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2014年 ギャラリー
優勝チームを紹介!
今大会での優勝を弾みに、世界へ挑戦! 佐多キング(鹿児島)
昨年2013年の文部科学大臣杯第29回全日本ゲートボール選手権大会チャンピオンが、本大会初挑戦で初の栄冠を手にした。全日本チャンピオンということで、大会前はかなりのプレッシャーを感じていたようだが………。
「準決勝で勝って第3位が確定した時点で、ずいぷん気が楽になり、決勝戦はラクな気持ちで戦うことができました。今大会は、大事な場面でメンバーがしっかり決めてくれて、流れに乗ることができたのが勝因です」(今針山涼平主将・22歳、写真右端)
今年9月には、新潟市で開催される第11回世界ゲートボール選手権大会への出場も決定している。
「世界大会にはベストメンバーで臨むことができるので、今大会での優勝を弾みにがんばります」(今針山主将)
注目チームの紹介
最高齢92歳と女子最年少7歳が所属! E・フォース(三重)
92歳の松原相龍選手(4番)と、7歳の下村雛子ちゃん(8番)が所属する年齢差85歳のチームで、今大会初出場。
松原選手はゲートボール歴32年。いまも毎朝5時に起きて個人練習をしてから、9時からのチーム練習に参加している。「ゲートボールは次にどこへボールを進めたらいいのか、常に考えないといけないのでボケ防止にもなりますね」(松原選手)
一方の雛子ちゃんは、主将を務めるお父さんの下村一成主将(36歳)とともに、2歳のときからゲートボール場に通い、5歳でついにゲートボールデビュー。「みんなで、ゲートを通したり、勝ったりするとうれしい」(雛子ちゃん)
下村主将曰く「雛子にとって、松原さんは憧れのスーパーヒーローなので、そのヒーローと一緒にプレーできるのは何よりうれしいことなんですね。また、松原さんはこの年になっても向上心に溢れ、常に技術を学んでうまくなろうと努力されているので、僕らも刺激をもらっています。相乗効果に溢れたチームです」(下村主将)
最年少6歳! 湘南ちがさき(神奈川) 和田悠誠選手
お父さんの智亮選手(26歳)、おじいさんの正行選手(60歳)とともに出場。大のゲートボール好きのお父さん・智亮選手が「子どもが生まれたらゲートボール好きになるように」と願い、悠誠くんがお母さんのお腹にいた頃から練習に連れて行っていた。その甲斐あって、いまでは、お父さんよりも率先して毎週土・日曜日の練習に出かけるほどの大のゲートボール好きになった!
平均年齢26.25歳の最年少チーム 久慈K.O.S(岩手)
久慈市の各世代選手が集まったチームで、本大会は3回目の出場。2012年の全国選抜大会ミドルクラス優勝、翌年の2013年の全国ジュニア大会2部クラス優勝の強豪だが、本大会では優勝を逃してきた。今回は初出場4人を含むフレッシュなメンバーで、今大会出場が決定した5月末から約2カ月、集中練習を重ねてきた。
「まずは予選突破をねらいます!」(大上直美主将、44歳)
開会式
全国から、両大会あわせて計108チーム・748人の選手が一堂に会した
開催地の埼玉県選手による選手宣誓。左から、長尾拓馬選手(埼玉かわせみ、18歳)、伊藤ラファエル選手(富士見、14歳)、風間大輝選手(富士見、14歳)
開会式のあいさつで参加チームにエールを送る、小野清子大会会長
来賓の熊谷市教育委員会教育長の野原 晃氏による「日本一、熱い(!)熊谷市」をアピールするご祝辞
元文部科学大臣でゲートボール振興議員連盟幹事長を務める参議院議員・小坂憲次氏は「暑さに負けない試合を!」とあいさつ
前日の会場
いよいよ明日8月6日(水)~7日(木)、「内閣総理大臣杯第31回全日本世代交流ゲートボール大会」と「第19回全国ジュニアゲートボール大会」を埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場(天然芝コート)で同時開催します。
「内閣総理大臣杯第31回全日本世代交流ゲートボール大会」は、15歳未満・15歳以上65歳未満・65歳以上の3世代でチーム(5名以上8名以下)を編成し、各世代の選手が連繋して競技するもので、ゲートボールの特徴を一番実感できる大会と言えます。とくに、今回の最年少は6歳、最年長は92歳の選手と幅広い年齢層の選手たちが出場します。
「第19回全国ジュニアゲートボール大会」は、15歳以上18歳未満の男子・女子、6歳以上15歳未満(男女混合)という3つのクラスに分け、それぞれのクラスで優勝をかけて熱い戦いが繰り広げられます。今大会も7歳から18歳までのジュニア選手たちが様々なドラマを見せてくれることでしょう。
前日の会場では、ただいまコートを設営中。天然芝コートは、毛足が短いもののややボールの転がりが重そうな印象です。
会場隣の補助陸上競技場では、早くも出場チームが熱心に公開練習に取り組んでいました。 本日の熊谷市の気温は37度。明日も高温が予想されるため、明日の会場には冷風機が用意され、選手控所も冷房完備の屋内に用意されます。また、両日とも、参加チームの皆さん全員に飲料水を無料配布予定するほか、会場外には自動販売機や飲料店も出店予定です。参加選手をはじめ、観戦者、スタッフ、プレス関係者などの皆さんは水分補給をしっかりして熱中症には十分に気をつけてください。
会場の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
前日の会場ではコートを設営中。現在は公開練習が行われている
会場の天然芝コートは、毛足は短いものの、ややボールの転がりが重い印象
選手控所の前には冷風機が用意されている
会場隣の補助陸上競技場には出場チームが続々と集まり、公開練習が行われていた
例年、両大会が行われていた「くまがやドーム」は雪害のため、現在はこのような姿に……