人気落語家で、ゲートボールでは40年以上のキャリアを持ち芸能界きっての愛好者としても知られた、日本ゲートボール連合（JGU）評議員の三遊亭円楽さんが去る9月30日に、肺がんのため72歳でご逝去されました。

円楽さんは、ゲートボール応援団長として、一門若手とチームを結成し、長野県山ノ内町、宮城県蔵王町など各地で円楽杯ゲートボール大会を開催してこられたほか、JGU評議員としてゲートボールに元気を取り戻そうと提言やアドバイスをされるなど、ゲートボール普及に多大なご尽力をいただきました。
また、人気番組「笑点」などでも、ゲートボールの話題を積極的に話されるなど競技の認知度アップにも努めてくださいました。

生前、ゲートボール愛好者に贈るメッセージとして、次のように語られていた円楽さん。
「友だちを誘って、地域にゲートボール仲間を増やしてください。“あいつうるさいから外そう”なんていう、いやなジジイ、ババアにならずに、友だちをたくさんつくって、みんなで楽しいゲートボールを目指しましょう」

JGUでは、円楽さんの言葉を大切に、今後もゲートボール普及に邁進してまいります。
そして、円楽さんの長きにわたるゲートボール普及発展への功績に感謝と敬意を表しますとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

長野県山ノ内町で開催された「三遊亭円楽杯争奪渋温泉ゲートボール大会」で一門の若手とプレイする円楽さん