公益社団法人 日本ゲートボール協会

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公益社団法人 日本ゲートボール協会

ニュース

2025.06.30

JGU

都道府県ゲートボール団体に若手役員が続々誕生!

地域に吹く“新しい風”、若手人材の活躍がゲートボールの未来を支える

近年、都道府県のゲートボール団体において、若手の役員起用が徐々に増えています。2025年度も、岩手・福島・和歌山の3県で新たに若手役員が就任し、組織運営に新たな風を吹き込んでいます。
今回は、各地で活躍を始めている3名の若手役員に、就任にあたっての想いや今後の目標を伺いました。

 

 

叶城 伸 氏(25)
東北地域ゲートボール協議会 会長・岩手県ゲートボール協会 理事長

「現在の会員を大切にしながら、新しい会員を開拓していきたい」

 

国スポ1位などの実績を持ち、昨年度まで県協会の副理事長を務めていた叶城氏は、今年度から理事長に就任。あわせて東北地域ゲートボール協議会の会長も兼務しています。

 

「岩手県でも会員の高齢化と減少が進んでいます。今いる会員の皆さんを大切にしながら、新しい愛好者を開拓し、東北全体で競技を盛り上げたいと考えています。
たとえば、交通手段の都合で大会に出場しにくい会員のため、地域ごとに県大会を実施して好評を得ています。また、岩手県立大学で学生への指導や、青年部によるシングル・ダブルス大会の開催も行っています。こうした活動をさらに広げ、役員としての学びも深めていきたいです」

大会で開会あいさつを行う叶城氏

村松 賢一 氏(43)
福島県ゲートボール協会 副理事長

「“ゲートボール祭り”で誰でも楽しめる場をつくりたい」

 

ジュニア時代から競技を続け、全国ジュニア大会や全日本世代交流大会での優勝経験も持つ村松氏。今年6月に福島県で開催した全国選抜ゲートボール大会では競技副委員長を務め、運営の中心として活躍しました。

 

「選抜大会では地元テレビ局でCMを流したり、福島県立医科大学の学生に運営スタッフとして協力してもらったりと、観客を呼ぶ工夫をしました。今年度、県協会では“3S運動”として次の3点を掲げています。
① 誘う
ゲートボールの魅力を知ってもらうために人を誘う
② 育てる
しっかり指導する
③ 周知する
競技や大会の周知・宣伝に努める
そして、誰でも参加できる親善大会&体験会『ゲートボール祭り』を、今年も9月28日に開催予定(雨天時は10月26日に順延)。多くの方に来ていただきたいと思っています」

全国選抜大会で競技副委員長として活躍する村松氏

鈴木 義幸 氏(23)
和歌山県ゲートボール協会 普及指導委員長

「YouTubeや体験会を通じて、普及に力を入れていきます」

 

全国ジュニア大会準優勝の実績を持ち、現在は「すずしん」の名前でYouTubeやブログなどでも積極的に情報発信している鈴木氏が、今年度から県協会の役員に。普及指導委員長として、新しい層へのアプローチを目指します。

 

「もともと普及に関心があったので、お声がけをいただけてうれしかったです。まずはYouTubeを通じた発信、そして今年度中に体験会を実施したいと考えています。将来的には、県内各地で定期的に体験会を開催し、スポンサーを獲得して、ゲートボールで“バズる”ようなコンテンツを作っていきたいです」

ジュニア選手とともに全国ジュニア大会に監督として参加した鈴木氏(後列左)

今後も、こうした若手人材の活躍が、ゲートボールの未来を支え、新たな仲間の輪を広げていくことでしょう。
地域に吹く“新しい風”の動きにご注目ください!

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