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モンゴルを日本の愛好者が訪問してゲートボール初普及!

 

 09年、駐日モンゴル大使館から「全世代が楽しめるゲートボールをぜひモンゴルで普及したい」との要請があり、10年4〜5月に(財)日本ゲートボール連合(JGU) 職員が現地を視察し、モンゴルでの普及が決定しました。そこで、10年8月25日(水)〜30日(月)、日本のゲートボール愛好者4人がJGU職員とともにモンゴルの首都であるウランバートル市へ旅立ち、現地の人々にゲートボールを初指導しました。
最初の2日間は打ち合わせと関係省庁や会場の下見を行い、3日目の27日(金)、モンゴルのサッカーリーグも使用しているナショナルスタジアムにコートを設営し、ゲートボール指導がスタート! 前回訪問時の面談者がジュニアサッカーチームの子どもたちを連れてきたり、下の写真のように日本や他国からの滞在者なども含む25人ほどが参加。基本的なルール説明のあと、ゲートボールカーリングシートなどを利用しながら打ち方を指導したところ、。午後からはゲームができるまでに急成長しました。翌日は、前日の参加者を含む約80人が参加。国会議員のガンホヤグ氏も視察に訪れる盛況ぶりでした。そして、29日(日)、ウランバートル市郊外のツーリストキャンプ(保養地)を視察して初普及の旅を終えました。
なお、今後、モンゴルでは、先のガンホヤグ国会議員を会長としてモンゴルゲートボール協会を設立し、世界ゲートボール連合への加盟を目指します。

普及最終日の28日(土)には延べ80人もの参加者がゲートボールを体験した
 

日本の愛好者によるデモンストレーションを見学する現地の人々
 

初普及に協力いただいた4人の日本の愛好者の皆さん。チンギスハーンの巨大像の前で


 

様々なモンゴル在住者がゲートボールを体験した。左から、JICA青年海外協力隊の一員として体育大学でバスケットを指導する亀井さん(29)、大学の日本語学部で学ぶトルガーさん(24)、サッカークラブ指導者の相原さん(31)、セルビアからサッカーナショナルジュニアチームのコーチに来ているグズィムさん(56)、JICAで医学療法を指導する宇佐見さん(32)
 

2日目にはゲームができるまでに成長
 

モンゴル日本友好議員連盟会長でもあるガンホヤグ国会議員(左端)が視察に訪れ、スティックを握った