「ワールドゲームズフォーラム2017」（主催：特定非営利活動法人 日本ワールドゲームズ協会／略称：JWGA　会長：小野清子）が2017（平成29）年３月８日（水）、東京都港区の日本財団ビルにて開催された。
　ワールドゲームズは、「第２のオリンピック」とも言われる国際総合競技大会で、国際ワールドゲームズ協会（IWGA）の主催で４年に一度、夏季オリンピック・パラリンピック競技大会の翌年に開催されており、今夏（７/20〜30）、第10回大会がポーランド共和国のヴロツワフ市で開催される。
　日本ゲートボール連合は、JWGAに準加盟しており、2001年に秋田県で開催された第６回大会では公開競技としてゲートボールが実施され、日本チームが優勝している。
　フォーラム当日は、JWGA会員団体をはじめ、スポーツ庁等の行政機関、マスコミ、関係企業から約170名が集まり、鈴木大地スポーツ庁長官の特別講演のほか、ワールドゲームズ出場選手を交えたパネルディスカッションなどが行われ、参加者たちは熱心に聞いていた。

特別講演をする鈴木大地スポーツ庁長官

　フォーラムのまとめとして、「ワールドゲームズ2017宣言」と題した宣言文が、渡邉一利JWGA執行理事とともに、今夏のワールドゲームズ大会に出場予定である空手道の植草歩選手と染谷香予選手から発表された。

宣言文の発表：左から、渡邉一利JWGA執行理事、染谷香予選手、植草歩選手

〈ワールドゲームズ参加競技〉
ビリヤード、ボウリング、フライングディスク、相撲など現在37競技あり、過去には、バドミントン、野球、テコンドー、トライアスロンなど８競技がオリンピックに採用され、2020年の東京オリンピックでも、サーフィン、スポーツクライミング、スケートボード、野球／ソフトボールの５競技が追加採用された。

※写真は日本ワールドゲームズ協会より