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【第6回香港アジア都市招待ゲートボール選手権大会】

日本を含む6つの国と地域から40チームが出場し、深圳龍城(中国)が優勝!

 中国香港門球総会主催による国際オープン大会、第6回香港アジア都市招待ゲートボール選手権大会が香港の九龍湾運動場(天然芝コート)で12月7日(土)・8日(日)に開催された。
 参加チームは、日本3、中国17、台湾(チャイニーズ・タイペイ)5、マカオ3、インドネシア1、そして開催地・香港11の計40チーム。
 初日は、午後から予選リーグ戦が開始され、5チームごとのリーグ戦が第1試合から第6試合まで行われた。最終の第6試合は17時20分スタートとなったため、日没のため競技場にライトが点されてナイター試合となったが、ゲートが見えにくく、選手はボールを通すのに苦戦していた。
 翌日は、前日に続き、予選リーグ戦の第7試合から第10試合が行われた。大会2日目ともなると、各コートでは各国・地域選手同士の交流が活発になり、言葉は通じなくともゲートボールを通してコミュニケーションを取る様子が見られた。
 また、第8試合ののちに開会式が行われた。最初に音楽が流れ、各チーム、プラカードを持った地元の中学生を先頭に会場外から入場行進が行われ、中国香港門球総会の劉李麗芳会長をはじめ、中国やマカオの代表者6名の来賓が登壇。和やかな雰囲気で始球式が執り行われた。
 午後からは、各リーグ上位2チームの16チームによる決勝トーナメント戦となり、1回戦終了後、勝利した8チーム(金組)と敗退した8チーム(銀組)に分かれ、金組・銀組それぞれで準決勝、決勝を行う変則的な方法で順位が決定され、最終成績は下記の通りとなった。

【金組】 
優 勝:深圳龍城(中国)     
準優勝:香港四隊(香港) 
第3位:嘉縣槌協甲隊(チャイニーズ・タイペイ) 
第4位:福建省晋江市門球隊(中国) 
【銀組】
優 勝: 香港二隊(香港)
準優勝: 嘉縣槌協乙隊(チャイニーズ・タイペイ)
第3位: 高橋一隊(中国)
第4位: 澳門英燕隊(マカオ) 

 なお、夕方からは、フェアウェルパーティーがレストランで開催され、入賞チームの表彰式が行われた。また、中国香港門球総会の劉李麗芳会長より全参加チームに記念楯が手渡された。その後、参加チームによるアトラクションやボランティアによる生演奏が行われる中、各国・地域の選手たちが入り交じって一緒に歌い、輪になって踊るという交流が続き、大盛況のまま全日程を終了した。

※下の写真はクリックすると大きくご覧いただけます。
初日の最終試合は日没のため競技場にライトが点され、ナイター試合となった日本から参加した富山ことぶきチーム。予選リーグ戦1勝3敗により、決勝トーナメント進出はならなかった
インドネシアからはスラウェシ島のチームが参加
2日目の予選リーグ戦途中に行われた開会式。プラカードを持った地元の中学生を先頭に、一堂に会する各国・地域のチーム 開会式であいさつをする中国香港門球総会の劉李麗芳会長
審判は主審・副審・記録員・線審の4人構成。審判団の平均年齢は日本と比べると低めで、最年少で20代前後。通告・宣告とゼスチュアの機敏さが印象に残った 決勝戦、優勝した中国の深圳龍城のプレー。中国選手特有の正面打ちによるスパーク打撃
優勝した深圳龍城(中国) 準優勝の香港四隊は若い選手が中心第3位の嘉縣槌協甲隊(チャイニーズ・タイペイ)