公益社団法人 日本ゲートボール協会

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公益社団法人 日本ゲートボール協会

ニュース

2026.01.20

JGU

福島県立医科大学で初のゲートボール体験会

ゲートボール愛好者の学生が主導し、企画・運営・指導までを担当

福島県立医科大学 駅前キャンパス(福島市)において、2025年度4月から12月にかけて、学内ゲートボール体験会が全5回開催されました。医学部・看護学部・保健科学部など、学部の垣根を越えて学生延べ約30名が参加しました。

 

本体験会は、幼少期からゲートボールに親しみ、全国大会への出場経験も持つ学生が中心となり、「ゲートボールの楽しさを同世代にも知ってもらいたい」と友人たちに呼びかけたことをきっかけに実現しました。
体験会を主導した学生たちは、2025年6月に福島市で開催された全国選抜ゲートボール大会において、大会運営に協力したメンバーでもあり、その経験を生かし、企画から当日の運営、指導までを自ら担当しました。

 

参加者の多くがゲートボール未経験であることを踏まえ、実施内容は学生自身が工夫を凝らして構成し、学生同士が教え合いながら進める形式で行われました。

福島市で開催した全国選抜ゲートボール大会の運営をサポートした同大学・保健科学部2年生の皆さん

学内施設を活用した工夫あるコート設営

会場には、学内1階の多目的ホールを使用。普段設置されているテーブルなどを端に寄せ、ビニールひもを用いて簡易コートを作成しました。ボールは屋内用ボールを使用しています。

 

ミニコートのサイズは、
・第1回〜第3回:6×8m
・第4回・第5回:9×12m
と段階的に拡大し、参加者の習熟度に応じた環境づくりが行われました。

体験会の実施内容(各回18:00〜20:00)

① スティックの持ち方の指導
参加者と対面しながら説明し、理解が難しい場合には1対1で横に並び、丁寧に指導を行いました。

 

② 打撃方法の指導
参加者を2人1組のペアに分け、各ペアにボールを2個ずつ配布。まっすぐ後ろに引き、まっすぐ振り下ろすことを意識した打撃の見本を示した後、第2ライン側と第4ライン側に分かれて、約10分間の打撃練習を行いました。

 

③ タッチ・スパーク打撃の説明と練習
タッチおよびスパーク打撃について説明した後、スパーク打撃の方法を指導し、約20分間の練習時間を設けました。

 

④ ミニゲーム
試合の流れを理解してもらうため、段階的にルールを設定したミニゲームを実施しました。

 

●ミニゲーム①
競技時間:10分
ボール数:先攻チーム(赤1番・赤3番)、後攻チーム(白2番・白4番)各2球
打順:赤1番 → 白2番 → 赤3番 → 白4番 → 赤1番に戻る
得点:ゲート通過1点、ゴールポールに当てて上がり2点
勝敗:10分経過後、白ボールの打撃終了時点で得点の多いチームが勝利
その他ルール:
 ・第1ゲートは通るまでスタート位置からやり直し可能
 ・ゲート通過、タッチ後はもう1回打撃可
 ・スパーク打撃は行わず、タッチしたボールは止まった位置にそのままとしました
 ・アウトボールあり

 

●ミニゲーム②
・競技時間・ボール数はミニゲーム①と同様
変更点
 ・第1ゲートは1回で通るまで必ずスタート位置からやり直し
 ・タッチ後、タッチしたボールはスパーク打撃により任意の場所へ送球可
※参加人数に応じてチーム人数を調整
※第3回以降の体験会ではミニゲーム②のみ実施
※第4回以降はコートサイズを拡大し、作戦性をより重視

 

さらに、第4回以降は以下のルールも追加しました。
・通過タッチ・タッチ通過を達成した場合、その後の打撃が2回可能
・スパーク打撃時に足からボールが離れない、または自球が足から外れた場合はアウトボール

 

体験会を主導した学生の声

今年度の体験会では、ゲートボールを初めてプレーする参加者が多くいました。最初は試合の流れをつかめず、点数を取ることに意識が向いてしまい、チームプレーにならない場面も多く見られました。しかし回数を重ねるにつれて、徐々に流れを理解し、チーム内で作戦を考えながらプレーするようになりました。
参加者からは「難しいけれど楽しい」「相手のボールにタッチしてコート外に出せたときや、ゲート通過、ゴールポールに当てられたときに達成感がある」「とてもスッキリする」といった感想が聞かれました。
普段は机と椅子が並ぶ講義室のような空間でも、工夫次第で楽しくゲートボールができることを、今回の体験会を通して実感しました。
来年度もこの活動を継続していきたいと考えています。

 

本記事で紹介した実施内容や学生の工夫、感想には、初心者向け体験会を実施する際のヒントが数多く含まれています。
ぜひ各地での普及活動の参考としていただき、一人でも多くの方にゲートボールの魅力を広めていただければ幸いです。

 

 

写真・記事協力:福島県ゲートボール協会

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