国民体育大会［公開競技］ゲートボール競技会の出場は、「同一都道府県から出場できる都道府県は、各種別上限１チームとする。」と決められているにもかかわらず、昨年８月12日、千葉県下で開催された第74回国民体育大会南関東地域予選会において、同一都道府県から２チームが出場可能との誤った情報が伝わり、混乱を招いたことに対し、当連合に責任の一端があると認識し、本大会への出場が出来なくなったチームおよび関係各位に深くお詫び申し上げるとともに、今後こうした事態を招かぬように再発防止に取り組んでいくことをご報告いたします。

　ことの経緯は以下のとおりです。

　従前より国民体育大会ゲートボール競技［公開競技］の参加チーム数は、男女とも開催県を含む各16となっており、開催県を除くと15枠（固定）を各地域協議会（ブロック）ごとに割り振ることとしておりました。出場枠数については、４年ごとに各ブロックの会員数変動に伴う見直し作業を行っており、上記、南関東地域の出場枠が、今年開催される茨城国体から１チーム増の２チームに変更になったことに起因します。同地域予選会の決勝が東京都同士であったため、誤って両チームを代表としてしまうという初歩的なミスが発生してしまいました。

　今後、こうしたことが起こらないよう、

①主催者においてはこれら基本的事項を大会開催要綱に明記してもらうこと

②ブロックごとの出場チーム数の算定根拠となる会員数を、前々年度末の集計数を確定値として適用し、出場枠数の変動が予選会直前に生じないよう配慮すること　などを徹底していきたいと考えております。

　この場を借りて、関係各位に改めて謝罪するとともにご理解をお願いする次第です。

公益財団法人日本ゲートボール連合

常務理事　　中村健治