【第70回国民体育大会[公開競技]ゲートボール競技会】
会場の模様・審判会議・監督会議
前日の会場の模様 国体の公開競技として初実施される今大会の会場は和歌山県の高野山。高野山は今年2015年、弘法大師空海の手で密教の道場が開かれてから1200年目を迎えるため、記念イベントが目白押し。そんな高野山開創1200年にあわせて、今大会は開催される。 前日の会場を訪れてみたが、残念ながら今朝までの降雨でコートコンディション不良のため、前日練習は中止。しかし、雨の合間を縫って整備されたクレーコート8面は、明日、地面が乾いたら絶好のコンディションとなることだろう。 |
壇上伽藍(だんじょうがらん)の根本大塔(こんぽんだいとう) 高野山の二大聖地のひとつで、弘法大師が真言密教の道場を開くにあたり最初に整備に着手した場所。境内に建つ根本大塔は、高さ48.5mの日本で最初の多宝塔である |
金剛峯寺(こんごうぶじ) 高野山真言宗の総本山。国内最大級の石庭「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」や、狩野派の襖絵など見どころが多数ある |
今朝までの降雨により前日練習が中止になった会場だが、水はけの良い山砂入りのクレーコートはきれいに整備され、あとは地面が乾くのを待つばかり | 会場には、高野町の子どもたちが描いた手づくりの大会旗がズラリと並んでいた |
審判会議 13:00~15:00(於・高野町役場) 今大会の審判を担当する近畿地域各県から選任された審判員と、主管団体である和歌山県ゲートボール協会の競技委員、約100名が参加した。 最初に、日本ゲートボール連合・遠藤専務と、今大会審判を担当する近畿地域ゲートボール協議会の望月会長によるあいさつが行われたあと、競技運営内容について再確認をした。 その後、審判員と競技委員に委嘱状が手渡され、今大会の審判委員長を務める刀袮克彦氏による「体調管理に気を付けてがんばりましょう」との力強い言葉で審判会議を終えた。 |
「記念すべき大会の運営に携わったという誇りを持って、審判や大会運営に当たってほしい」と参加者にエールが贈る、近畿地域ゲートボール協議会の望月会長 | 今大会の審判員に遠藤専務から委嘱状が手渡された |
監督会議 15:00~17:00(於・高野町中央公民館) 出場チームの監督が参加した監督会議は、和歌山県ゲートボール協会・小田会長のあいさつからスタート。その後、明日行われるリーグ戦の組み合わせ抽選会が行われ、各監督による抽選により組み合わせが決定した。 その後、休憩をはさんで、「アンチ・ドーピング研修会~真のチャンピオンを目指して」と題された講演が、かつてカーリング選手としても活躍され、現在は公益財団法人日本アンチ・ドーピング協会(JADA)協力講師の金子恵美さんによって行われ、遠くない将来、ドーピング検査が行われる可能性のある国体であることからも、アンチ・ドーピングは当然の責務であることが強調された。 なお、リーグ戦の組み合わせは以下よりご覧いただけます(PDF) http://www.gateball.or.jp/02/15-09leaugekumiawase.pdf |
JADA協力講師の金子恵美さんによる「アンチ・ドーピング研修会」 |