2017.03.07
JGU
平成28年度 加盟団体マネジメントセミナーを開催
都道府県ゲートボール団体の事務担当者が情報共有を図る!
(公財)日本ゲートボール連合(JGU)は「平成28年度加盟団体マネジメントセミナー」を2017(平成28)年3月2日(木)・3日(金)の2日間にわたり、東京都港区の品川プリンスホテルで開催した。
本セミナーは、JGUに加盟している都道府県ゲートボール団体との事務や運営の合理化を目指すとともに情報共有も視野に入れて毎年行っているもので、今回は各都道府県ゲートボール団体の事務業務を担当している65名が参加した。
開式のあいさつをするJGU・中西由郎専務理事
1日目は、開会のあいさつに続き、「ハラスメントの防止とコミュニケーションの重要性」と題した講演を、人事コンサルタント・特定社会保険労務士などの肩書を持ち、メンタルヘルスなどのコンサルティングを行っている坂本直紀氏を講師として行った。
講演では、最初に「セクハラ(性的な嫌がらせ)」や「パワハラ(組織での権力を利用した嫌がらせやいじめ)」はメンタルヘルス不調の原因になり、最悪の場合は自殺のリスクまであることが説明された。そして、それらは職場に限らず、ゲートボール競技でも起こり得ることで、ハラスメントが原因で人間関係が悪化し、競技人口の減少につながる懸念があることが指摘された。 その上で、ハラスメントを防止するには、良好なコミュニケーションを図るための「4つの原則」(名前を言う、あいさつする、ほめる、感謝する)が重要であり、その4原則を当たり前のように行っていくことが、競技人口減少の歯止めにつながると強調された。
終了後、参加者からは「日ごろの自分の態度を振り返る良い機会になった」「今後は、4原則を意識して実行していきたい」などの声が聞かれるなど、実のある講演となった。
講師を務めた坂本直紀社会保険労務士法人代表の坂本直紀氏
2日目は、JGUから各課の業務についての業務説明を行い、2日間にわたるセミナーを終了した。
※今回の平成28年度 加盟団体マネジメントセミナーは、日本財団の助成を受けて開催しました。