【イギリスゲートボールオープン大会 2015】
日本など4カ国から10~80歳までの36名が参加!
昨年、はじめて国際的なゲートボール普及イベントが行われたイギリスで、「イギリスゲートボールオープン大会 2015」が2015年8月25日(火)~27日(木)の3日間にわたり、開催された。 会場は、前回同様、ノースヨークシャー州リポン市の「リポン・スパホテル」敷地内にある芝生広場で、ふだんはクロッケーに使用されているコートである。 今大会は、昨年の第11回世界ゲートボール選手権大会に初出場したスイスと、イギリスの選手が企画し、会場となった「リポン・スパホテル」の主催により、開催の運びとなった。 参加したのは、日本からの1チームをはじめ、スイス1チーム(ニュージーランド選手を含む)、オーストラリア1チーム、地元イギリス2チーム、そして日本とイギリスによる国際混成1チームの計6チームで、10歳から80歳までの幅広い年齢の36名が出場した。 1日目と2日目は、総当たり方式で各日とも各チーム5試合ずつ、合計10試合を行った結果、日本(10勝)、オーストラリア(8勝)、国際混成(5勝)、イギリス2(4勝)の4チームが、3日目の決勝トーナメント戦に進むことになった。 3日目は、その4チームによる決勝トーナメント戦が行われ、準決勝戦、3位・4位決定戦、決勝戦の結果、日本が優勝、国際混成が準優勝、オーストラリアが第3位、イギリス2が第4位となり、表彰式では優勝チームにカップが授与された。 3日間とも、ゲーム間のインターバル時間には、ホテル屋内に移動して約15分間のティータイムを楽しむなど、イギリスならではのゆったりとした大会進行で、各国選手同士での談笑も進み、親善交流が図られた。また、日本選手に技術やルールの質問が多く寄せられたり、空き時間に練習コートで熱心にプレーをする子どもたちの姿が見られるなど、ゲートボールに対する真剣な姿勢がうかがわれた。 さらに、大会期間中には、英国国営放送のBBCと、ローカルテレビ局の取材もあり、今大会の模様が放映されたほか、イギリス・マンチェスターのクロッケークラブからもゲートボール指導の依頼が来ており、今後は、イギリスはもとより、ヨーロッパ、そして世界のクロッケー愛好者へのゲートボール普及が期待される。 英国国営放送BBCでの放映は下記からご覧いただけます。 Gateball ローカルテレビ局での放映は下記のサイトからご覧いただけます。 http://www.itv.com/news/calendar/update/2015-08-26/gateball-championships-in-ripon/ |
日本、スイス、オーストラリア、イギリスから10~80歳までの36名が参加 | ホテル前の芝生広場に3コートを設営し(1コートは練習用)、相互審判制により3日間にわたって競技が行われた |
ふだんはクロッケー大会も数多く行われているという、美しく整備された会場の天然芝コート | 日本(広島、岡山、東京)から参加した皆さん |
インターバル時間にはホテル屋内でティータイムを楽しむ | 表彰式で優勝カップを授与される日本チームの皆さん |