2023.03.13
JGU
2022年度ゲートボール全国連絡会議を開催
都道府県ゲートボール団体役職員の方たちが一堂に会して情報共有を図りました!
日本ゲートボール連合(JGU)は2022年度ゲートボール全国連絡会議を2023年3月9日(木)・10日(金)の2日間にわたり、東京都千代田区の都市センターホテルで開催しました。
全国の都道府県ゲートボール団体が一堂に会する場としてはコロナ前の2019年以来となった今回の会議は、各地におけるゲートボールの現状と、JGUの各種事業改革案についての情報共有を目的としたもので、全国40団体から72名の役職員の方たちが参加しました。
開会のあいさつをするJGU・今川啓一専務理事
全国40団体から72名の役職員の方たちが参加
1日目は、JGU役職員紹介と開会のあいさつに続き、「JGU加盟47都道府県ゲートボール団体の業務実態に関する調査」と題した講演を、びわこ学院大学の教育福祉学部スポーツ教育学科講師・祐末(すけすえ)ひとみ先生を講師として行いました。祐末先生は、2019年度から推進中のゲートボール再生プロジェクトにおいて大学を拠点としたゲートボール普及にご協力いただくとともに、各団体の組織体制や活動環境、活動内容などについて詳細な調査に取り組んでこられました。
講演では、その調査結果が発表され、自分たちの団体の現状をしっかり把握した上で限られた資源を有効に活用して組織運営をしていくことの大切さが強調されました。
続いて、JGUからの2022年度事業報告と再生プロジェクトの進捗報告をはさみ、今後JGUが実施予定の各種事業改革案を今川専務理事より発表。その後、情報交換会により地域を超えた交流を深めていただきました。
都道府県ゲートボール団体の業務実態について報告する、びわこ学院大学の祐末ひとみ先生
アウトドアシーンへの展開など動画等を活用して説明した再生プロジェクトの進捗報告
2日目は、各団体にJGUから支給したパソコンの障害や使い方で困ったときに電話や遠隔操作で対応している「ITヘルプデスクサービスについて」の紹介からスタート。
続いて、ゲートボール普及の好事例として、東京ゲートボール連合から、JGUが推進する都道府県団体活性化のための助成事業を活用して取り組んでいる「ユニバーサルスポーツとして聴覚障がい者への普及活動」の具体的な内容が紹介されました。
聴覚障がい者への普及活動について説明する東京ゲートボール連合の小泉敏章理事長
東京ゲートボール連合が作成した手話通訳者用ビブスが披露されました
その後は、12テーブルに分かれてのグループミーティングにより、現在実施されているゲートボールの各種事業について検証するとともに、各地域での事業の進め方などについて情報共有を図っていただきました。
最後に、前日発表したJGUの各種事業改革案に関するアンケート調査にご協力いただき、2日間にわたる会議を終了しました。
会議終了後、参加者の皆さんからは「自分たちの団体の体制や業務について見つめ直す良い機会になった」「時代に合わせて各団体の事業も整理していく必要を感じた」「JGUの各種事業改革案について賛同できる点が多くあった」などの声が聞かれました。
12テーブルに分かれて実施したグループミーティング
例年に比べ、若い役職員の方たちの姿も多く見られました
参加者の皆さん
※今回の2022年度ゲートボール全国連絡会議は、日本財団の助成を受けて開催しました。