2016.11.07
JGU
ハンセン病療養施設でゲートボール体験教室
去る2016(平成28)年11月3日(木・文化の日)に、東京都東村山市にある国立ハンセン病療養施設「多磨全生園」の広場(全生学園跡地)でゲートボール体験教室が開催された。
これは、同施設に併設された国立ハンセン病資料館の2016年度秋季企画展「生きるための熱―スポーツにかける入所者たち―」の付帯事業として、「あなたもゲートボールデビュー」と銘打って開催されたもの。
当日は、同療養所が毎年開催している「全生園祭り」も開催されており、好天にも恵まれたことから、約200人(延べ)の人たちがゲートボールを体験した。
参加者たちは、親子連れが多く、小さな子どもと一緒にビンゴボードやカーリングシートで遊び、ちびっ子たちの元気な声が響くにぎやかな1日となった。
また、ゲートボール用具に見立てた幼児用の安全遊具には小さなちびっ子たちが順番待ちする光景や、なかなか帰ろうとしない子どもに手を焼いているお母さんの姿も見られたほか、親御さんからは「次はいつやるんですか?」といった声が聞かれた。
今回は、NPO法人東京ゲートボール連合のスタッフにお手伝いいただいたほか、スティック等の用具も同連合からお借りした。
当イベントをお手伝いいただいたNPO法人東京ゲートボール連合のスタッフの皆さん