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【第70回国民体育大会[公開競技]ゲートボール競技会】

入賞チームの横顔を紹介!

男子 第1位 岐阜県
「決勝戦で会おう!」との鹿児島県との約束を果たして見事第1位入賞!


 決勝戦の相手の鹿児島県とは、リーグ戦でも対戦したが、惜しくも敗戦。その際に「決勝戦で会おう!」と鹿児島県と約束した。その約束を見事に果たして決勝戦に進出。決勝戦は、雨中戦となったが、こう着状態から鹿児島県のタッチプレーの乱れをついて鮮やかな逆転勝利を収めた。
「鹿児島県との約束通り、決勝戦に進めたのがまずはうれしかったです。決勝戦では、一つ一つのプレーを大切にしてミスをしなかったことが勝因です。自分たちを幼い頃から指導してくれた、吹原監督(左写真の右端)をはじめ、地域のゲートボール指導者の皆さんに感謝しています」
     
男子 第2位 鹿児島県
雨中戦に負けた決勝戦

 
リーグ戦から準決勝までは負けそうな試合もあったが、「運良く勝てた」という曽山喬貴主将(右写真)。決勝戦は、リーグ戦で勝利した岐阜県との再戦となったが、「雨で地面が柔らかくなり、スパーク打撃あとに窪みができることから、スパーク打撃後のタッチプレーをはじめ、ミスが多すぎた。チャンスはあったのに生かすことができませんでした」と、ガックリ肩を落としていた。
     
男子 第3位 熊本県
試合の見極めが良い方向に流れての第3位入賞!
 
 第3位決定戦では、残り5分過ぎに同点に追いつき、最後に入江辰則主将(右写真)が3つの上がりを決めて大逆転勝利で第3位入賞を決めた。
「有名チームがひしめくリーグ戦から厳しい戦いになりましたが、ときに控えたり、ときには一発をねらったりという試合の見極めが良い方向に動いて、第3位に入賞することができました。鹿児島県との準決勝戦で、1点差で負けたのはくやしいですが、チームメートと楽しくなごやかにプレーできたことが何よりもうれしかったです」
     
女子 第1位 大阪府
チームワークが勝因! めちゃうれしい!!


 決勝戦では、序盤から早めに点数を重ねていく速攻タイプの試合運びで福井県をそのまま押し切り、13-6で鮮やかな勝利を決めて初代女王の栄冠に輝いた。
「試合中は緊張しないのに、終わったとたんに足がガクガク震えた」というメンバーの皆さん。それだけ試合に集中していたのだろう。
「勝因はズバリ、チームワークです。主将は仲間を信頼して指示を出し、選手はそれに十分に応えて自分の仕事をきっちり果たすことができました。とにかく、めちゃうれしいです!」
     
女子 第2位 福井県
決勝戦ではふだんの半分の力も出せなかった……

 第1ゲート後方にボールを集める作戦タイプのチームだが、決勝戦では大阪府の速攻になすすべもなく敗退してしまった。
「監督の素晴らしい采配と、試合ごとにヒロインが出現する幸運に助けられて勝ち上がってきました。決勝戦ではふだんの練習の半分の力も出せなかった。きっと知らないうちに緊張していたんでしょうね。でも当初の目標は決勝トーナメント戦進出だったので、第2位は上出来です」
     
女子 第3位 山梨県
第3位入賞を招き入れた和気あいあいプレー

 第3位決定戦では、序盤から有利な態勢で試合を進めたが、最後に相手チームに追い上げられ、それを振り切っての第3位入賞となった。
「最後まで厳しい試合の連続で、ゲートボールをはじめてからこんなに苦しい大会ははじめてといっても過言ではないくらい。あらためてゲートボールって怖いなあと思いました。勝因はやはりチームワーク! ミスが出たらお互いに声を掛け合い、和気あいあいと試合をした結果が、第3位入賞につながりました」