2025.12.26
JGU
【JGU発行ウェブマガジン最新号】ゲートボールNavi vol.14
今号 vol.14の特集は、
「誰もが一緒に楽しめるインクルーシブスポーツの可能性」。
インクルーシブスポーツとは、障害の有無、年齢、性別、国籍、文化的な背景などに関わらず、誰もが共に参加し、楽しめるように工夫されたスポーツ活動のことです。
共生社会の実現はもとより、今後のゲートボール普及においても欠かすことのできない重要な視点と言えるでしょう。
本号では、多様な人々が参加しているゲートボール活動の事例を通して、
インクルーシブスポーツとしてのゲートボールの可能性を探ります。
さらに、12月に福島県で開催した高校対抗の全国大会
「第14回全国高等学校ゲートボール選手権大会」の詳細レポートをはじめ、
大学スポーツへの展開など、盛りだくさんの内容でお届けします。
誰もが一緒に楽しめるゲートボール環境をつくり、
「温かみがあり、包容力のあるスポーツ」として親しまれていくことを願って――。
目次
※下表の先頭数字部分をクリックすると、ご覧になりたい記事に移動します。
| 1️⃣ 特集 | 誰もが一緒に楽しめるインクルーシブスポーツの可能性 ■ 障がいを超えて 東京ゲートボール連合「聴覚障がい者も一緒に楽しめる環境づくり」 ■ 国籍を超えて 新潟県ゲートボール連盟「新潟華僑華人総会ゲートボール体験会」 ■ 年齢・性別を超えて 福島県立西会津高等学校「校内ゲートボール大会」 |
|---|---|
| 2️⃣ 全国大会結果 | 第14回全国高等学校ゲートボール選手権大会 北海道芽室高等学校が大逆転勝利で2回目の優勝! 全競技結果/入賞校・全出場校・開会式の写真など/動画/大会レポート/打撃分析 |
| 3️⃣ メディア情報 | 📺 開成学園ゲートボール部がテレビ番組で片寄涼太さんと共演! |
| 4️⃣ 大学スポーツへの展開 | ○ 山口県・至誠館大学でゲートボール体験授業を初実施 ○ 立命館大学で4年連続のゲートボール体験授業 |
| 5️⃣ 地域大会結果 | 🏆 第40回東海地域ゲートボール選手権大会 |
| 6️⃣ 参加チーム募集 | 🍶 土佐の「おきゃく」プレオープンゲートボール大会2026 |
| 7️⃣ JGUからのお知らせ | 📅 年末年始のJGU事務局業務について |
| 9️⃣ バックナンバー | 過去のゲートボールNaviをご覧いただけます |
| 9️⃣ 次号予告 | ゲートボールNavi vol.15(2026年1月下旬配信予定) 特集🌏「全世界に広がるゲートボール」 |
1️⃣ 特集
誰もが一緒に楽しめるインクルーシブスポーツの可能性
障がい・国籍・年齢・性別を超えて、
誰もが分け隔てなく一緒に競技を楽しんでいる事例を紹介しながら、
インクルーシブスポーツとしてのゲートボールの可能性を探りました。
■ 障がいを超えて
東京ゲートボール連合
「聴覚障がい者も一緒に楽しめる環境づくり」
東京ゲートボール連合では、聴覚障がい者と健常者が共にプレーできる環境整備を進めています。
2022年に実施した「手話通訳者のためのゲートボール体験会」を皮切りに、さまざまな普及活動を展開してきました。
現在では、約50名の聴覚障がい者の会員が所属し、大会にも積極的に参加。健常者と同じフィールドで競技を楽しんでいます。
東京2025デフリンピックが開催された2025年、
東京ゲートボール連合が進めてきたインクルーシブスポーツとしての取り組みをご紹介します。
■ 国籍を超えて
新潟県ゲートボール連盟
「新潟華僑華人総会ゲートボール体験会」
新潟県ゲートボール連盟では、新潟華僑華人総会からの依頼を受け、ゲートボール体験会を開催しました。
参加された中国の方々からは、
「またゲートボールをしたい!」
「次は日本のチームと試合をしてみたい!」
といった嬉しい声が多く聞かれました。
■ 年齢・性別を超えて
福島県立西会津高等学校
「校内ゲートボール大会」
福島県立西会津高等学校では、毎年恒例の校内ゲートボール大会を開催。
今回は、生徒・保護者・教員がチームを編成し、地元の西会津ゲートボール協会が指導協力を行いました。
競技を通して、年齢・性別を超えた交流が生まれ、
地域と学校がつながる貴重な機会となりました。
▼西会津高校公式note掲載レポート(下の写真をクリック)
2️⃣ 全国大会結果
第14回全国高等学校ゲートボール選手権大会
北海道芽室高等学校が大逆転勝利で2回目の優勝!
2025年12月14日(日)、福島県会津若松市の「あいづドーム」で開催しました。
本大会は、同一校に所属する高校生による学校対抗で、通常5人制のゲートボールを、
3人制「リレーション – 3」で行う全国大会です。
全国から、初出場の三重県立上野高等学校、三重県立伊賀白鳳高等学校を含む10校が出場。
決勝戦は、前回優勝の三重高等学校と、同準優勝の北海道芽室高等学校による実力校対決。
最後まで勝敗の行方が分からない一進一退の攻防が続きました。
後半4巡目、芽室高がスライドタッチから相手3球をアウトボールにし流れを引き寄せると、
最終打者がスライドタッチからゴールポールへ近づき、スパーク打撃で上がりを決め、
10-10の同点内容勝ちという劇的な大逆転勝利で、2回目の優勝に輝きました。
▼今大会の詳細は、下の各項目をクリックしてご覧ください。
3️⃣ メディア情報
📺 開成学園ゲートボール部がテレビ番組で片寄涼太さんと共演!
前出の全国高等学校ゲートボール選手権大会にも出場した開成学園ゲートボール部(東京)が、日本テレビ系列の情報番組「シューイチ」に登場。
「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の片寄涼太さんとのゲートボール対決を通して、競技の魅力を若い世代に伝えました。
この模様は、SNSのX(旧Twitter)でも番組公式アカウントや片寄さんのスタッフ公式アカウントを通じて拡散され、若い世代にゲートボールの存在と面白さを知ってもらう貴重な機会となりました。
▼番組公式Xでの告知投稿は、約10万6000人に閲覧されました
4️⃣大学スポーツへの展開
山口県・至誠館大学でゲートボール体験授業を初実施
山口県萩市の至誠館大学で、県内大学として初めてとなるゲートボール体験授業が実施されました。
授業は10〜11月に全3回行われ、毎回約30名の1年生が参加。山口県ゲートボール協会普及部の指導者をはじめ、多くの方々が指導協力しました✨
体育館での基礎練習から、グラウンドでの実践、そして最終回には本格的なゲーム形式まで体験。
学生からは
「頭を使うスポーツで奥深い」
「またやりたい」
といった声も聞かれました。
▼体験授業の動画(日本ゲートボール連合公式YouTube)
立命館大学で4年連続のゲートボール体験授業
滋賀県の立命館大学びわこ・くさつキャンパスでは、今年もゲートボール体験授業が行われ、滋賀県ゲートボール連盟の皆さんが指導協力しました。
合わせ球、付け球、スライドタッチなど、より高度な技術にも挑戦🔥
3人対3人のミニゲームでは、「15点パーフェクトゲーム」が出るなど、初体験とは思えないプレーも見られました⚡
5️⃣ 地域大会結果
6️⃣ 参加チーム募集
🍶 土佐の「おきゃく」プレオープンゲートボール大会2026
📍2026年3月6日(金)・7日(土)/高知県高知市「高知県立春野総合運動公園」
高知の街が“宴会文化”で盛り上がるイベント「土佐の『おきゃく』2026」にあわせて開催される、高知県ゲートボール協会主催のオープン大会です。
ゲートボール好きはもちろん、イベントやお祭りが好きなチームにもおすすめ✨
全国からのエントリーをお待ちしています!
7️⃣ JGUからのお知らせ
📅 年末年始のJGU事務局業務について
日本ゲートボール連合(JGU)事務局は、下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
【休業期間】2025年12月26日(金)午後 ~ 2026年1月4日(日)
休業期間にFAX・メール等でいただいたお問い合わせにつきましては、年始より順次対応いたします。
ご不便をおかけいたしますが、あらかじめご了承ください。
来年も、ゲートボールを通じて地域の皆様に活力を届けられるよう努めてまいります。
どうぞ良いお年をお迎えください。
8️⃣ バックナンバー
過去のゲートボールNaviをご覧いただけます
ウェブマガジン「ゲートボールNavi」は、年1回の印刷版情報誌とあわせ、過去号も公開中です。
全国大会レポートや特集記事など、ゲートボールの魅力をまとめてご覧いただけます。
▶バックナンバー掲載ページはこちら
9️⃣ 次号予告
ゲートボールNavi vol.15(2026年1月下旬配信予定)
特集🌏「全世界に広がるゲートボール」
来年2026年は、4年に1度の世界ゲートボール選手権大会が開催される年。
2025年に各国・地域で行われた国際オープン大会の結果も交えながら、海外ゲートボールの最新動向をお届けします。
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