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【平成25年度JGU全国ゲートボール指導者研修会】

全国から60人の指導者が参加して開催される

 平成25年度JGU全国ゲートボール指導者研修会を2月25日(火)~26日(水)、東京の品川プリンスホテルで開催し、全国の都道府県ゲートボール団体から役員や指導者60人が参加した。
 開会にあたり、文部科学副大臣の西川京子氏が来賓として駆けつけ、参加者にエールを送った。
 初日に行ったのは「ゲートボール指導者全国調査から見る普及のヒント」と題したワークショップ形式の研修。昨年夏に公認スポーツ指導者(ゲートボール)を対象に実施したアンケート結果をもとに、「子どもへの普及活動の工夫」「50~60代の女性を増やす工夫」「魅力的な指導者になるために」の3テーマについてグループ討議を行い、発表の場では「若いプレーヤーが参加しやすいように、大会の開催は土・日曜日に!」「未経験者もプレーしたくなるようなファッションセンスのあるウェアの着用を!」などの有用な意見が聞かれた。
 翌日は「ドーピング防止(アンチ・ドーピング)活動への第一歩」の講演からスタート。ドーピング防止の基礎知識から、実際に日本国内で行われたドーピング検査の実績なども発表され、囲碁競技でも検査が行われていることに、参加者からは驚きの声があがった。また、ゲートボールにおいても、今後はドーピング検査の対象になり得る可能性があることを認識した。
 その後は「スポーツ指導者における倫理について」の講演が行われ、体罰や言葉の暴力など反倫理的言動を起こさない指導方法について、実際に参加者同士でコミュニケーションを取る実験などを交えながら、プレーヤーから上手に話を引き出し、自発性を促す方法などを学んだ。
 そして最後に、JGUから「2014年度ゲートボール指導者養成事業について」、その基本計画を発表し、閉会となった。



※今回の指導者研修会は、日本財団の助成を受けて開催しました。


参加者にエールを送る文部科学副大臣の西川京子氏 5~6人のグループに分かれて普及のヒントについてワークショップをする参加者の皆さん
初日のワークショップを担当された、立教大学コミュニティ福祉学部長の松尾哲矢氏(右)と、早稲田大学スポーツビジネス研究所招聘研究員の松澤淳子氏ドーピング防止活動の講演をされた、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会 アンチ・ドーピング委員 スポーツファーマシストの関水康成氏スポーツ指導者における倫理について講演された、清水隆一氏(清水隆一コーチングカレッジ株式会社 代表取締役社長)