【2013年ニューサウスウェールズ州ゲートボール選手権大会】
日豪から66人のプレーヤーが参加し、リレーション-2とチーム戦で交流を深める
オーストラリアの首都キャンベラにて、日本とオーストラリアのチームによる親善ゲートボール大会が昨年11月22日(金)~24日(日)に開催された。 会場はキャンベラ・クロッケークラブで、管理された天然芝の良いコンディションの中、日豪の交流を深めた。 日本から参加したのは、岩手と宮城の混成10名と、大阪2名の計12名で、全員がオーストラリア初体験。一方、オーストラリアは、クィーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、首都キャンベラからの54人が参加。オーストラリアでのゲートボール普及当初からプレーを楽しんでいるシドニー・メルボルン地区以外からの新しいチームも出場しており、普及の成果が見受けられた。 今大会は、前半にリレーション-2(ダブルス部門)、後半にはチーム部門が行われた。ダブルス部門には、日本6チームとオーストラリア16チームの計22チームが、チーム部門には、日本2チームとオーストラリア9チームの計11チームが参加。 日本の選手たちは、最初のうちこそ、「コートごとで試合を進める」「モーニングティーやアフタヌーンティー・タイムがある」等、日本とは違うオーストラリアならではの、のんびりとした大会運営にとまどいを見せていたが、クラブハウスで自由にコーヒーや軽食等を手にしながら、手の空いた人たちで得点ボードをサポートするなど、手づくり感満載のアットホームな雰囲気の大会を満喫していた。ただし、のんびりとした雰囲気ながらも、3日間を通じて最低15試合が楽しめる競技方式で、日本選手たちは充実した試合数にも満足していた。 日本選手の多くは、日本の全国大会常連レベルの選手であったが、オーストラリア選手もそれに負けじと互角の戦いを繰り広げ、オーストラリアの技術のレベルアップがうかがえた。 大会結果は、ダブルス部門は谷藤&遠藤ペア(岩手県)が優勝、チーム部門も岩手チーム同士による決勝戦となり、両部門で日本が優勝を果たした。 なお、英語版の大会レポートは、ゲートボール・オーストラリアの下記のサイトからご覧いただけます。 http://gateball.com.au/?p=1105 また、大会の動画も下記からご覧になれます(ジム・ニコルズ氏提供) http://www.youtube.com/watch?v=D7vy8oF7ATI ※下記の写真はクリックすると大きいサイズでご覧いただけます。 |
会場のキャンベラ・クロッケークラブ | ゲート通過を熱心にサポートするオーストラリア選手 |
オーストラリアからは若いプレーヤーが大勢参加し、オーストラリアでの普及拡大の成果がうかがえた | ダブルス部門の決勝戦でプレーする日本選手 |
ダブルス部門で優勝した遠藤&谷藤ペア(右側・岩手)と、 準優勝のマクラクラン親子ペア(左側・ビクトリア州) | チーム部門で優勝した岩手Bチームと準優勝の岩手Aチーム。そして、特別賞としてベストニューチーム賞を受賞したジャンベルーチーム(ニューサウスウェールズ州) |
日豪の参加選手による集合写真 |