公益社団法人 日本ゲートボール協会

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公益社団法人 日本ゲートボール協会

ニュース

2017.03.18

JGU

2016年度JGU全国ゲートボール指導者研修会を開催

 公益財団法人日本ゲートボール連合(JGU)は、「2016年度JGU全国ゲートボール指導者研修会」を2017年3月6日(月)・7日(火)の2日間にわたり、東京都港区の品川プリンスホテルで開催した。
 本研修会は、全国のゲートボール指導者に普及に必要な知識や情勢等を習得していただくことで活動促進を図るとともに、組織全体が一丸となって今後の普及活動を推進できる強固なネットワークを構築することを目的に開催している。今回の研修会には、各都道府県ゲートボール団体から54名の指導者が参加した。

 1日日は「ホスピタリティとは何か」と題した講演からはじまった。「ホスピタリティ」とは、「おもてなし」の意味であり、接客・接遇の場面で使われることが多いが、ゲートボールでも、新しく競技をはじめる人を出迎える機会などにホスピタリティを発揮することでお互いの信頼を強め、ゲートボールの価値を高めていくことができることから、本講演を行った。
 NPO法人日本ホスピタリティ推進協会 特任講師の久保亮吾 氏が講師を務めた本講演では、参加者によるゲームなどを通してホスピタリティの大切さを学ぶとともに、ホスピタリティには新しいゲートボールファンを獲得する可能性があることが強調された。

講師を務めた久保亮吾氏は、ホテルの現場などを経て、ホテル業界の専門人財会社・株式会社リクラボを設立し、新卒社員から総支配人までホテル業界の人財コンサルタントとしてサポートしている

 次に、参加者によるグループワーキング形式の研修「ゲートボール活動拠点の拡充」を行った。JGUでは、2014年度から公認指導者による普及活動への用具支援を開始し、2016年度からは地域におけるゲートボールの活動拠点の拡充を図ることを目標として、引き続き用具支援を行っている。
 そこで、グループワーキングでは、54名の参加者を7グループに分け、次の2テーマについて討議した。
(1)未実施の加盟団体は、どのようにして活用するか?
(2)実施済の加盟団体は、今後どのように波及・発展していくか?
 最後にグループごとにまとめた内容が各代表者から発表されたが、様々な意見・アイデアに、参加者たちは真剣に耳を傾けていた。

 2日目は、国体の公開競技となり、次に正式種目を目指すにあたり、より一層アンチ・ドーピングに努めていく必要があることから、「アンチ・ドーピングの基本について」と題した講演を、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構 協力講師 加藤智子 氏を講師として行った。
 講演では、ドーピング規則違反が発覚してメダルが剥奪されたエピソードなど様々な事例が紹介され、ドーピングはスポーツの魅力や価値を損なう行為であり、競技者がアンチ・ドーピングに努めることの重要性が語られた。

講師を務めた加藤智子氏は、ウエイトリフティングの元日本代表選手で、2016年のリオ五輪に国際審判員として参加。現在は、公益社団法人日本ウエイトリフティング協会のアンチ・ドーピング委員長として、競技者や父兄等を対象としたアドバイスを行っている

 最後に、JGUからの伝達事項として「2017年度の普及推進事業」の説明を行い、今回の研修会を終了した。
 研修会後、参加者からは「ホスピタリティ精神を発揮してライバルスポーツに負けないようにゲートボールを盛り上げていきたい」「参考になる講演を拝聴し、他の地域の指導者と情報交換することで、普及への意欲を新たなものにすることができた」という声が多く聞かれた。

※今回の2016年度JGU全国ゲートボール指導者研修会は、日本財団の助成を受けて開催しました。

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