2024.12.23
JGU
立命館大学で3年連続のゲートボール体験授業
今年から会場が体育館からグラウンドに代わり本格的に実施
立命館大学びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)で3年連続となるゲートボール体験授業が行われました。
昨年までは、体育館で屋内専用ボールを使用して実施していましたが、今年からはグラウンドで公式コートとボールにより体験していただけることになりました。
ゲートボールが行われたのは昨年同様、スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科准教授の永浜明子先生が担当される「スポーツ方法実習」と「スポーツ指導実習」の各90分授業です。
永浜先生は、障がいの有無や年齢、性別、体力、スポーツ経験の有無などに関わらず、誰もが参加して楽しめる「アダプテッドスポーツ」を専門分野とされ、ゲートボールもアダプテッドスポーツと捉えて授業に導入されています。
体験授業は11月21日・28日、12月5日・12日の木曜日に4週にわたって行われ、3限目の「スポーツ方法実習」授業は毎回20〜22名、4限目の「スポーツ指導実習」授業は6〜8名の学生が受講。
毎回、滋賀県ゲートボール連盟から10名ほどの指導者が協力したほか、3週目には県内外の若手プレイヤーも指導に協力しました。
3限目の「スポーツ方法実習」授業に参加した学生の皆さん
4限目の「スポーツ指導実習」授業は少人数制で実施
○1週目
班分け後、各コートに分かれて打撃練習→第1ゲートから各ゲートを順番に通過して上がるラウンド練習→スパーク打撃と反則なしのミニゲーム
※4限目の学生たちは動画を撮影してお互いに分析・研究をしました。
○2週目
スパーク打撃の実演指導と打撃練習→ラウンド練習→スパーク打撃はありでアウトボールと反則なしのミニゲームで学生と指導者チームの対戦も実施
※スパーク打撃は学生たちに人気で上達も早い様子でした。
※第1ゲート通過は、通過できる位置から打撃OKとしましたが、ほとんどの学生がスタート位置から打撃していました。
○3週目
若手プレーヤーの講師によるスライドタッチや長距離の合わせ球の実演→前回までのおさらいの打撃練習→若手プレーヤーと指導者を交えてのゲーム
○4週目
打撃練習後、3人対3人のゲーム→最後に5人対5人の実戦に近いゲーム
とくに、4限目の授業は少人数だったこともあり上達と理解が早く、最終日のゲームでは1打ごとに仲間同士でボールの進め方を相談する姿なども見られ、好プレーも飛び出すなど大いに盛り上がりました。
「授業後、学生たちからは『チームプレイが楽しい』『作戦が奥深い』などの感想が聞かれたので、ゲートボールの特性や面白さをひと通り伝えることができたように思います。今後の課題としては、すべての指導者が同じように指導できるように事前講習会などを行う必要性を感じました。また、今回、初の試みとしてSNSのInstagramで学生全員の打撃シーンのリール動画を掲載しました。これにより学生と繋がることができたので、今後の普及の足がかりとなることを期待しています。すでに来年の指導を依頼されているので、期待に応えられるようにさらなる研鑽を重ねていきたいと思います」(滋賀県ゲートボール連盟)
👇Instagramに投稿されたリール動画はコチラ👇