2018.06.15
JGU
千葉県八千代市の小学6年生200名がゲートボール体験
「集うスポーツ交流会」でゲートボール未経験の子どもたちがゲート通しに挑戦!
2018年6月7日(木)、千葉県の八千代市立八千代台東小学校で、同校と近くの大和田南小学校6年生の全生徒約200名がゲートボールを体験した。
子どもたちが様々なスポーツに触れることで、スポーツ本来の楽しさと、仲間と交流する楽しさを味わうことを目的とする「八千代市集うスポーツ交流会」として実施されたもので、今年度が3回目の開催。市内22校の小学6年生全員が9会場に分かれ、翌日8日(木)までの2日間に、ゲートボールのほか、ハンドボール、空手、インディアカなど様々なスポーツを楽しんだ。
八千代台東小学校会場では、ゲートボールとレクダンスが行われたが、この交流会にゲートボールが取り入れられたのは今回が初めて。八千代市では8年前にジュニアへのゲートボール普及を目的として、愛好者の皆さんで「八千代少年少女ゲートボールクラブ」を発足。以来、ゲートボール教室を市内4会場で月に約10日、定期的に開催している。その実績が、今回の交流会参加につながったのだ。
当日は、その八千代少年少女ゲートボールクラブと千葉県ゲートボール連盟から14名の指導者が参加。生徒たちは、校庭に設置した5コートに分かれ、指導者から打ち方などを教わりながらゲート通しに挑戦した。
最初は、なかなかゲートを通らなかった生徒たちも、打撃を繰り返すうちに徐々に通過に成功するようになり、「難しいけれど、やっているうちにゲートが通るようになって楽しい」などの声が聞かれた。
2校の生徒が一緒になって順番にゲート通しに挑戦
指導者のアドバイスに従って打撃方向を定める
大和田南小学校の田中一成校長からは「ゲートボール未経験の生徒たちがほとんどでしたが、初めてのスポーツを経験したことで視野が広がったのでは。また、ゲートボールは全世代でプレーできるので、ふだん接する機会が少ない地域の高齢者の皆さんと交流できるのも魅力ですね。学校のクラブ活動にも適しているのではと感じました」との言葉をいただいた。
八千代少年少女ゲートボールクラブの指導者として参加した佐藤養治さんは、「今回の交流会をきっかけとして、定期的に実施しているゲートボール教室に参加してくれる子どもが1人でも増えたらと願っています」と、今後に期待を寄せている。
生徒たちは校庭に設置した5コートに分かれ、半日ほどゲートボールに親しんだ
指導者として協力した八千代少年少女ゲートボールクラブと千葉県ゲートボール連盟の皆さん