日本ゲートボール連合（JGU）では、新型コロナウイルスの対応に関して、厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議（以下「専門家会議」）の見解を受けて、次のとおりご案内申し上げます。

　専門家会議では、国内の感染状況について「爆発的な感染拡大には進んでおらず、一定程度持ちこたえているものの、依然として警戒を緩めることはできない」という見解が示されました。

　その上で、これまで感染が確認された場所に共通していた以下の３つの条件が示されました。

（１）換気の悪い密閉空間

（２）多くの人が密集

（３）近距離（互いに手を伸ばしたら届く距離）での会話や発声

　そして、日常生活の中で、この３つの条件が同時に重なるような場所や場面を避ける行動をとるよう呼びかけています。

　また、専門家会議のメンバーは、現在行なわれている「大規模イベントの自粛」や「全国の学校に対する一斉休校要請」、それに「北海道での緊急事態宣言を受けた対策」などの効果を分析した結果をもとに、現在の対策を継続する必要があるかどうかなど、今後の方向性についてまとめる考えを示しました。

　これを受けて、JGUでは、当面、競技会、会議等の行事の開催の必要性を再検討し、原則として延期または開催を見合わせることを要請しております。ただし、これはあくまで原則であり、競技会場、更衣室、会議室などにおいて先の３つの条件が重ならないよう配慮された小規模な行事の開催につきましては、自主的にご判断いただくようお願いいたします。

　なお、今後の対応につきましては、専門家会議の見解を参考に、改めてご案内させていただく予定です。JGUの対応にご理解、ご協力賜りますようよろしくお願い申し上げます。【2020年３月27日現在】