受講する生徒から有志が集まって初出場を果たした。
「入江辰則監督(後列右端)をはじめ、県内の強豪選手などから熱心な指導を受けて初出場を果たすことができました。また、今年9月に熊本県で開催される第17回全国社会人大会や県総体にもボランティアとして参加させていただくことが決まったおり、こうした地域との交流は生徒たちにとって、とても良い経験となっています」(ゲートボール担当教諭・横山知弘先生・後列左端)
     
平均年齢8.17歳の最年少チーム M.M.CジュニアE(岩手)

 男子最年少7歳の1選手、女子最年少8歳の3選手をようする今大会最年少チーム。ゲートボールをはじめて3カ月~2年という本大会初出場の初々しいメンバーが顔を揃えた。
 高校生までのジュニア19人に大人の愛好者も所属する全国大会常連の強豪クラブ「もりおか木曜クラブ」のジュニアメンバーで週1回、打撃などの基本を中心に練習をしている。
「今回は大会慣れして経験を積むことが目標です。結果的にタッチやゲート通過に失敗したとしても、そのときにきちんとしたフォームで打撃できたか、監督の言うように優しく打つことができたか、そういったことのほうが大切であることに子どもたちが気が付いて、ふだんの練習にも生かしてくれるようになればと願っています」(谷藤正志主将)
     
アメリカ人留学生を含むチームで2回目の出場! 帯広大谷高等学校(北海道)

 (公財)日本ゲートボール連合が学校へのゲートボール普及活動を支援している“指定校”チームで、前回に続いて2回目の出場。アメリカ人留学生のハンナ・ベアム選手(10番)を含む全員がボランティア部に所属する16歳メンバーで本大会初出場。今年5月から練習をはじめたばかりだという。週2回の練習は、校内の天然芝コートでリレーション-3(トリプルス)による実戦形式などで行ってきたが、不運なことに雨天が続き、思ったような練習ができなかったという。
「今回は、新たなメンバーでのチャレンジなので、勝敗よりもチームプレーで楽しく試合をすることが目標です」。
     
今年の全国選抜大会開催地・蔵王町から出場! 蔵王高等高校A&B(宮城)

 今年5月に宮城県蔵王町で開催された第30回全国選抜大会にボランティアとして参加し、コート準備の手伝いや会場の清掃などで大会をサポートしていただいた蔵王高等学校より、男女2チームが出場。昨年まで(公財)日本ゲートボール連合の“指定校”として出場してきたが、今回はいままでの経験者に、今大会出場を希望する新メンバーも加わった。自然科学部やバトミントン部など他の部活と兼部するメンバーも多いため、夏休みに入ってから集中練習を積んできた。
「全国大会という大舞台での他校との交流は、生徒たちにとって貴重な経験になると思います。今後は、ゲートボール同好会などにより、固定メンバーで活動を続けていけたらと思っています」(ゲートボール担当教諭)