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ニュース

2023.11.20

その他

【2023年アジア・パシフィック台北オープンゲートボール大会】レポート

11の国と地域から約1200名の選手が参加して台湾で盛大に開催!

2023年アジア・パシフィック台北オープンゲートボール大会が10月28日(土)〜30日(月)に台湾の台北市觀山河濱公園槌球場で開催されました。
今大会はアジア太平洋地域の国・地域を対象とした国際オープン大会で、チャイニーズ・タイペイ槌球協会の主催により開催されました。

 

参加したのは、日本、香港、マカオ、韓国、タイ、インド、インドネシア、パキスタン、ニュージーランド、オーストラリア、台湾の11の国と地域からの約1200名の選手です。
日本からは長野県と新潟県から計16名が出場しました。
競技は「5人制」「男女混合トリプルス」「男女混合ダブルス」の3つのカテゴリーで行われました。

 

長野県と新潟県から参加した皆さん

1日目は5人制大会が行われ、日本チームを含む60チームが出場。
最初に12コートで5チームリーグ戦を行い、各コート1位の計12チームによる決勝トーナメント戦で入賞チームを決定しました。結果は下写真の通りで、地元の台湾チームが優勝から第3位まで入賞を独占しました。
日本は、新潟県チームが2勝2敗と健闘したものの、惜しくも決勝トーナメント戦には進出できませんでした。

 

雨天の中で行われた5人制大会。ゼッケン偶数の後攻チームが日本チーム

5人制大会の模様

1日目の夜には、歓迎レセプションが台北市内のホテルで盛大に開催され、参加選手、来賓、関係者などが参加。各国・地域の代表者による入場のあと、来賓やチャイニーズ・タイペイ槌球協会の林錦富 理事長によるあいさつ、5人制の表彰式が行われたあと、歓迎のアトラクションとして歌謡ショーなどが披露されました。

歓迎レセプション

壇上に一堂に会した各国・地域の代表者の皆さん

日本チームの旗手を務める新潟県ゲートボール連盟の山岡会長

主催者のあいさつをするチャイニーズ・タイペイ槌球協会の林錦富 理事長

2日目は男女混成トリプルスが行われ、日本チームを含む60チームが出場。
最初に12コートで5チームリーグ戦を行い、各コート1位の計12チームによる決勝トーナメント戦で入賞チームを決定しました。結果は下写真の通りで、こちらも台湾チームが優勝から第3位に入ったほか、インドネシアチームが第3位入賞と健闘しました。
日本は長野県と新潟県の合同による計3チームが出場したものの、全チームとも残念ながら予選敗退となりました。

男女混成トリプルスの模様

日本チームのプレイ

3日目には男女混成ダブルスが行われ、88チームが出場(日本チームの出場はなし)。
11コートで4チームリーグ戦をA・Bバートに分かれて行い、各コートのA・Bパートの1位と2位チームでコート代表戦を行い、各コートの優勝チームを決定しました。
結果は下写真の通りです。

なお、長野県ゲートボール連盟と新潟県ゲートボール連盟から今大会の感想などが届いていますのでご紹介します。

 

○長野県ゲートボール連盟
今年8月に長野県へ来られた台湾選手との再会を喜び合いました!

 

長野県からは70代中心の10名で参加しました。全員とも海外大会への参加は初めてでしたが、今年8月に長野県ゲートボール連盟主催で長野県松本市で開催した国際交流親善大会に台湾から約40名の皆さんにご参加いただいたこともあり、そのお礼も兼ねて参加しました。
会場では、8月に長野県へ来られた方々と再会することができ、お互いに喜び合い一緒に写真を撮ったりLINEの交換をしたり、渡航前にスマホにダウンロードしておいた翻訳アプリを通して交流する姿が見られました。
競技では、やはり台湾チームが会場慣れされてることもあり、とくに技術面で群を抜いていました。
参加者からは「今大会が楽しかったので、今後も海外で大会があれば、ぜひ行きたい」「長野県と新潟県で台湾や韓国など日本に近い国と定期的に大会を行い交流を深めていきたい」などの声が聞かれました。

 

○新潟県ゲートボール連盟
大会運営や競技面でも参考になることが多かった国際大会

 

新潟県からは70〜80代の男性6名が参加しました。全員、選手や審判員として海外大会に参加したことのあるメンバーです。
初日の朝に開会式は行われず、すぐに競技がはじまり、その夜の歓迎レセプションがオープンセレモニーを兼ねていました。その分、初日はたっぷり競技ができたので、こういう大会運営もありだなと感じました。また、審判員は専任で2名制でしたが、大きな問題もなくスムーズで、今後は日本でも2名制でできる可能性を感じました。
競技面では、日本チーム以外はクロッケースタイル(またぎ打ち)の打法が多く見られました。海外チーム、とくに入賞を独占した台湾チームは、作戦レベルは日本とそれほど差はないように感じましたが技術力に差がありました。
大会後、参加者からは「他国との対戦は新鮮で楽しい」「久しぶりの国際交流で地元の台湾チームと親しくなれた」などの感想が聞かれました。

 

写真&記事協力:長野県ゲートボール連盟、新潟県ゲートボール連盟

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