公益社団法人 日本ゲートボール協会

  • facebook
  • twitter
  • youtube
  • instagram
  • LINE

公益社団法人 日本ゲートボール協会

ニュース

2016.03.22

JGU

平成27年度JGU全国ゲートボール指導者研修会を開催

 公益財団法人日本ゲートボール連合(JGU)は、「平成27年度JGU全国ゲートボール指導者研修会」を2016年3月14日(月)・15日(火)の2日間にわたり、東京都港区の品川プリンスホテルで開催した。

 

 

 

 本研修会は、全国の指導者の資質向上を目指してゲートボールの普及を図るために毎年開催しているもので、今回は各都道府県加盟団体から58名の指導者が参加した。

 30代の指導者3名のほか、女性指導者が多く見られた今回の研修会は、今年度から国体の公開競技となり、いっそうアンチ・ドーピングに努めていく必要があることから、「アンチ・ドーピング研修会~真のチャンピオンを目指して~」と題した講演からスタート。公益財団法人日本ラグビーフットボール協会 アンチ・ドーピング委員会委員の小倉昌則 氏が講師を務めた講演では、アンチ・ドーピング理念や日常生活における注意点について、参加者への質問を交えながら説明された。そして、最後に、IOC前会長のジャック・ロゲ氏の言葉「スポーツの価値は、勝者になることより真のチャンピオンになることが優先され、ゴールテープを一番先に切ることよりも尊敬される行動を自ら取ることが優先される」を引用しながら、「ドーピング」はアスリートとして尊敬されることか、いまいちど自分に問うてほしいと訴えた。

講師を務めた小倉昌則 氏

 次に、各都道府県での普及活動について意見交換をするグループ討議形式の研修「魅力あるゲートボールを目指して」を行った。研修は、参加者を男性3・女性2の計5グループに分け、「各世代への普及活動」「魅力あるゲートボールへの取り組み(マナー・遊具・バリエーション等)」「指導者としての組織等への要望」の3テーマについて討議した。最後にグループごとに取りまとめた内容を各代表者から発表されたが、様々な意見・アイデアに、参加者たちは真剣に耳を傾けていた。

グループで取りまとめた内容を発表する若手指導者

 

 

 2日目は、最近では、スポーツ中のケガ・事故に対して指導者や団体まで責任を問われるケースが増えており、今後は指導者のリスクマネジメントについて真剣に考えていく必要があることから「スポーツ指導者におけるリスクマネジメント」と題した講演を、REGISTA有限責任事業組合 代表の谷塚 哲 氏を講師として行った。講演では、スポーツ中にケガや事故が起きた場合の対応方法や責任の所在について説明され、最後に「指導者が責任を問われるケースは実際はごく稀であるが、万一のリスクを想定して“安心・安全”の指導を行ってほしい」と参加者にエールを送り、講演を終了した。

講師を務めた谷塚 哲 氏

 

 

 最後に、JGUからの伝達事項として「公認スポーツ指導者養成事業」の説明を行い、今回の研修会を終了した。

 研修後、参加者からは「他地域の指導者と情報交換することで、普及への意欲を新たなものにすることができた」「なおいっそう普及指導に励んでいきたい」という声が多く聞かれた。

 

 

※今回の平成27年度JGU全国ゲートボール指導者研修会は、日本財団の助成を受けて開催しました。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION
  • JAPAN SPORT COUNCIL
  • GROWING 全てのスポーツにエールを
  • 公益財団法人 スポーツ安全協会

  • 公益財団法人 日本体育協会
  • 公益財団法人 日本レクリエーション協会 Rec-Online
  • JADA 公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構 Japan Anti-Doping Agency
  • 新たに日本ワールドゲームズ協会(JWGA)
  • SPORT FOR TOMORROW