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第15回JLC杯スーパーゲートボール大会:ゲートボール番組主催のオープン大会がリレーション-3を新たに加えて開催

 

■主催/(株)日本レジャーチャンネル ■後援/(財)日本ゲートボール連合ほか ■主管/静岡県ゲートボール協会 ■協賛/スカパーJSAT(株)、(株)ラムダシステムズ、(株)メディアプロデュースジャパン、ソニービジネスソリューションズ(株)、(株)朋栄、(株)大手広告通信社、(株)スカパー・ブロードキャスティング、富士通(株)

    ゲートボール番組『スーパーゲートボール』を制作する(株)日本レジャーチャンネル主催のオープン大会は、2010年4月17日(土)・18日(日)に静岡県伊豆市の天城ドームで開催されました。従来の5人制に加え、新たにリレーション-3も実施された今大会の結果は以下の通り!

★リレーション-3
ブラジルクラブ(愛知)が初代王者に輝く!
    会場は毛足の長い人工芝に張り替えられたばかりで、雨天の天然芝のようにボールの転がりが重く、ブレーキもかかる、ロングヒッター向きのコートに変貌していました。
    4チームが出場したリレーション-3は、4チームリーグ戦を先攻と後攻を変えて2回行い、総合成績で順位を決定しました。第1回戦は伊賀オールズ(三重)がベテランの味を発揮して3勝0敗でトップに立ちました。第2回戦、伊賀の快進撃にストップをかけたのはブラジルクラブ(愛知)。ブラジルは伊賀に圧倒されていましたが、終了5分前、スライドタッチで第2コーナーからゴールポール近くの相手ボールまで一気に進出して形勢逆転。そこから猛スピードでダブルプレーを成功させ、最終打者が第3ゲート通過と上がりを決めて16-12と鮮やかな逆転勝利を収めました。勢いに乗ったブラジルは残る2試合も順調に勝利し、リレーション-3初のチャンピオンに輝きました。「たとえ負けていても、必ずチャンスは巡ってくる。最後まであきらめなかったことが勝因です」(木村マサイチ主将)

リレーション-3優勝のブラジルクラブ(愛知)。日系ブラジル人を中心に2003年に編成したクラブチームで、前回に続いての出場。09年の第25回全日本選手権大会でベスト8に入った実力派。写真はゲートボール歴20年を誇る木村マサイチ選手(31)

 

リレーション-3準優勝の伊賀オールズ(三重)。伊賀市のクラブチーム。第13回敢闘賞(第4位)、今大会準優勝と、出場を重ねるたびに躍進。地元でリレーション-3のオープン大会をチーム自ら主催し、腕を磨いている

 

 

★5人制
マリンズ(新潟)が2回目の優勝!
    5人制には、(財)日本ゲートボール連合主催全国大会の常連チームである神奈川覚、ルート354(群馬)、京葉(千葉)、アミティ牧野(奈良)、心友会(大垣ジュニアOBと現役、岐阜)などのほか、全国社会人大会で入賞経験を持つトヨタ自動車(愛知)、新日鐵君津(千葉)、立川JCG(東京)、JR高崎同好会(群馬)など豪華な顔ぶれの48チームが揃いました。
    予選リーグ戦から注目を浴びたのは、09年の第26回全日本世代交流大会優勝のフレンドスポーツB(鹿児島)の水迫雄也選手を新主将に迎えたサンディーズ(神奈川)。常にコートの周りに多くの観客を集め、華麗なプレーを披露していましたが、決勝トーナメント戦ではJR高崎同好会の奇襲にあい、敗れ去りました。「最初だから、まぁまぁです」と、淡々としていた水迫主将でした。
    決勝戦は、第11回大会優勝のマリンズと、前回準優勝のサンシャインアートの強豪同士の対戦となり、マリンズが危なげのないゲーム運びで2回目の優勝を決めました。相馬 嘉主将は大の千葉ロッテマリーンズのファンで、チーム名もそこから付けたもの。「前回優勝のときはマリーンズが優勝しました。今回もマリーンズが首位を走っているので、優勝できると確信していました」(相馬主将)
    一方、サンシャインアートの林 恒生主将は前回に続いての栄冠ですが、「自分(白4番)が第1ゲート通過後に白10番を拾って、第2ゲート後方の白6番の前に送り、第2ゲートを通過して白6番へのダブルタッチをセットすることができたら、勝機があった。でも、白10番にタッチできなかったので、みんなにすまないと思う」と肩を落としていました。
 

5人制優勝のマリンズ(新潟)。第11回大会に続いて2回目の優勝。06年の第22回全日本選手権大会優勝・TKEの相馬 嘉選手(30)を中心に、埼玉県の若手3人などが加わった混成チーム。写真は、岡野圭佑選手(21)

 

5人制準優勝のサンシャインアート(京都)。
1998年の第14回全日本選手権大会優勝の梅津の林 恒生主将(59)を中心とした亀岡市のチーム。前回準優勝と第3位のチームメンバーを1つにまとめて編成

 

5人制第3位の神奈川覚。第12回大会で優勝した横浜市のクラブチーム。若手の荒井朝康主将(26)の采配のもとに08年の第24回全日本選手権大会でベスト12入りを果たした実力派

 

5人制敢闘賞のルート354(群馬)。07年の第21回全国選抜大会ミドルクラスで準優勝を遂げた伊勢崎市のクラブチーム。本大会では初の上位入賞を果たした