2025.06.12
JGU
群馬県南牧村で「村民ふれあいゲートボール」初開催
小中学生と村民が交流、世代を超えた笑顔の輪


南牧村教育委員会の主催による「村民ふれあいゲートボール」が2025年5月28日(水)、南牧村千原ドームにて初めて開催されました。
このイベントは、昨年度、南牧村に開校した義務教育学校「なんもく学園」の授業の一環として実施されたもの。小学生と中学生、教職員、そして村民が一堂に会し、ゲートボールを通じて楽しく交流しました。
開催のきっかけは、群馬県ゲートボール協会理事であり、南牧村青少年健全育成推進委員長も務める市川正二郎氏による提案でした。
「ゲートボールは協調性や思いやり、ルールを尊重する心を育てるスポーツ。子どもたちの健全育成にぜひ役立ててほしい」との思いから、教育委員会への働きかけが実を結びました。
当日は、なんもく学園の小中学生19名、教職員16名、村民およびゲートボール協会員23名の計58名が参加。群馬県ゲートボール協会の全面的な協力により、約1時間半にわたって交流会が行われました。

カーリングシートの的にボールを打ち入れる小学生たち

打ち方や作戦も教わりながらゲームに挑戦する中学生
小学生は、協会員に用具の使い方やボールの打ち方を教わりながら、ビンゴボードやカーリングシートを的にした遊び感覚のメニューで、楽しみながら距離感や狙い方を体験。
一方で中学生は、簡単なルール説明のあと教職員も交えて4チームを編成し、アウトボールや反則なしの特別ルールによる25分間のミニゲームに挑戦。スパーク打撃なども協会員の指導を受けながら実践し、真剣な中にも笑顔の絶えないプレーが展開されました。
ゲーム中には、連続ゲート通過の“スーパーブレー”に拍手が起こる場面や、タッチミスに悔しがる姿など、白熱したシーンも見られました。
南牧村ゲートボール協会は「楽しさだけでなく、難しさも知っていただくよい機会になりました。これからも生徒たちとの交流を続けていきたい」と話しています。

世代を超えた交流で、地域に新たなつながりが生まれました
*写真・記事協力:南牧村ゲートボール協会、群馬県ゲートボール協会