2025.10.10
JGU
【JGU発行ウェブマガジン最新号】ゲートボールNavi vol.12


多世代で楽しみ、次世代へとつながるゲートボール。
今号 vol.12 では、特集「世代を紡ぐゲートボール ― 受け継がれる楽しさ」をお届けします。
3世代で競技を楽しむファミリーや、多世代で活発に活動する地域の姿を紹介。
さらに、千葉県浦安市で開催された「内閣総理大臣杯 第42回全日本世代交流ゲートボール大会」の詳細レポートや、地域での新しい取り組み、11月1・2日に徳島県で開催予定の「第41回全日本ゲートボール選手権大会」事前情報も掲載しています。
世代を超えて広がるゲートボールの魅力を、ぜひご覧ください。
目次
※下表の先頭数字部分をクリックすると、ご覧になりたい記事に移動します。
1. 特集 | 世代を紡ぐゲートボール ― 受け継がれる楽しさ ○福井・古﨑ファミリー 全日本世代交流大会11回出場の3世代家族チーム ○福島・ゲートボール祭り 「楽しさ」を前面に打ち出した親善大会と体験会を同時開催 ○群馬・南牧村ふれあいゲートボール 学校・地域・県協会がタッグを組んで実現した世代交流 |
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2. 全国大会結果 | 内閣総理大臣杯 第42回全日本世代交流ゲートボール大会 全競技結果/入賞&注目チーム紹介等/動画/大会レポート/打撃分析 |
3. TOPICS | ◎関西での次世代へのゲートボール普及の取り組みが、ウェブメディア「まいどなニュース」で紹介されました! ◎山口県で「リレーション-3」による初のオープン大会を開催! |
4. JGUからのお知らせ | 🏆文部科学大臣杯 第41回全日本ゲートボール選手権大会 開催のお知らせ 📗公式競技規則2025対応版『審判員資格試験想定問題集』発売中! 📘書籍『ルールの解説 Q&A 競技規則2025対応版』補足とお詫び |
5. バックナンバー | 過去のゲートボールNaviをご覧いただけます |
6. 次回配信の予定 | 次号「ゲートボールNavi vol.13」(2025年11月中旬配信予定) 特集:競技力の向上を目指して ― 上手になるためのヒント |
1. 特集
世代を紡ぐゲートボール ― 受け継がれる楽しさ
福井・古﨑ファミリー ― 全日本世代交流大会11回出場の3世代家族チーム

今年9月の第42回大会にて。
左から、母・智子さん(49)、祖母・さよ子さん(76)、祖父・邦夫さん(81)、三女・心梨ちゃん(8)、父・邦彦さん(52)、長男・天翔さん(17)、次女・凪沙さん(19)。長女・花夢さんは仕事のため残念ながら欠席

2012年の第29回大会にて。チーム名は当時「若狭童里夢」。後列中央は、日本ゲートボール連合元会長の故・小野清子 氏

第42回大会での長男・天翔さんのプレー
3世代チームで勝利を目指す「全日本世代交流ゲートボール大会」に、2008年の第25回大会で初出場して以来、今年の第42回大会までなんと11回の出場を重ねる古﨑ファミリー。
全国大会常連の祖父・邦夫さんの影響を受け、父・邦彦さんが幼少期に競技をプレーを始めたのをきっかけに、家族全員がゲートボールに親しむようになりました。1年前には末っ子の心梨ちゃん(8)もスティックを握り、今年ついに公式戦デビューを果たしました。
「家族で共通の話題ができ、コミュニケーションも自然と増えます。何より気持ちを一つにしてプレーできるのがうれしいですね」と語る皆さん。
邦彦主将は「この大会は毎回、家族旅行も兼ねて(笑)楽しむことを第一にしています。末っ子がまだ8歳なので、当分は3世代で出場できますし、いずれは4世代での参加も夢ではありません。これからも長く出場を続けたいです」と話してくれました。
福島・ゲートボール祭り― 「楽しさ」を前面に打ち出した親善大会と体験会を同時開催

3世代家族で参加した安司ファミリー。祖父母から始まり、長女→母→父→長男へと受け継がれてきました。「孫と一緒に参加できて本当に幸せ。これがゲートボールの魅力。もっとたくさんの方に知ってほしいです」と祖父母

体験コーナーで見られた世代を超えたふれあいのひとコマ
ゲートボールの裾野を広げ、その“楽しさ”を伝えることを目的に、9月28日(日)、福島市で「福島県ゲートボール祭り」が開催されました(主催:福島県ゲートボール協会)。
誰でも参加できる親善大会と、公園に訪れたファミリーなど一般の方を対象とした体験会を同時開催。年齢も経験も様々な参加者が集い、ゲートボールを通じた世代交流の輪が広がりました。
群馬・南牧村ふれあいゲートボール― 学校・地域・県協会がタッグを組んで実現した世代交流

南牧村の義務教育学校「なんもく学園」の授業の一環として初めて開催された「村民ふれあいゲートボール」。
小中学生や教職員・村民など約60名が参加し、世代を超えた交流を楽しみました。地域、学校、県協会が連携して取り組むことで、新しいつながりと笑顔が生まれています。
2.全国大会結果
内閣総理大臣杯 第42回全日本世代交流ゲートボール大会
霧島クラブ(鹿児島)が8年ぶり2度目の優勝!





2025年9月13日(土)・14日(日)、千葉県浦安市・ブリオベッカ浦安競技場にて、「内閣総理大臣杯 第42回全日本世代交流ゲートボール大会」を開催しました。
15歳未満・15歳以上65歳未満・65歳以上の選手で編成された“3世代チーム”が勝利を競い合う本大会には、全国から31チーム・総勢200名が出場。最年少5歳から最高齢88歳まで、まさに世代を超えた熱戦が繰り広げられました。
前回王者・志水魁(石川)をはじめ、歴代優勝チームが多数登場し、例年以上にハイレベルな戦いが繰り広げられた今大会。
決勝戦では、第34回大会優勝の霧島クラブ(鹿児島)と、3回目の出場となる都城友の会(宮崎)が対戦。奇しくも、8月に行われた「第30回全国ジュニア大会(2部クラス)」決勝戦と同じ九州勢同士の顔合わせとなりました。
試合は序盤から霧島クラブが徐々にリードを広げる展開。中盤にはジュニア選手の楠見笑来(えくる)選手(12)が、ロングタッチと長距離の合わせ球を連続で成功させ、チームを勢いづけます。
都城友の会も第2ゲート利用のタッチ通過で追い上げますが、終盤、再び楠見選手が長距離の合わせ球で相手の勝負球をアウトボールに。勝利を決定づけ、霧島クラブが8年ぶり2度目の栄冠を手にしました。
▼今大会の詳細は、下の各項目をクリックしてご覧ください。
3. TOPIS
関西での次世代へのゲートボール普及の取り組みが、
ウェブメディア「まいどなニュース」で紹介されました!
京都で活躍する若手プレーヤーやジュニア選手の姿、さらに滋賀県・立命館大学びわこ・くさつキャンパスで行われているゲートボール授業の様子など、関西での新しい動きが紹介されています。
ぜひご覧ください!
▼まいどなニュースの記事を読む(下の写真をクリックすると外部サイトに移動します)
山口県で「リレーション-3」による初のオープン大会を開催!


山口県ゲートボール協会主催による初の3人制オープン大会、
「第1回キララオープン 山口県リレーション-3ゲートボール大会」が9月20日(土)に開催されました。
昼休憩には、女子高生ホッケー部を対象とした体験会も実施。参加選手たちが打ち方やスパーク打撃を指導すると、ホッケー経験を生かした高校生たちは短時間で上達。ゲート通過にも挑戦し、成功のたびに大きな歓声が上がりました。
4. JGUからのお知らせ
文部科学大臣杯 第41回全日本ゲートボール選手権大会 開催のお知らせ
いよいよ11月1日(土)・2日(日)、徳島県徳島市・ワークスタッフ陸上競技場(天然芝コート)にて、チーム編成に年齢・性別の制限がない実力日本一決定戦を開催します。
1次&2次リーグ戦、そしてトーナメント戦を経て、今年度の国内チャンピオンが決定します。
お近くの皆様はぜひ会場に足を運び、トップレベルの熱戦を体感してください(※入場無料)。
また、開催に先駆けて、歴代優勝チームや試合ハイライト写真を盛り込んだ告知映像「日本一をかけた熱戦へ」を公開中です。ゲートボール日本一決定戦の歴史と熱気を感じられる内容になっています。
▼告知映像「日本一をかけた熱戦へ」はこちら
公式競技規則2025対応版『審判員資格試験想定問題集』発売中!

ゲートボール審判員資格試験に役立つ最新の想定問題集を発行しました。
2025年版の公式競技規則に準拠しており、試験対策はもちろん、実際の審判業務にも活用できます。
各都道府県ゲートボール団体で購入可能です。ご希望の方はお問い合わせください。
▶詳細を確認
書籍『ルールの解説 Q&A 競技規則2025対応版』補足とお詫び

今年2月末より頒布している書籍『ルールの解説 Q&A 競技規則2025対応版 (初版:2025年2月28日発行)』の210ページ、「反則処置一覧表」に誤解を招くおそれのある表記がありました。
規則上の誤りではありませんが、補足を掲載しております。
ご購入・ご利用の皆さまにはご確認をお願いいたします。
▶補足を確認する
6. バックナンバー
過去のゲートボールNaviをご覧いただけます

ウェブマガジン「ゲートボールNavi」は、年1回の印刷版情報誌とあわせ、過去号もウェブでご覧いただけます。
バックナンバーでは、過去の全国大会レポートや特集記事など、ゲートボールの魅力をたっぷり楽しむことができます。
気になる号をチェックして、過去の熱戦や地域での取り組みを振り返ってみましょう。
▶バックナンバー掲載ページはこちら
7. 次回配信の予定
次号「ゲートボールNavi vol.13」にご期待ください
📢 次号の特集テーマは「競技力の向上を目指して― 上手になるためのヒント」
上手になるためにはどうしたらよいのか、そのヒントを多角度からお届けします。
さらに、11月1日・2日開催の「文部科学大臣杯 第41回全日本ゲートボール選手権大会」
の結果も掲載予定です。
実力日本一に輝いたチームの活躍や大会の熱気を、写真や記事でお届けします。
📅 配信予定:2025年11月中旬