2025.06.16
【大会レポート】第2回パンアメリカンゲートボール選手権大会
ペルーが青年の部・高齢者の部ともに優勝の快挙!
2025年6月14日(土)〜15日(日)、南米パラグアイにて「第2回パンアメリカンゲートボール選手権大会」が開催されました。
この大会は、南米だけでなく北米も対象とした新たな国際大会として、2023年に創設され、2年に1回開催されています。
今大会は、6カ国から53チームが参加し、青年の部と高齢者の部に分かれて競技が行われました。
🌟 出場チーム(全53チーム)
【青年の部(70歳未満)・計34チーム】
・ブラジル:12
・パラグアイ:8
・アルゼンチン:9
・ボリビア:2
・ペルー:2
・アメリカ:1
【高齢者の部(70歳以上)・計19チーム】
・パラグアイ:7
・ブラジル:5
・アルゼンチン:5
・ペルー:2
🍽 前夜祭も華やかに開催!
大会前日の6月13日(金)には、エンカルナシオン日本人会館体育館にて前夜祭が行われ、選手や来賓など約300名が参加しました。
パンアメリカンゲートボール連合・萩尾会長のご挨拶に始まり、パラグアイのイタプア県知事をはじめ来賓の皆さんのご挨拶、各国ゲートボール団体の代表や行政関係者への感謝状の贈呈などが行われ、終始和やかな雰囲気に包まれました。
会場では日本食を含む料理がふるまわれ、さらにパラグアイの伝統楽器「アルパ」の演奏も披露され、参加者たちは異文化交流を楽しみました。

前夜祭であいさつをするパンアメリカンゲートボール連合の萩尾会長

前夜祭ではパラグアイの伝統楽器「アルパ」の演奏も行われました
⚡雷雨の中で開幕した大会初日(6月14日)
大会初日はあいにくの雷雨☔。急きょ、屋内のエンカルナシオン日本人会館体育館に会場を移して開会式を実施しました。

雷雨のため体育館で行われた開会式

パラグアイの選手による選手宣誓
屋外のコートが使えなくなったため、屋根付きの1面のみで予選リーグ戦を行うことに。
各リーグは基本4チームで構成され、各対戦ではゲート通しを4回行い、その結果で勝敗を決定するという特別ルールで実施され、決勝トーナメント進出チームを決定しました。

屋根付きのコート1面だけで行われた予選リーグ戦

各対戦ではゲート通しを4回行い、その結果で勝敗を決定しました
☀️ 最終日は天候回復、決勝トーナメント実施!
6月15日(日)の最終日は、雨も上がり、エンカルナシオン日本人会館総合運動場にて無事に競技を再開。
ただし前日の影響により、使用可能なコートは8面のみ。スケジュールを再調整するため、急きょ代表者会議が開かれました。
競技は相互審判制で行われ、各国の若い審判員のキビキビとした動きが光りました。

決勝トーナメント戦の模様

キビキビと試合を進行していた若い審判員
🏆 大会結果
見事、青年の部・高齢者の部ともにペルーのチームが優勝を果たしました!
【青年の部】

1位:AIKOKAI 2(PER)

2位:GOIANIA(BRA)

3位:PAULISTA A(BRA)

3位:AIKOKAI 1(PER)
【高齢者の部】

1位:OKINAWA(PER)

2位:SAGA-A(BRA)

3位:PIRAPO(PAR)

3位:SAGA-B(BRA)
次回、第3回パンアメリカンゲートボール選手権大会は2027年に開催されます。
今大会の熱気を超える戦いに、今から期待が高まります!