『生きるための熱ースポーツにかける入所者たちー』と題された企画展が、2016年10月１日（土）～12月27日（火）に、東京都東村山市の「国立ハンセン病資料館展示室」で開催されます。
　ハンセン病療養所では、入所者の間でスポーツが盛んでした。中でも、ゲートボールは、1970年代後半から、全国のすべてのハンセン病療養所で盛んになりました。入所者には、限られた療養所生活の中で生きがいが必要であり、スポーツはまさに生きるためになくてはならないものだったのです。本企画展では、療養所で行われたスポーツの足跡などが展示され、入居者がスポーツに向けた“生きるための熱”を感じることができます。
　ゲートボール関連では、鹿児島県のハンセン病療養所・星塚敬愛園に所属していたチームがJGU主催全国大会で1986年と翌87年に２回優勝（星塚男子連合、星塚大朋）という輝かしい成績を残していますが、当時の星塚敬愛園で使用されていたスティックやユニホームなどが展示されています。ぜひ足をお運びください。
　詳細は、下記の国立ハンセン病資料館展示室のホームページや、企画展のチラシをご覧ください。
http://www.hansen-dis.jp/02exb/exhibition