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第16回JLC杯スーパーゲートボール大会:4月からの施行に備えて新ルールでいち早く開催!

主催/(株)日本レジャーチャンネル ■後援/(財)日本ゲートボール連合ほか ■主管/静岡県ゲートボール協会 ■協賛/スカパーJSAT(株)、(株)スカパー・ブロードキャスティング、(株)メディアプロデュースジャパン、(株)ラムダシステムズ


ゲートボール番組『スーパーゲートボール』を制作する(株)日本レジャーチャンネル主催のオープン大会が、2011年3月12日(土)、13日(日)に静岡県伊豆市の天城ドームで開催されました。当初は56チームの参加が予定されていましたが、前日に東北地方太平洋沖地震が起き、34チームの参加になりました。開会に先立ち、震災犠牲者を悼み、全員で黙祷をささげました。
予選は5または4チームのリーグ戦(リンク戦)で行われ、各コート上位2チームと、3位チーム中の上位2チームが決勝トーナメント戦に進出する方式で、今回初出場の萬燈組が前回優勝のマリンズ(新潟)を破る活躍ぶりを見せました。
決勝トーナメント戦の組み合わせは抽選で決定しましたが、1回戦で萬燈組とマリンズの再戦となり、結果は萬燈組の完勝、マリンズの連覇の夢は消えました。第12回大会優勝の神奈川覚はサンシャインエースと対戦しましたが、サンシャインエースの辰巳綱規主将(25)の熱い采配の前に、完敗。第13回大会第3位の歩(静岡)は御殿場との静岡勢同士の対戦となり、林 聖人(12)、寛人(9)兄弟の活躍をバネに快進撃の御殿場が圧勝しました。
準決勝の萬燈組対サンシャインエースは、萬燈組が岩田守弘選手(29)のスライドタッチで逆転のきっかけをつくり、終盤の辰巳主将のロングタッチも外れて勝利を収めました。一方、御殿場対サンシャインアートは、御殿場の再三の強攻策が実らず、サンシャインアートが快勝しました。
決勝戦は4巡目、7ー7の同点から先攻の萬燈組の坂部鉄兵主将(25)が第1ゲート後方から第2ゲート左前にスライドタッチで進み、第2ゲート前の白2球をアウトボールにし、続いて吉田健二選手(24)が第3コーナーから第3ゲート左前にスライドタッチで進み、第3ゲート前の白3球をアウトボールにするという、新ルールならではのダイナミックな打撃により決着をつけ、初出場初優勝を果たしました。
“みんなが主将を務められるように”と、岩田前主将からバトンタッチを受けた坂部主将は「みんなの力です」と喜びを語りました。
 

初出場の萬燈組(愛知)が初V! 決勝戦、見事なスライドタッチから相手3球をアウトボールにした吉田健二選手(24)
 

萬燈組は、西尾市のメンバーを中心としたユースからシニア層に至るクラブチーム。昨年の第25回全国選抜大会ミドルクラス準優勝、続く第26回全日本選手権大会ではローズのチーム名でベスト8
 

シニアレディース中心のサンシャインアート(京都)が見事準優勝! 京都府のクラブチーム・サンシャインクラブ所属。前回の林 恒生主将に代わり、息子さんの彰人主将(30)が采配をとり、シニアレディースのメンバーを率いて見事に2年連続で準優勝を遂げた

 


 

小学生2人を含む地元のファミリーチーム・御殿場(静岡)が第3位! 御殿場市のクラブチームで、野木民夫選手(67)、孫の林 聖人(12)、寛人(9)兄弟を加えたファミリーチームでもある。2009年の第26回全日本世代交流大会にも出場

 


 

サンシャインエース(京都)が第4位で敢闘賞。京都府のミドルからシニア層に至るクラブチーム・サンシャインクラブから、熱血漢・辰巳綱規主将と、シニア、ミドルの男子メンバーで編成した“エース”チーム