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2016年 ギャラリー
入賞チームの横顔
優勝 TKE(新潟)
新チームでの初のメダルに男泣き!
第27回大会で優勝している強豪チームですが、前回からメンバーの若返りを図り、新婚の金子将也主将(写真右から3人目・30歳)・春香選手(写真左から2人目・28歳)夫妻と、圓山篤選手(写真右端・42歳)・優太選手(写真左から4人目・12歳)親子を中心としたチームとなった。決勝戦は、優勝候補の一角・大垣心友会(岐阜)を相手に序盤から有利な形に持ちこむと、次々に追加点をあげて逃げ切った。新チームになって初の金メダルに、金子主将は男泣き。
「優勝なんて信じられません。大垣心友会さんのほうが個々の技術レベルは上、それでも勝つことができたのはやはりチームワークのおかげです。それと、ユース大会などオープン大会に積極的に参加し、経験を積んできたからだと思います。今後も若手育成に力を注ぎ、次は今年9月のいわて国体公開競技で良い成績を目指します」(金子主将)
準優勝 大垣心友会(岐阜)
“まさかの準優勝”に肩を落とす!
今年の第21回全国ジュニア大会2部クラス優勝・大垣ジュニアの現メンバーと、OBメンバーを中心としたチームで、国内ナンバーワンとの呼び声も高い旬のチームですが、意外にも本大会初出場。
決勝で敗れた島田龍明主将(写真左端・27歳)はガックリ肩を落としながら、「決勝以外は、打撃も作戦もうまくいっていたのですが、決勝ではボール配置を失敗し、ツキもなく、まったくいいところがありませんでした。最初から出直します」と、今大会を振り返っていました。
第3位 山科フェニックス(京都)
地元開催で優勝をねらうも惜敗!
前回に続いて2回目の出場。前回はトーナメント1回戦でのくやしい敗退でしたが、今大会でついに初入賞を果たしました。ジュニアメンバーは、今年の第21回全国ジュニア大会2部クラスで準優勝したDoDoフェニックスの選手です。
「今年は地元開催ということで、優勝をねらっていましたが、準決勝では自分の作戦ミスで後手に回ってしまい、自分たちの持ち味である先行逃げ切りでテンポ良く進める試合ができず、くやしい敗退を喫しました。今年は、全日本選手権大会にも出場予定なので、そこで今回のリベンジを果たしたいです」(森脇 一主将・写真左端・24歳)
第3位 岐阜羽島(岐阜)
同県対決となった準優勝で敗れる!
第25回大会で「まくわ」のチーム名で優勝したときのメンバー4人が在籍。最近では、「岐阜羽島」のチーム名で第29回・第30回大会各ベスト8の成績を残すも、前回はリーグ戦敗退。今大会は目標としていたトーナメント戦進出を果たすも、準決勝は同県対決となり、惜敗しました。
「準決勝の相手となった大垣心友会さんとは、県予選会の決勝でも対戦し、このときはうちが勝ちました。手の内を知っている相手だったので、できたら決勝で当たりたかったですね(笑)。ジュニアメンバーが中学1年生なので、彼がメンバーでいる2年間のうちにもう一度、メダルをねらいたいです」(鈴木 誠主将・写真右から2人目・29歳)
注目チーム&選手紹介
松元さんファミリーによる家族3世代チーム
七尾(石川)
松元家の祖父母、父母、息子さん2人による家族3世代チーム。七尾チームとしては6年連続出場ですが、一昨年からは松元さんファミリーだけのメンバー構成で出場しています。
ゲートボール歴20年の大ベテラン・祖父の一就さん(1番・67歳)の影響により、父の一樹さん(5番・39歳)、祖母の町子さん(3番・64歳)、母の美穂さん(右端・40歳)、長男の風樹くん(9番・12歳)、次男の颯矢くん(7番・10歳)がゲートボールをはじめたのは6〜7年前。以来、家族で月に1〜2回、県内の大会に参加するなどして腕を磨いてきました。いまもっとも熱心にゲートボールに取り組んでいるのは2人の兄弟なのだとか。
「家族同士、遠慮なく、意見を言いながらプレーできるのがいいですね。ファミリーメンバーでは、本大会でまだ1勝してないので、まずは1勝が目標です」
最高齢94歳と最年少6歳が所属する年齢差88歳チーム!
E・フォース(三重)
94歳の松原相龍選手(4番)と、6歳の下村将大くん(写真前列中央)という年齢差88歳の2選手が所属するチームで、3年連続出場。
松原選手はゲートボール歴30年、毎朝5時から個人練習を行っているというチーム最年長にして練習量もチーム一の選手。子どもたちと一緒にプレーや話をすることが健康につながっているといいます。一方の将大くんはゲートボール歴2年、ゲートを通ったときがいちばん楽しいのだそう。
「94歳の松原さんは、我がチームの誇りです。今年は、このメンバーで他県の大会にも出場するなどして試合経験を積んできました。今大会では、その成果を大いに発揮して、今年こそはぜひリーグ戦突破を果たしたいです」
最年少6歳が大人顔負けの大活躍!
小松島(徳島)
本大会で過去3回優勝している、ジュニアからシニア選手までが揃う全世代型クラブの強豪。6歳の丸野颯太くん(9番)は、丸野敦史主将(7番・35歳)の息子さん。2歳頃から、お父さんと一緒にゲートボールの練習に出掛けるようになった颯太くん、低い姿勢の打撃フォームも様になっています。今大会では、大事な場面で、ロングタッチにより相手ボールを一掃するなどの大活躍で、会場を沸かせていました。
「小さい頃から県大会などにも出ていましたから試合慣れしていて、今大会でも本人は緊張感ゼロで気楽にプレーできていたようです。逆に、こちらのほうが緊張しましたね」(敦史主将)
最年少6歳の妹と、9歳の兄が揃って全国大会デビュー!
ザ・ワカヤマ有田(和歌山)
第28回大会ベスト8の強豪チーム。今大会では、栩野一美主将(写真後列左から2人目・63歳)のお孫さん2人が揃って全国大会デビューを果たしました。兄の陽向くん(6番)は9歳、2歳の頃から一美主将に連れられてゲートボール場に通っていました。初の全国大会に緊張したといいますが、第1ゲートも難なく1回で通過を果たしました。一方、妹の心花ちゃん(前列左側)は6歳で、やはり一美さんと陽向くんの影響で1年前くらいからスティックを握るようになりました。スパーク打撃がいちばんのお気に入りです。
「孫2人の全国大会デビュー戦ですから、なんとかトーナメント戦に進出したいですね」(一美主将)
開会式
本日8月27日(土)、ついに「内閣総理大臣杯第33回全日本世代交流ゲートボール大会」が京都府京丹波町の京都府立丹波自然運動公園 陸上競技場で開幕し、全国から48チーム・307名が開会式に臨みました。
小野清子大会会長は「3世代の息の合った競技を期待します!」と選手たちを激励しました。
小野大会会長のあいさつの中で、今大会最高齢94歳選手として披露されたE・フォース(三重)の松原相龍さん。
京都知事の山田啓二氏の祝辞を代読する、京都府文化スポーツ部副部長の稲垣勝彦氏。
「緑深い丹波の地へようこそ! 今大会により交流の輪を広め、最後まで楽しくプレーして欲しい」と来賓挨拶をされる京丹波町長の寺尾豊爾氏。
開催地の京都府代表として、山科フェニックスの森脇 一選手が堂々とした選手宣誓を披露しました。
始球式は、一昨年から学校でゲートボールに取り組んでいるという地元の京丹波町立丹波ひかり小学校の生徒3人と、小野大会会長によって行われました。左から、土佐海闘くん、由良健斗くん、小野大会会長、小田雄太くん。
開会式前の公開練習では、3世代選手で協力し合い、コートの傾斜などを熱心にチェックする姿が見られました。
前日の会場
いよいよ明日2016年8月27日(土)から28日(日)まで、京都府京丹波町の京都府立丹波自然運動公園 陸上競技場で「内閣総理大臣杯第33回全日本世代交流ゲートボール大会」を開幕します。
本大会は、15歳未満、15歳〜65歳未満、65歳以上の3世代の選手でチームを編成して競技する全国大会です。
前日の会場は、最終準備中でしたが、夕方から突然の雨が! 毛足が短く、それほどボールの転がりは重くない印象の天然芝コートですが、雨によって明日のコート状況は読めなくなってきました。
なお、明日からの大会の模様や結果は随時、当ホームページをはじめ、FacebookページやTwitterでもお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。