2022.11.21
JGU
立命館大学で初めてのゲートボール体験授業
スポーツ健康科学部の学生が3週に渡って実施
立命館大学びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)で初のゲートボール体験授業を実施しました。
ゲートボールが行われたのは、スポーツ健康科学部准教授の永浜明子先生が担当される「スポーツ方法実習」と「スポーツ指導実習」の各90分授業で、11月3日(木)・10日(木)・17日(木)の3週に渡り1〜4学年の約40名が受講しました。
初日の授業で指導者から説明を受ける学生
初日はスパーク打撃とアウトボールなしの10分ゲームに挑戦
体験授業は、同大学体育館に通常コートより小さいミニコート4面を設置し、日本ゲートボール連合(JGU)が作成した大学用体験プログラムに基づいて行い、滋賀県ゲートボール連盟の指導者8名にご協力いただきました。
また、初日の11月3日は祝日であったことから、和歌山県から2019年全国ジュニア大会準優勝のつゆちゃんずのメンバーなど若手プレイヤーが見学に訪れ、指導のサポートも体験していただきました。
2日目はスパーク打撃にチャレンジ
プレイのデモンストレーションをする滋賀県ゲートボール連盟の指導者
「スポーツ方法実習」授業は競技の理解を目的とし、体験を中心に進められました。一方の「スポーツ指導実習」はスポーツ指導者としてのスキルアップが目的のため、授業の最初に既存プレイヤーと初心者のプレイをそれぞれ動画撮影し、その後のレベルアップについての考察をレポートにまとめる課題が出されました。
両授業とも、最終日には、指導者からの最少限のアドバイスにより学生だけでゲームを進められるまでに成長。とくに「スポーツ指導実習」授業では、永浜先生からのご提案により、滋賀県ゲートボール連盟の指導者が学生チームに入り、一緒にプレイを楽しむ姿が見られました。
最終日は学生チームに指導者が入り交流が図られる場面も!
最後には学生だけでゲームを進められるまでに成長
体験後、永浜先生からは「ゲートボールは世代や障がいの有無を問わずに誰でもできる競技特性があるので、健康やコミュニケーションづくり、福祉の現場などでも活用できる可能性があるように感じました」との感想をいただきました。さらに、「一般向けの市民講座や障がい者団体にもゲートボール導入を提案したいと思っています」と今後の展望も語っていただきました。
なお、JGUでは、次年度以降の他キャンパスでの展開も含め、ゲートボール体験授業の継続を依頼しました。
「スポーツ方法実習」授業の履修生の皆さん
「スポーツ指導実習」授業の履修生の皆さん