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平成25年度地域指導者研修会及び北関東・東北地域高校生交流会

宮城県で県内外から300名が参加して開催される!

 平成25年度地域指導者研修会及び北関東・東北地域高校生(ジュニア)ゲートボール交流会が宮城県ゲートボール連盟の主催により、3月27日(木)に仙台市の『シェルコムせんだい』で開催された。
 参加したのは、東北地域の各県から参加を希望した指導者250名と、北関東・東北地域(埼玉、栃木、新潟、岩手、福島、宮城)のジュニアプレーヤー50名の計300名。

 最初に、「ジュニア育成~高校への普及のヒントと拡大のための対策」と題された講演が、埼玉県立朝霞高校ゲートボール同好会顧問の越前浩司教諭と、栃木県の作新学院高校ゲートボール部顧問の岩田良文教諭によって行われた。両校は、全国ジュニアゲートボール大会で好成績をあげており、その経験を通して、「生徒会担当教諭を通じて生徒に働きかけるのが学校に普及する近道である」「学校から一番信頼されているPTAを活用して、生徒と保護者が一緒にプレーすることでミドル層への普及にもつながる」など、教員から見た普及のヒントが披露された。また、「競技中に生徒を怒らない」「練習では“やって見せ、やらせてみて、ほめる”ことが大切」「なるべく対外試合の機会をつくる」などの指導のヒントも語られた。

 午後からは、「岩手県における女性部の活動」として、東北地域協議会女性専門委員長であり、岩手県ゲートボール協会常任理事の木村洋子氏による講演が行われ、「岩手県では、平成23年に普及指導部に女子部会を設置し、学校への普及としてポスターを作成して学校に掲示するなどの活動を行っている」事例などが紹介された。
 続いて、岩手県ゲートボール協会事務局長で、全国ジュニアゲートボール大会常連「もりおか木曜クラブ」を指導する谷藤正志氏による「ジュニアを指導して」の講演では、「子どもの指導は、教えるという上から目線ではなく、一緒にプレーする感覚で行うことで信頼関係を築くことができる」など、ジュニア指導のヒントが語られた。

 その後は、人工芝コートでの実技講習となり、参加者は4コートに分かれ、朝霞高校、作新学院高校、もりおか木曜クラブで行われている各練習メニューを体験。
 最後は、北関東・東北地域のジュニアプレーヤーによる対戦で、研修会と交流会を終了した。
 参加者からは「たいへんに参考になった。後輩たちの指導に活かしていきたい」等の感想が聞かれた。

 なお、朝霞高校と作新学院高校の練習メニューは、下記からご覧いただけます。
朝霞高校の練習メニュー(PDF:1.1MB)
作新学院高校の練習メニュー(PDF:242KB)
※今回の研修会と交流会は、日本財団の助成を受けて開催しました。
宮城県ゲートボール連盟の佐藤黎子理事長(右)から紹介を受ける、朝霞高校ゲートボール同好会顧問の越前教諭(左)と、作新学院高校ゲートボール部顧問の岩田教諭(中央) 手づくりのおもしろ練習器を使いながら、朝霞高校の練習メニューを紹介する越前教諭
練習用のボール配置について説明する作新学院高校の岩田教諭 実践的な技術講習を披露する、もりおか木曜クラブの谷藤講師